47歳女性、パート勤務。
現在高校2年生になる娘と旦那の、3人家族で暮らしています。
「自分が誘われなかった飲み会があるのでは?」と、職場で疑心暗鬼になる毎日。
「それならば!」と、自ら飲み会を企画し、パート仲間との親睦を深める日々を過ごしています。
ママ友から無視されたエピソード1.公園デビューで馴染めなかった私
公園デビューというのは、本当に緊張するものですね。
娘が2歳のころに、公園デビューしました。
滑り台と砂場とブランコだけの、小さな公園です。
その公園には、もともと仲がいい親子のグループが、いつも遊びにきていました。
私は、知らない人の輪に、積極的に入ることができない性格です。
そして、娘も同じように、人見知りする性格でした。
娘は公園に遊びに行っても、いつも一人で、黙々とお砂場で遊ぶことが多かったですね。
その公園には、娘と同じ年齢の女の子Aちゃんが、よく遊びにきていました。
Aちゃんは、とっても面倒見のよい女の子です。
嬉しいことに、いつも私の娘にも「一緒に遊ぼう!」って声をかけてくれます。
ここで一緒に遊んで、仲間に入れれば良かったのですが、娘は人見知り激しいので、いつも首を横に振ってばかり。
私はいつも、「Aちゃんが声をかけてくれるのに、悪いな」と思っていました。
「いつもAちゃんが誘ってくれるのに、うちの娘が一緒に遊べなくて、ごめんね」と、Aちゃんのママに謝った私。
その後も、たびたびその公園で、Aちゃんと一緒になりました。
でも、ママに挨拶しても、なんかそっけない感じなんですよね。
いつも怖い顔をしていて、ぶっきらぼうな感じ。
こちらからなにか話しかけても、愛想ない返事だけで、あまり話が弾まないことが多かったです。
私はAちゃんのママのことを、「なんかちょっと怖いお母さんだな」って思って、苦手意識を持っていました。
「多分、私たち親子のことをあまりよく思っていないのかな?」と、思いましたね。
午前中に公園に遊びに行くと、11時ぐらいに、子どもたちのおやつタイムがあります。
最初のころは、「おやつ一緒にどう?」と、私も声をかけてもらっていたのですが、なんか自然に、声がかからないように。
みんなは集まって、ベンチでおやつを楽しそうに食べていて、私たち親子だけが、ポツンと砂場にいるのです。
かなり孤独感があり、寂しかったですね。
家に帰っても、なんだか気持ちが落ち込んだままでした。
何年か経って、Aちゃんとは小学校で同じクラスになり、保護者会でお母さんとも再会。
おたがいに覚えていて、「小さいころ、あの公園で一緒に遊んでたよね」なんて、声をかけ合いました。
とっても明るい、気さくな印象のお母さんになっていた、Aちゃんのママ。
「実は公園で遊んでいたころ、Aちゃんのママのことを『ちょっと怖い人だな』って思っていたんだよ」っていう話をしたのです。
すると、Aちゃんのママはこう言いました。
「そのころ、二人目がおなかにいたときかもしれないね。つわりがきつくて、毎日辛かったから」と。
さらに、「そのころは、旦那さんともいろいろとあったから、顔に出てたのかも~」と笑って言います。
「そうなんだ~。嫌われていたわけではなかったんだ」と、ホッとしましたね。
「ママ友のグループから、無視された!」
そのように思っていたのですが、被害妄想というか、自分で勘違いしていただけだったかもしれません。
ママ友から無視されたエピソード2.幼稚園のお遊び会を断った私
年中さんから、娘を幼稚園に入園させました。
最初は、人見知りの娘が幼稚園になじめるか、とても心配だった私。
しかし、意外と子どものほうは、年中さんのクラスにうまく馴染んでいきました。
保護者会で出会ったクラスのお母さん方は、とても明るくて、パワフル。
「ママ友とも、仲よくやれそうだな」と思いました。
クラスには、お遊び会などのイベントをよく企画する、ボスママがいます。
午前で終わる水曜日の午後に、お遊び会がよくありました。
幼稚園に、こどもをお迎えに行き、ランチを食べたあと、公園で遊ぶのです。
「来週の水曜に、お遊び会をやるのだけど、良かったらこない?」
ボスママから、お遊び会のお誘いをもらったときは、嬉しかったですね。
即、OKのメールを返しました。
するとボスママから、こう言われたのです。
「今回のお遊び会はAちゃんと、Bちゃんと……、このメンバーしか誘ってないから、それ以外のメンバーには内緒にしてね」と。
その際、「ボスママから誘われる、メンバーに入れてもらった!」と嬉しく思いました。
そのままなにも考えずに、遊び会に参加すれば良かったのです。
ですが、なんか気持ちがスッキリしません。
「あの子は誘う、あの子は誘わない、そういうのは好きじゃない」
妙な正義感が沸いて出て、一回OKした返事のあとに、「やっぱり、お遊び会に参加するの、やめとくわ~」とメールで返しました。
ちょっと気まずい断り方だったので、後日、幼稚園のお迎えでボスママに会ったときに、声をかけたのです。
「この前は、お遊び会誘ってもらったのにごめんね」と。
「別にいいよ~」と返事はしてくれたものの、ボスママの顔はこわばっていましたね。
案の定、その後のお遊び会のお誘いは、一切ありませんでした。
幼稚園でお迎えのときに、ボスママと会っても、見て見ないふり。
クラスが変わるまで、ずっと同じ感じで、そのたびに心がザワザワして、いい気持ちはしなかったです。
ボスママの子は、男の子。
なので、娘がクラスで無視されるとか、仲間外れにされるということは、ありませんでした。
親のほうも、私がボスママに無視されただけで、ほかのママ友から無視されることはなかったです。
「誰を誘う?」「誘わない?」なんて、よくある話ですよね。
年中さんから入った私に、気を使ってくれて、誘ってくれたのだと思います。
「自分がもう少しうまく対応すれば、こんな気まずくならなかったのに」と、後悔しました。
その子とは、小学校で、別々の小学校になるのが分かっていた私。
なので、無視されることは、それほど深刻に受け止めないようにしていましたね。
まとめ
ママ友との関係は、本当に気を使いますね。
大人だけの問題では、済まされませんから。
「自分が、ママ友と上手くいかないことで、子どもが仲間外れにされるのでは?」
それを考えると、いつも辛かったです。
こどもが卒園、卒業したら、ママ友との付き合いも終わります。
「一時のこと」と思って、気を楽にして考えましょう!