40歳男性。営業職。
借金苦の10年間を経てから、今の会社に勤めるようになったときに、妻と出会い、結婚しました。
妻とは出会ってから、半年でスピード結婚。
その後半年で、スピード離婚して、バツイチに。
趣味は、海外ドラマを見ることです。
見出し
逆ナンで結婚し、半年で離婚したエピソード1.出会いは逆ナン
私が彼女と出会ったのは、私が街で何気なく歩いていたときで、声をかけられたことがきっかけでした。
当時、私は30代半ばでしたが、「まだまだ若い」と思っていた私は、見た目には、20代後半くらいに見える恰好をしていたのです。
そんな私が、一人で買い物をしていたときのこと。
ふと声をかけきてたのが、のちに結婚することになる彼女でした。
いわゆる逆ナンをされた私は、心のなかで「まだまだ、若いやつには負けてない」と思っていたので、嬉しい気持ちでいっぱいでしたね。
彼女も、私が30代とは知らずに、声をかけたようです。
ですが、話をしたときの流れで、近くのカフェで休むことにしました。
そこで、私が30代だと伝えると、彼女はビックリした様子。
「年上でも大丈夫」と言って、そのまま話を続けてくれました。
若い女性と話ができるのは、素直に嬉しかった私。
なので、調子に乗って、彼女とのつかの間のデートを楽しもうと思ったのです。
ちなみに、彼女は23歳で、顔やスタイルもよく、普通に可愛らしい女性でした。
歳が一回りも違う女性と、プライベートで話をするとは思っていなかったのですが、だんだんと楽しくなってしまい……。
つい、連絡先を交換することになったのです。
社交辞令のつもりで、連絡先を交換した私だったのですが……。
その日の夜に、彼女から連絡があり、「次はいつ会えるか」と、聞いてきました。
「騙されてないか?」と思いつつも、「可愛い彼女と話をするのも楽しい」と思っていたので、すぐに会う約束をしたのです。
逆ナンで結婚し、半年で離婚したエピソード2.付き合ってから、半年で結婚
彼女から、積極的に誘ってくれましたが、なんだか不安に思った私。
ですが、「一緒にいる時間が楽しい」と思うようになり、それからも頻繁に会うようになりました。
はじめて出会ってからちょうど、1カ月ほど経ったころのこと。
彼女から、「出会ってから1カ月経つから、家に行っていい?」と言われました。
私はそのとき、なぜか子どもがいないのに、親の気持ちになって、「簡単に、男の家に行ってはダメだ」と、説教してしまったのです。
彼女もビックリしたのか、泣いてしまい、私は彼女を傷つけてしまったことを後悔しました。
すると、彼女からこう言われたのです。
「彼女になったら遊びに行ってもいい? 大人の男性にはまだ釣り合わないかもしれないけど、私のことを大人の女性として見て」と。
私は、そのときの彼女が本気だったので、自分に好意を持っていることに気づきました。
「歳が一回りも下の女性と、付き合って大丈夫なのか?」
自分のなかで自問自答しながらも、「彼女と一緒にいる時間が楽しい」と、思うようになっていた自分がいました。
私も、彼女に惹かれていたことで、付き合うようになったのです。
それから楽しい時間を過ごしていましたが、おたがい結婚願望だけは強かったので、半年後には勢いで結婚。
相手の親との関係も良かったので、「この結婚は、上手くいくかもしれない」という気持ちがありました。
逆ナンで結婚し、半年で離婚したエピソード3.結婚後は、不満だらけの生活
結婚してから同棲する形になりましたが、結婚後は結婚前と違って、不満ばかりの生活に一変しました。
妻となった彼女は、まだまだ年齢が若いので、友だちと遊びたい盛り。
私との出会いも逆ナンだったので、彼女が遊びが好きなのは、気づいていましたが……。
「結婚すれば、落ち着くだろう」と、思っていた私がバカでしたね。
彼女もバイトをしていましたが、家事は一切やらずに、料理も洗濯もなにもできません。
私は一人暮らしが長かったので、「家事は、全部自分でできるから」と、彼女がやらないことで、私が全部やるようになったのです。
「想像していた結婚生活は、こんなんじゃない」
そう思いつつも、若い妻と一緒になったので、ある程度は我慢しようと思っていました。
しかし、いつまで経っても彼女は家事をすることなく、時間があれば、友だちと遊びに行ったりしています。
そのうえ、朝方に帰ってくることも、多々あったのです。
そんな毎日を過ごしているうちに、「なんで、彼女と結婚したのだろう」という疑問を抱くようになりました。
逆ナンで結婚し、半年で離婚したエピソード4.結婚してから半年後に、離婚を決意
結婚してから、一切家事をやらない妻。
そんな妻に対して、「いつかは、気持ちを切り替えて、やってくれる日がくるだろう」と期待していました。
しかし、その後、予想もしないことが起こったのです。
酔っぱらった妻が、夜中に電話をしてきたときのこと。
その際、私に対して、知らない男性の名前を呼んで、「会いたい」と言いだしたのです。
家事をしない妻でも、ある程度許せましたが、さすがの私も、浮気をするのは許すことができません。
妻が帰ってきたときに、妻に男の名前を伝えると、酔いが一気に冷めたのか、「なんで知ってるの?」と逆ギレ。
ことの次第を説明して、妻を問いただすと、浮気を認めたので、そのときに離婚を決意しました。
恋人としては、楽しい時間を過ごせましたが、「妻として、一緒に生活することは無理だ」と、思ったのです。
妻は、自由にさせてくれる夫への安心感から、つい調子に乗ってしまったのでしょう。
ただ、私のことは好きでいてくれました。
しかし、それでも、浮気をしたことは許せません。
それに、妻も「たった1度の浮気」とは言っていましたが、「弁解する余地もない」ということで、素直に離婚に従ってくれました。
妻と離婚の話をしているときに、「なんで結婚したんだろう」という疑問や後悔の気持ちを強く感じて、仕方がなかったです。
逆ナンで結婚し、半年で離婚したエピソード5.離婚後は、すっかりもとの生活の戻った
妻との離婚が成立してからは、すっかり妻と出会う前の生活に戻りました。
妻との結婚を決意したときは、「絶対に、生涯一緒にいるパートナーとして、幸せにする」と思っていた私。
しかし、半年後には「二度と会いたくない」と思うようになり、その気持ちの変化に、自分でも驚いていますね。
「妻と出会ってからの1年間は、なんだったんだろう」と、今でも思うことがあります。
離婚してからは一切会うこともないので、妻との出会いから離婚までは、私にとって苦い思い出となり、あっという間の1年間でした。
まとめ
妻との恋愛は楽しい時間でしたが、結婚生活は苦しみの多い生活でした。
結婚は、好きだけでは長く続けることができないもので……。
「本当に愛する人としか、結婚生活を続けることは難しい」と、改めて感じましたね。
次に結婚するときは、「勢いではなく、相手のことをよく知ってから、結婚しよう」と思っています。