26歳、男。
フリーランスのウェブライターで、生計を立てています。
必死に努力したうえでの交際経験はありつつも、告白されたことは一度もありません。
おなさけで呼ばれる飲み会や合コンも、いじられ役や笑いのネタにされる始末。
趣味は、カラオケとゲーム
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ブスすぎて損したエピソード1.なにを言っても、「おもしろくない」と言われる
顔は、第一印象を大きく左右するポイントですよね。
印象だけでなく、その後の行動や言動にも、問題が付きまとうこともあります。
ブスだと、せっかくおもしろいことを思いついても、相手にしてもらえないこともあるのです。
友人に誘ってもらえた飲み会で、みんなが楽しそうに会話しているところに、混ざろうと思った私。
なので、「一生懸命、思いつく限り、おもしろい発言をしよう」と思いました。
しかし、どんな発言をしても、「おもしろくない」とキッパリ言われてしまう始末。
「はいはい」と流されてしまうことが、ほとんどでした。
そのとき、とても惨めな思いをしたのを覚えています。
トイレに席を立ったあと、席に戻ろうとした際に、聞きたくもない会話が聞こえてきました。
「あいつは、本当におもしろくない」「顔と発言が合っていない」
私は泣きながらそっと、家に帰ることにしたのです。
家に着いてからも、誰からも連絡がなく、「いてもいなくても、いい存在なんだな」と悲しくなりましたね。
あとあと、会計を支払おうとした際、誘ってくれた友人から、こうアドバイスをもらいました。
「もう少し場の空気を読んでみては」と。
思い返してみると、私は自分が目立とうと、躍起になりすぎていたようなのです。
それ以降、自分だけが前に出ようとせず、「人の話をしっかりと聞く」、「人に合わせた発言をする」、この二つを心がけてみました。
すると、前よりも風当たりはよくなったように思えたのです。
ただブサイクというだけで、自分が発した発言に文句を言われる経験は多くありました。
ブスすぎて損したエピソード2.悪い意味で注目を集めやすい
ブサイクということは、ある意味、顔が印象的であるということを思いしった私。
大学生時代、講義中に、教授の質問に対して、うまく受け答えができなかったことがありました。
客観的に見ても些細なミスでしたが、周りの学生にとっては、「ブサイクが人前で恥をかいた」と頭に残ったようで……。
その授業以降、講義室に入ると指を指して、「この間、ミスしたブサイクな人だ」と、笑う人も出てくるようになりました。
それが嫌だった私は、できるだけ関わらないよう遠めの席に座り、やり過ごすことにしたのです。
日数が経つにつれ、笑われることもなくなり、安心して講義を受けられるようになりました。
また、学食で一人で食事をしているときや、授業の空き時間の暇をつぶしている最中でもそうです。
ブサイクというだけで笑われたり、影口を叩かれたりしました。
私は、できるだけ他人の目を気にしないよう努め、読書やゲームなど自分の趣味に没頭して、時間を潰すことに。
「できるだけ、自分の好きなことで時間を潰そう」と考えたのです。
暇をつぶしていたり、食事する時間がブサイクというだけで、こんなにも辛くなるとは思っていませんでしたね。
できるだけ、人の視線を意識しないようにすると、気が楽になります。
ブスすぎて損したエピソード3.女性と仲よくなりにくい
容姿が悪いと、異性受けも悪くなりやすいようで、なかなか異性の友人ができないという悩みもあります。
きっかけがつくりにくいのです。
せっかくの学生生活なので、「異性とも仲よくしたい」という考えがとても強かった私。
しかし、皆、「美形と仲のよいことがステータスになる」という考えがどこかにあったようで、相手にしてもらえないことが多かったです。
とくにひどかったのが、逆ナンパにあったとき。
同性の友人数人と行動していたのですが、女性グループに声をかけられ、「どこかに遊びに行こう」ということになったのです。
私は、「異性と仲よくなれるチャンスだ」と感じ、緊張するのと同時に、期待で胸が高まりました。
しかし、女性グループのひとりから、「君はいらない」と言われてしまったのです。
友人にも「残念だけど、ここで解散にしよう」と言われ、私は呆然と、街に取り残されてしまいました。
とても悔しかったのを覚えています。
これを機に、女性との会話や気遣いなどを猛勉強。
異性との交際経験はできましたが、依然として、女性から告白された経験はないままです。
ブスすぎて損したエピソード4.性格を決められやすい
ブサイクというだけで、はじめて出会った人に性格を決めつけられていたこともあります。
どうしても、いい印象を持たれません。
大学で知り合った人たちの大半が、私を見て、暗い人だと感じたようです。
「顔が性格のイメージまで変えてしまう」と、考えると怖いですよね。
異性からのイメージはやはり、同性よりよくないパターンがほとんどでした。
なかには顔のイメージから根拠のない悪い噂を流す人もおり、私を避ける人もいたほどです。
学生生活を送るうえで、少しづつ誤解は解けていきました。
ですが、「いまだに、そのような人が身の周りにいるのではないか」と、怖くなるときがあります。
まとめ
ブサイクというだけで、日常生活や恋愛に支障をきたすことは多々ありました。
しかし、自分の力で変えられることもあります。
ブサイクという以外にも、悪いことが起きる原因を考え、解決に向かって努力するといいでしょう。