37歳女性。
現在は所有している薬剤師資格を活用し、ドラッグストアでの調剤担当として勤務。
22歳のときに当時の同級生と結婚し、翌年には子どもを出産します。
しかし、元主人との間の生活の不一致などから、26歳のときにはじめての離婚を経験。
以後、仕事と家庭を両立しながら、男の子を育てるシングルマザーとして活動中。
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幸せな家族を羨ましいと思ったエピソード1.包容力がとにかく高い旦那さんを持つ、奔放な奥さんの家庭
一度でも「離婚」という現実を経験したことがある人にとって、幸せそうな夫婦の姿を見ることは辛いものです。
思わず、自分の境遇と照らし合わせてしまったり、とにかく「羨ましい」と感じることが多いと思います。
実際に私もそうで、なぜか私の周りにいる同年代の女性ほど、ご主人との関係がとことん良好。
「喧嘩なんて、一切していないんだろうな」って、思ってしまうくらいです。
私の周りには、いろいろな家族がいます。
ですが、なかでもとくに、一人の女として見たうえで、思わず「羨ましい!」と、痛感してしまう家族があるのです。
それは、包容力がとにかく高いご主人を持つ、女性の存在。
おまけに、そういうご主人と結婚してる女性には、ある傾向があります。
それは、自分はやりたいことをとにかく楽しむ、奔放なタイプの人が多いことです。
たとえば、奥さんが自分のお稽古や旅行を頻繁に行っていたり。
逆に、ご主人は少ないお小遣いで、慎ましい生活をしているにも関わらず、決して奥さんを叱ったりしないなど。
いつもにこにこ笑顔で、見守っているご主人の姿を見るたび、思わず「いいなぁ」って羨ましく思ってしまう私。
「こっちは、子どもを抱えながら、欲しい物も買わず、とにかく仕事をかけ持ちして、頑張っているのに」
そう思うと、余計にせつなくなってしまうくらい。
私が働いているお店に、ある夫婦がやってきたときは、うらやましさを通り越して、悔しい思いを感じてしまいました。
その夫婦は、30代を超えているにもかかわらず、手をつないで、一緒にお買い物にきているのです。
その夫婦を見たとき、自分がかわいそうに思えましたね。
とにかく、包容力が高くて、奥さんを大切にしているご主人と、その家庭を見るたび、羨ましく思ってしまう私でした。
幸せな家族を羨ましいと思ったエピソード2.安定した収入と、幸福な生活が目に見えて分かる家族
「夫婦生活や子どもも含めた、家族生活を幸せに過ごすためには、なによりも愛情が大切!」
というのは、たしかにそうだと思います。
でも実際のところ、先立つものがなければ、手に入れる幸せの質自体も、違ったりしますよね。
とくに、お金の存在は、幸せの度合いをどれだけ高められるかを考えた場合、とても大切な存在だと思うんです。
そんななかで、私が羨ましく感じてしまうのが、目に見えて分かる、安定した裕福な生活環境で過ごしている、ご家族の存在。
私の子どもの、同級生のご両親が、まさにそれで……。
住んでいるおうちは、庭付き一戸建て。
外観を見るだけでも、十分な広さがあると分かる、6LDKの贅沢なものです。
おまけに、いつもガレージには2台の車が停まっていて、1台はご主人のドイツ製高級車。
奥さんが常用されているもう1台も、国産高級ブランドのオシャレな車です。
車を1台持つかどうかだけでも、一日中悩んでしまう現在の私。
都心部に住んでいて、車を一家で2台も所有するなど、まさに高嶺の花といったところでしょうか。
おまけに、裕福で何不自由のない生活を送っているときほど、人間の心自体にも、ゆとりが生まれるのかもしれませんね。
その幸せそうなご家族の子どもであり、うちの子どもの同級生でもある女の子が、とにかく可愛くて、優しい人柄なんです。
いつも可愛らしい笑顔で、「絶対に、大人になったら、美人さんになること確実!」と、わかるルックスの持ち主。
まさに、天は二物を与えたといってもいいくらい。
小さな粗を探せば、そのご家族のなかにも、欠点はあるのかもしれません。
しかし、少なくとも、端から見て、あそこまでさまざまな好条件が揃った、幸せそうなご家族の場合は、話が違います。
なんというか、嫉妬以上に、「羨ましい」という思いが、ただただ募ってしまうのです。
幸せな家族を羨ましいと思ったエピソード3.バツイチ子持ちだけど優しい旦那さんをゲットしたご家族
「お金や立場で羨ましい!」と、思ってしまうことがよくある私。
ですが、なによりも1番羨ましいと感じてしまうことがあります。
それは、自分の境遇と似た環境の人が、幸せな毎日を過ごしている姿を見たときです。
そんな実体験を、同じ職場に勤めている同僚さんに対して、不覚にも感じてしまった私。
私自身、20代のころに離婚を経験して、小さな子どもを二人抱えたシンママとして、日々頑張っています。
ですが、これでも女性としての魅力を失わないよう、最低限の努力をしているのです。
そのため、何人かの男性とお付き合いしたこともあるし、結婚を迫られたこともありました。
けれど、やっぱりどこかで、不安や心配があって……。
なかなか思うように、進めなかった私がいたのです。
同じ職場に勤めているAさんも、30代で旦那さんと離婚して、子どもを二人抱えるバツイチシンママさん。
境遇だけ見ると、私と結構似通った状況といえます。
そのうえ、実は結構話も合って、家族ぐるみで交流していた時期もありました。
ところが、ある日のこと、Aさんから突然、「実は再婚することになったの」と伝えられたんです。
それだけなら、別に羨ましいとも、とくに思いません。
しかし、再婚されたご主人と会ったときに、思わず「羨ましい」と感じてしまいました。
その理由が、とにかく優しい、年下のイケメンなご主人さんだったからです。
「イケメンで年下」ってだけでも、十分羨ましいのに、そこに加えて、明らかに優しいのが分かる表情と言動。
私にまで、席を引いてくれたりして、ジェントルなところを見せてくれたりする、Aさんのご主人。
それだけでも、「普通の女性なら、惚れるのは確実じゃないかな?」と、思ったほどです。
おまけに、Aさんの連れ子の子どもたちは、すごく人見知りするタイプだったのですが……。
再婚して間もないご主人に、すでにベッタリ甘えたモード。
「子どもは本当に素直だな」と、実感しちゃった瞬間でしたね。
まとめ
ほぼ同じ境遇に近いAさんが、「再婚できた」という幸せに対して、祝福する気持ちがある一方。
同じ女として、あんなに素敵な年下男性をゲットできたことに、ただただ、うらやましさを感じてしまった私。
おまけに、再婚してからすでに、3年ほど経過しています。
今でも、そのときと同じくらいにラブラブな二人の姿を見るたびに、その羨ましさは天井知らずで、どんどん増してしまっているのです。