29歳女性。
都内で、小売業の販売員として働いている。
アウトドアスポーツなどが趣味で、休日には外に出かけることが多い。
自分が活発な性格だから、好きになる相手は落ち着いた大人屋、インドア派の知的な男性に偏りがち。
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ほかのカップルに嫉妬したエピソード1.共通の趣味があるカップルを見たとき
私たちカップルは、とくに仲が悪いというわけではありません。
休みの日には、一緒にデートに出かけたりして、楽しい時間を過ごします。
平日の夜も時間が合えば、夕飯を一緒に食べに行ったりする仲です。
けれど、私はどうしても、ほかのカップルが羨ましくなってしまうときがあります。
それは、同じ趣味を楽しんでいるカップルを見たときです。
私は、どちらかというと、アウトドア派で……。
休日にはジムに通ったり、所属しているフットサルサークルの練習に参加。
汗をかいて、外で過ごすのが大好きで、運動以外でも、フェスやBBQなど、屋外で行うイベントによく参加しています。
一方彼氏は、「休みの日は、家で過ごしたい」というタイプ。
なので、映画を見たり、本を読んだりといった過ごし方をしています。
だからなのか、フットサルの練習や、外で行われているイベントに参加すると、私はとても羨ましく感じるのです。
これらのイベントに、2人で参加しているカップルという存在が。
同じ趣味を持って、共通の話題がたくさんある2人は、とても仲がよさそうです。
「私も彼氏と、1つのことを深く話してみたいな」と思ってしまいます。
また、上手な彼氏は、彼女にテクニックを教えてあげたりするもの。
彼女が、タオルやスポーツドリンクなどを、彼氏に差し入れていたりする姿を見ると……。
「私も、同じようなことを彼氏とやってみたい」と、強く感じるのです。
以前、何回か休日に彼氏をアウトドアスポーツに誘ったことがありました。
一応、参加してくれた彼氏。
しかし、やはり相性が合っていなかったのでしょう。
その後は誘っても、はぐらかされるようになってしまいました。
もちろん、私も彼氏の趣味に付き合うことはできません。
それに、それ以外のことではとてもいい相性な2人なので、「別れよう」などとは思っていないのです。
ですが、「やっぱり、1つくらいは、2人共通の話題というものが欲しいな」と思います。
このように、私が同じ趣味を持つカップルを羨ましいと思う理由。
それは、恋人同士で共有できる話題を持っているように、見えるからなのです。
ほかのカップルに嫉妬したエピソード2.外でイチャイチャしているカップルを見たとき
よく、一緒に手をつないで歩いていたり、電車を待っているときに、ふざけあったりしているカップルっていますよね。
そういう様子を見たとき、とても羨ましく思います。
私と彼氏は、外出しているときに恋人同士らしく、イチャイチャすることはあまりありません。
もちろん、普通に会話をして歩きはします。
しかし、手をつないだり、腕を組んだりしようとすると、彼氏が恥ずかしがって離れていってしまうのです。
だから、デートで歩いているときは、変な距離感に。
傍から見ると、まるで男友だちのような距離感で、歩いているように見えます。
彼氏は、「外にいるときは、あまりカップルらしさを出さないほうがいい」と思っているようで……。
顔を寄せて話したり、ちょっかいをかけてふざけるといった行為も、基本的には好きではないようです。
私は、周りが見て不快なほど、イチャイチャするのは嫌なタイプ。
ですが、ちょっとふざけたり、手をつないだりするといった、カップルっぽい行動は取ってみたい人間です。
とくに羨ましいのは、彼氏のほうから、彼女にちょっかいをかけて、からかったり、可愛がったりしている姿。
私たちの場合、いつも私からなにか仕かけても、外ではつれない態度をとられてしまいます。
なので、彼氏のほうからイチャイチャしてくるなんて、絶対にありえません。
性格なのは十分わかっている私。
ですが、やはり避けられるような態度は、少し悲しくなってしまいます。
なので、なおさらこう思ってしまうのです。
「たまには、彼氏のほうから、カップルらしいイチャイチャした行動とって欲しいな」と。
ほかのカップルに嫉妬したエピソード3.ペアリングをつけているカップルを見たとき
私がもっともうらやましいと思う、ほかのカップルには、ある典型的な特徴があります。
それは、ペアリングをつけていることです。
彼氏はペアのグッズを使うことが、とても気恥ずかしいことだと思っています。
今、おたがいの部屋には、おたがいの荷物が置いてあるのですが……。
ペアマグカップなどの恋人らしいアイテムは、1つもありません。
旅行に行って、お土産を買うときも、おそろいのキーホルダーを買うといったことも、まったくないのです。
私と彼氏はおそらく、「ペア」と呼べるものを一つも持っていないでしょう。
そんなペアグッズのなかでも、今私がもっとも欲しいのが、ペアリングです。
「付き合って2年半になるので、やはりそろそろ、おたがいの存在を証明するリングが欲しい」
そう感じている私なのですが、日常生活でもペアを嫌がる彼に、「リングが欲しい」とは簡単に言えません。
先月、私は誕生日を迎えたのですが、「なにが欲しい?」と、聞かれたときもそうです。
「ペアリングが欲しい」とは、結局言い出せませんでした。
だからこそ、外でお揃いの指輪をつけて歩いているカップルを見ると、どうしようもなく羨ましく感じるのです。
また、寂しい気持ちになってしまうこともあります。
まとめ
恋人と長く一緒に過ごしていると、やはり小さな不満やすれ違いは起こるものです。
だからこそ、よそのカップルの自分たちにはない部分が、とても羨ましく感じてしまうのでしょう。
しかし、だからといって、「もう別れたい」と思っているわけではありません。
ほかのカップルが羨ましいと思いながらも、1番大切な存在は、自分の彼氏なのです。