33歳女性。
結婚退職して以来、のんびりとパートをしながら主婦を続ける。
趣味は家飲み、映画鑑賞、手芸などインドア派。
結婚したら妻である自分の料理の腕があがりそうだが、料理のできる夫を持つため、あまり料理の腕があがらないのが悩みです。
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貧乏な彼氏と結婚した幸せエピソード1.彼との出会い
私と彼は同じ派遣会社で働いていました。
派遣先の工場で、彼が現場のリーダー、私が新入社員という形で出会ったのです。
「仕事を教えてもらっているうちに、プライベートも仲よくなっていく」というパターンがよくありますよね。
私たちもそのような感じで、親しくなっていきました。
最初は知りませんでしたが、現場のリーダーとはいえ、彼も勤めて2年半でお給料も時給制。
なので、私たち新入社員とさほどかわらず、年収3,000,000円以下の貧乏人でした。
それでも、仕事熱心で真面目で面倒見のいい彼に、私は惹かれていったのです。
貧乏な彼氏と結婚した幸せエピソード2.結婚の決意
二人とも貧乏ではありましたが、二人とも派手に遊んだり、出かけたりすることはしない性格。
なので、マッタリと家デートを楽しんでいました。
そんな関係が一年以上経ったころ、ほとんど半同棲しているような暮らしに。
そのころ、慣れない工場での昼夜2交代の仕事で、体調を崩して体重も5キロ近く痩せてしまった私。
仕事を休むわけにもいけないので、結構しんどい時期でした。
そんな私を見て突然、彼がこう言って、さらりとプロポーズしてきたのです。
「体を壊して無理してまで仕事をしなくてもいいよ。結婚して昼のパートでも探せば?」と。
「プロポーズってもっとロマンチックなもの」と思っていましたが、あっさりとされてしまった私。
私も「そうする」とあっさりと返したので、そのまま、あれよあれよと結婚することになってしまいました。
プロポーズ自体はあっさりとしていたもの、彼の身の丈にあった生活ぶりと、面倒見がいい姿は知っています。
なので、「お給料が少なくても、彼となら楽しく暮らしていけるだろう」と思っていたので、内心はものすごくうれしかったです。
ちなみに、新婚旅行も両家の挨拶のついでに済ませ、式も挙げませんでした。
両家とも貧乏だったせいか、誰も「結婚式を挙げろ」とか面倒なことは言わず、結婚にも反対されず、すんなりと入籍できたのです。
貧乏な彼氏と結婚した幸せエピソード3.彼との貧乏新婚生活スタート!
新婚生活をはじめるとき、ほかの人がいくらぐらい費用がかかるか知りません。
我が家で新婚生活に購入したと思いつくのは、大きなホットプレートと、洋服収納などに使う収納ボックスくらいでした。
そのため、ほとんど彼が独身生活のときに使っていたものを、そのまま使うことになったのです。
そのため、お金もあんまりかかりませんでしたね。
なんせ使えるものは使っていこうという、こだわりのない二人なので、お金がないけど、あまり不自由することはありませんでした。
新婚生活は半同棲をしていたので、さほど付き合っていた時代と変わりません。
お金があまりないので外食はしませんが、前職で料理人をしていた彼。
なので、ご飯やおつまみをサッとつくってくれます。
二人で閉店間際のスーパーに行って、見切り品を購入し、安い予算でお家居酒屋を開いたりしていました。
貧乏とはいえ、お酒もおつまみも食べられるので、そこまで不満もない生活。
唯一いやだったのが、彼が安いお米を買うことでした。
彼は「冬場は室温が低くて日持ちするから」と、30キロ7,8,000円の安いお米をまとめてネットで購入してしまったのです。
いくらグルメではない私でも、粒の小さいパサパサのお米は我慢できません。
なので、買ってしまったお米を食べ終わった時点で、スーパーで普通に10キロ3,4,000円で売っているお米に変えてもらいました。
お金はないけど、仕事が終わったら寄り道もせずに、真っ直ぐと帰ってきてくれます。
それに、休みはほとんど一緒に過ごしてくれるので、寂しがり屋な私にとっては幸せな新婚生活でした。
貧乏な彼氏と結婚した幸せエピソード4.貧乏結婚生活4年目
相変わらず彼の年収も少ないですが、私が病気になったら家事も料理もしてくれる彼。
貧乏ですが、今のところ不安もなく、暮らしていけています。
結婚4年経っても相変わらず、仕事が終わったら真っ直ぐに帰ってきてくれます。
また、新婚ホヤホヤのころとあまり変わらず、私のことを大切にしてくれているのです。
私が文句を言っても聞き流す人なので、喧嘩にもなりません。
結婚4年目にして、やっと二人で温泉旅行に行くことになりました。
思えば、結婚の挨拶に両家の親に会いに行ったとき以来、はじめての泊まりの旅行。
そのときの夜の食事が、貧乏な二人っぽく旅館でバイキングの食べ放題。
二人でチームプレイをして、北陸の美味しいカニやお刺身をたっぷりと堪能できました。
久しぶりに、同じ職場で働いていたときのような連係プレイを旅館のバイキングでして、仕事のような流れ作業で楽しめましたね。
もちろん、旅行中もマイボトル持参で、なるべく自販機やコンビニを使わないようにして節約。
せっかくなので、食事だけは地元で有名なB級グルメのお店を楽しんだりもしました。
一緒にお土産の試食をしたり、お店の人と話したり、記念写真を撮ったりできて、無駄なお金はなるべく使わないようにした貧乏旅行に。
しかし、それでもとても充実した時間を過ごせたので、とても満足です。
まとめ
貧乏でも二人で仲よく真面目に暮らせば、コツコツ貯金も増えていきます。
みんなが羨むような華やか生活はできませんが、私と過ごす時間をとても大切にしてくれる彼。
生活していけるくらいの貧乏なら、お金持ちで忙しく、家にいない夫より、私は幸せに生活していけると思っています。