39歳女性、既婚1児の母。
20代後半で、国際結婚を経験するが、訳あって数年で離婚します。
その後、元教師だったアメリカ人男性と海外で再婚し、一家で日本に移住する。
現夫は、日本で教師として働いています。
趣味はスイミング。
見出し
アメリカ人の教師と結婚したエピソード1.出会い
私の夫との出会いは、ネットでした。
私は当時、国際離婚を経験しており、再婚を目的にインターネットなどの出会い系サイトを利用しながら、婚活をしていたのです。
離婚の失敗もあり、「次は、絶対に失敗したくない」と思っていた私。
そのため、真面目に交際ができ、結婚を前提にお付き合いのできる人を探していました。
私は以前、国際結婚を経験していましたし、海外在住経験もありましたので、英語の会話には、とくに不自由がありません。
なので、再婚相手も、グローバルな視野がある人を探していたのです。
自分自身と合う方ならば、人種、国籍は問いませんでした。
そして、出会ったのが、今の夫です。
今の夫と出会ったのは、がっつりと恋愛目的のサイトではありません。
主に趣味を通じて、男女問わずにコミュニティで国際交流をするというサイトでした。
彼は、アメリカに住む同年齢の男性で、話をするにつれ、とても真面目で、誠実なところにひかれていった私。
当時彼は、アメリカ本土とは離れた島に滞在しながら、日本人観光客を相手にしたサービス業に従事していました。
ですが、大学卒業後は教師として、小学校に勤務経験もあったのです。
彼は大の日本好きで、日本オタク。
日本語も上手でしたし、日本人と交流がしたいということで、教師の仕事をやめたそう。
その後は、リゾート島で、日本人相手のお仕事をしていたようです。
アメリカ人の教師と結婚したエピソード2.交際
私は当時、日本に住んでいましたので、日本と海外との遠距離恋愛を経験しました。
私が旅行と彼に会うのを目的として、訪島し、そして実際に対面します。
その結果、恋愛に発展するのも非常に速く、すぐに交際がスタート。
遠距離恋愛でしたので、おたがいがどちらかの国にくる必要がありました。
しかし、おたがいを信じあいながら、順調に交際を続けていったのです。
交際中、彼が昔教師をしていたころの写真が、大事そうにアルバムにまとめられてありました。
彼は、それを私に見せてくれたのです。
その際、「子どもが大好きで、いつかまた、子どもたちと一緒に仕事をしたい」と言っていた彼。
「できれば日本で、子どもたちに英語を教えたい」という、夢を語っていたのです。
そんな誠実なまなざしで、真面目に夢を語る彼がとてもかっこよく、「いつか夢をかなえられたらいいな」と、私も思っていました。
アメリカ人の教師と結婚したエピソード3.結婚
何度も彼に会いに行っているうちに、ある夜、彼からロマンチックなプロポーズをされました。
ビーチに面した、リゾートホテルがあるビーチバーでのできごとでしたね。
そして、私はこれを機に日本から離れ、しばらく、彼のいる島で暮らすことに。
島暮らしははじめてでしたが、もともとアメリカに住んだ経験があった私。
なので、海外暮らしは慣れたものでしたし、移住に関しても、スムーズに進めることができました。
その後、子どもを妊娠したので、将来の意向が気になるように。
「このままのんびり、島で暮らしていくのかな?」
「それともアメリカ本土に戻るのかな? もしくは、彼の夢である日本に移住するかな?」と。
アメリカ人の教師と結婚したエピソード4.再度、教師になるまで
結婚後、おたがいの将来について話しているうちに、今後子どもを持ったときの教育や彼自身の挑戦なども含め、移住先を考えます。
「島にこのままのんびりと住み続けるよりも、一家で日本に移住をするほうがよい」
おたがいの意見が一致し、最終的に、日本に移住をすることに決まったのです。
彼の夢は、日本で英語教師になることでしたので、「彼の夢をサポートしてあげたい」と思っていた私。
その夢をかなえるべく、彼は日本語の勉強をさらにがんばります。
また、日本の学校で英語教師になるべく、オンラインの大学で資格取得目指し、猛勉強をするようになりました。
そして、資格も無事に取得したころのこと。
英語教育を主に取り入れた学校経営を日本でされている、日本人の方が島に訪れてきました。
私たちは、知人を通じて出会うことになったのです。
そしてその際、彼の日本移住計画を経営者の方が知ります。
その結果、ありがたいことに、その方の経営されている学校で、正規の教師として採用していただけることになったのです。
アメリカ人の教師と結婚したエピソード5.その後
夫の日本での英語教師採用にて、一家で日本に移住してきた私たちは、現在日本で暮らしています。
夫は、現在インターナショナル系列の小中学校にて、数百人の生徒さんを抱え、教師として勤務。
永住権も取得し、日本でこのままずっと、教師として過ごしていくつもりです。
日本で教師になることが夢だった夫は、夢をかなえることができ、幸せそうで……。
私たち家族も、教師として多くの子どもたちに慕われながら働く、夫の充実した姿を見て、うれしく思います。
また、教師は普通の会社員よりも、恵まれた給与や福利厚生があるのが特徴です。
そのため、定年退職後も安定した暮らしを行えそうなので、「夫が教師になってよかった」と思っています。
まとめ
いかがでしたか?
アメリカで教師経験があり、改めて日本でも教師になった夫とのお話をさせていただきました。
教師との結婚は、夫の仕事の充実面や給与面などでも、恵まれていると思います。
あなたの周りに、教師と結婚をされた方がいたら、その人のエピソードを聞いてみても、おもしろいかもしれませんね。