32歳、女性。結婚後は専業主婦に。
性格は、どちらかといえば穏やかなほうだと思っているが、他人の因果応報を見るとざまあみろという気持ちは持ってしまう。
趣味は読書。暖房のきいた部屋でぬくぬくしながら本を読むのが好き。
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「ざまあみろ」と感じたエピソード1.いじめの首謀者が志望校に落ちた
中学生のころ、私は少し荒れた学校に通っていました。
大部分の生徒はまじめで、一部の生徒のせいで、授業が立ち行かなくなることがあるという荒れかたの学校です。
そんな雰囲気のなかでは、当然のようにいじめがありました。
女子のいじめは、陰湿だと言います。
私のクラスでも、リーダー的な女子が中心になって、おとなしい女子をいじめていたんです。
暴力などはなかったようですが、物を隠したり、聞こえるように陰口を言ったりしていました。
合唱コンクールの練習中に、声が出ていないからと、寒い中校庭で歌わせたりといった嫌がらせをしていました。
私は、クラスのなかでは地味めのグループにいました。
クラスの副委員長でしたし、勉強ができたことで、先生からもかわいがられていました。
それもあって、いじめの現場を見かければ止めていましたし、先生や親と対応を相談したりもしていたんです。
いじめ首謀者にとっては、それがおもしろくなかったのでしょう。
目が合えばにらみつけてきましたし、私のクセっ毛を笑ったりと、地味な嫌がらせをしてきたこともありました。
そんないじめ首謀者は、自宅から近い進学校への入学を熱望していたようで、毎日のように塾へ通っていました。
休み時間も参考書とにらめっこをしていたほどです。
そのうち、受験が近くなったころには、内申を気にしたのか、いじめもやめました。
しかし、結果は不合格で、いじめられていた子のほうが、彼女の志望校に合格してしまったんです。
因果応報というか、なんというか、正直に「ざまーみろ!」としか思えませんでした。
「ざまあみろ」と感じたエピソード2.別れた男が、結婚後げっそりしていた
学生のころ、バイト先の先輩と付き合っていたことがあります。
私は結婚も意識していましたし、彼のほうもそんな言動を取っていたんです。
しかしある日、彼がバイトの後輩と浮気していることがわかり、別れることになりました。
別れたあとも、私は彼のことを好きでしたし、復縁を望んだこともあります。
でも、彼はそんな私をストーカー扱いしたり、かなりひどい態度を取られ、すっかり嫌いになりました。
数年たって、たまたま街中で彼のことをみかけました。
風のうわさで、彼が結婚したことだけは聞いていました。
だけど、彼は信じられないほど老け込んでいました。
今風だったファッションは、くたびれたスーツにかわり、ずいぶんと痩せていました。
心なしか、髪の毛まで薄いように見えて、そのかわり様に驚いてしまったほどです。
共通の知り合いに聞いたところ、どうやら結婚してから奥さんに財布を握られているとのこと。
おまけに、一回の浮気がばれたこともあって、頭が上がらなくなっているのだそうです。
浮気グセはなおらないとは言います。
私ともあれだけもめたというのに、まだそんなことをやっていたのかと、呆れました。
それまでの、彼の行動の報いだと思うと、「ざまあみろ」と思わざるを得ませんでした。
「ざまあみろ」と感じたエピソード3.私をバカにしていた従姉が離婚した
私の母には2人の姉がいて、それぞれに娘がいます。
私にとって従姉となるわけですが、少し年が離れています。
幼いころは、よく遊んでもらったものの、大人になってからは会う機会も、そんなには多くなかったんです。
しかし、母の長姉の娘は、自分が結婚してから様子が変わってしまいました。
玉の輿ともいえる結婚をしたせいか、やたらと私にも結婚をすすめるようになってきたんです。
そのころ私は、現在の夫と遠距離恋愛の最中で、結婚のめどはたっていませんでした。
もちろん「私がとても幸せだから、結婚って良いものだよ」と話してくれるのなら良かったんです。
だけど、その従姉の話しぶりは、自分がいかに幸せかをアピールするんです。
結婚適齢期だというのに、その予定がない私をバカにするものでした。
私もとくに反論はしませんでしたが、内心かなりイラついていたんです。
そんな従姉が離婚したのが、結婚してからたった3年後のこと。
子どもができなかったことと、性格の不一致がその大きな原因だったようです。
その話を聞いたときは、伯母には悪いなと感じつつ「ざまあみろ」と、いう気持ちを抑えることができませんでした。
まとめ
人の不幸は蜜の味とはいいます。
自分にとって嫌な存在が、少しばかり不幸な目に合っていると、「ざまあみろ」という気持ちになってしまうものです。
ただ、他人に嫌な思いをさせれば、それが自分へ返ってくることを、忘れずに生きて行こうと思っています。