30歳女性。会社員。
22歳で、出産しました。
しかし、すぐに夫の不倫で離婚し、子どもが小さいときから、母子家庭。
平日は、フルタイムで働いていて、子どもは甘えん坊の男の子です。
毎日、忙しい日々ながらも、「子どもとの時間を大切に」を基準に、楽しく生活中。
見出し
離婚でめんどくさいと感じたこと1.手続きに時間がかかる
まず、離婚が決まったときは、役所で手続きをしなくてはなりません。
男性は苗字が変わるわけではないので、すぐ終わりますが、女性は違います。
苗字を旧姓に戻す場合、いろいろな物の苗字も、変えなければなりません。
免許証、保険証、通帳など。
役所に着くと、「次は何番の窓口に行ってください」、「戻ってきてください」の繰り返しです。
子どもがいる場合は、子どものほうの手続きも、しなければなりません。
「離婚して、これから大変だな」
そう思っているところで、この手続きなので、結構苦痛でした。
離婚でめんどくさいと感じたこと2.公正証書をつくるまで
離婚するにあたり、公正証書をつくる方もいると思います。
私は、養育費未払い防止のためにつくりました。
「離婚するのが決まってから、養育費はいくらにするのか」
「ほかの財産は、どう分けるのか」
離婚をするにあたり、これらを決めなくてはなりません。
そして、家庭裁判所にふたりで、内容を確認しに行かなければならないのです。
離婚が決まってるのに、あまり一緒にいたくなかった私。
「でも、子どもの養育費のため」、そう思い、我慢しました。
ですが、夫がちゃんとした職に就いていなくて、会社から給料をもらっていなければ、公正証書をつくっても、あまり意味がありません。
お金がないとこからは、取れないそうです。
離婚でめんどくさいと感じたこと3.姑問題
離婚が決まり、とくにめんどくさいのが姑です。
姑は、自分の息子が原因で離婚をしても、おかまいなし。
「どんなことでも許せなかったの? 子どももいるのに? 私は、孫に会えなくなるの?」と言ってきます。
「嫁に、裏切られた」
そう思っていた私の姑は、私に対し、このようなことを言ってきたのです。
「孫が産まれるときに、チャイルドシートや子ども服を買ってあげたのに」
「もう、孫に会えないなんて。家を出てくなんて、裏切りだ」と。
ちなみに、うちの姑は離婚して、再婚しています。
私たち夫婦に子どもができ、結婚するとなったときに、元旦那(夫の父親)とやり直そうとしていたようです。
離婚してるのに、家で集まって、ご飯食べるときは、夫の両親がそろっていました。
泊まって行くこともあって、同じ部屋で寝ているのです。
おたがい、再婚しているのに。
そして、私たち夫婦が離婚することになると、その話もこじれてしまったようで……。
「孫もいないなら」と言われ、恨まれることになりました。
離婚して、落ち着いてから、養育費未払いだったため、姑と会うことになります。
会うと、息子の新しい彼女のことを言い出したのです。
「もう、うちには可愛い娘がいるから。養育費なんて知らない」と。
でもその後、その可愛い新しい彼女は、気が強い姑とは、気が合わなくなったようで……。
そして、姑もその彼女が気に入らなくなり、元旦那に「別れなさい」と、ずっと言っていたようです。
そして、その後、突然「孫に会いたい」と言ってきました。
また、「養育費も払う」とも言ってきたのです。
一応祖母ですが、「祖母ということは、子どもに言わない」という約束をした私。
養育費をもらうため、元旦那には会わないで、たまに会わせることにしたのです。
少しすると、旅行に連れて行ってくれたり、物を買ってくれたりと、子どもにいいようにしてくれました。
子どもも、少し懐くようになっていましたね。
「○○さん(私)と孫がいなくなってから、精神安定剤を飲むようになり、眠剤も飲んでるの」
そのように言っていた姑。
しかし、それ以降、夜になると、毎日お酒を飲みながら、同じ話をしてくるように。
そして、「戻ってきて欲しい」という話をされたのです。
姑は、精神安定剤を飲んでいて、寝る前には眠剤を飲むので、飲んだらどこでも眠ってしまう状態。
昔から、人格が結構変わる人でしたが、当時は、自分だけだったので、対応できていたのです。
ですが、今は子どもがいるので、会うのを少し控えていた私。
すると、そのうち元旦那が再婚したようで、連絡がぴたりと途絶えました。
また、「私に、新しい可愛い娘ができたの~」と、周りに言ってることでしょう。
離婚でめんどくさいと感じたこと4.周りの反応
「旦那さん、なにしてる人~?」、「旦那さんに、子ども見てもらえるの~?」
離婚したことを知らない人が、このようなことを言ってくることがあります。
そして、「いや、離婚してるんだよね」と言うと、こう言うのです。
「あ。ごめん」、「えー、そーだったんだ。知らなかった~」と。
母子家庭でも、全然問題ないのに、その反応がちょっとめんどくさいです。
離婚でめんどくさいと感じたこと5.元旦那との関係
最初はたまに、子どもと会わせたりしていました。
でも、離婚したのがまだ小さいときだったので、父親の認識がなく、会っても「おじさん」と言って、会わせていた私。
しかし、そのうちおじさんから、名前で呼ぶようになってきました。
子どもは、元夫に似ているので、周りの人に「そっくりだね~」と、言われることがあります。
そこで気分よくなったのか、「そーでしょ~。さすが親子」とか、調子のいいことをいうのです。
「父親であることを言わないこと」
そう約束して、会わせていたのに、遠回しに、わかるように言いだした元夫。
なので、それ以来、子どもと合わせる回数を減らしました。
まとめ
今では、養育費をもらうこともあきらめた私。
なぜなら、「養育費をもらわないで、関係をなくせるなら、そのほうが子どものためでは?」と、考えるようになったからです。
それに、親子二人でも、なんのストレスもなく、生活できていますからね。
きっと、どこかで会っても、「知らない人」となるでしょう。
それでも、父親の存在を知りたくなったときには、またいろいろと、考えなくてはなりません。