男友達の援助で生活!お金くれる人のお金で生活をしたエピソード4編

お金

25歳女性。二児の母。専業主婦。

大学を中退し、無職になる。

 

学生時代からコツコツ貯めていた貯金と、友だちが働いていたBARで働きながら生活するが、生活苦に。

そんなときに、一人の男性に助けてもらい、無職から社会人になる。

 

 

人のお金で生活をしたエピソード1.無職だった私

水商売

 

大学を中退し無職になった私は、就職先を探しながら、友人が働いていたBARで働いていました。

一人暮らしだったので、家賃や光熱費もかかり、大学を辞める際に、家族と揉めたので、家族にも頼れなかった私。

なので、生活はすべて、自分でなんとかするしかありませんでした。

 

しかし、私はお酒が弱かったため、あまりお酒も飲めず、就活も何度も落ちて、上手くいきません。

上手くいかない就活と苦手なお酒を飲む仕事で、生活習慣も乱れ、体調もよくありませんでした。

 

人のお金で生活をしたエピソード2.彼との出会い

自信がある男性

 

ある日、いつものようにBARで働いていると、常連の仲のいいお客さんがきてくれました。

働きはじめた当初から、いろいろと私のことを気にかけてくれて、心配してくれている、優しい20代くらいの若い男性です。

 

彼は店の近くのホストで働いており、私が出勤の日は仕事終わりに必ずきてくれる彼。

いろいろと、相談にも乗ってくれていました。

 

初めはホストということもあり、「私を客にしたいのか」と思っていたのです。

ですが、いつまで経ってもそんな素振りもなく、ただ本当に愚痴を言いにきたり、私に会いにきてくれる人でした。

 

人のお金で生活をしたエピソード3.彼からの援助

しゃがみ込む女性

 

大学を辞めて数ヶ月、学生時代にコツコツ貯めていた貯金も底をつき、BARの仕事だけでは生活できませんでした。

やりたい仕事を諦めて就職をするか、就活をしながら、もう一つ昼間のバイトをはじめるか悩むように。

 

そのころは本当にお金がなく、光熱費も滞納し携帯代も払えず、いつ止まるか不安になる日々でしたね。

お金がないので、まともな物も食べれず、どんどん痩せて行きました。

 

そしてついに、BARで彼と話しているとき、貧血で立てなくなったのです。

その日は朝からなにも食べておらず、体調も悪く、昼間は一日家で休んでいました。

 

あまりにも酷い貧血だったため、早退させてもらうことにしたのです。

私自身、これから先どうしたらいいのか分からず、お金の悩みが一番のストレスでした。

 

早退した次の日、彼から珍しく電話が。

以前から連絡先は交換してましたが、ほとんど出勤日をメールでやり取りしていただけで、電話がかかってきたのははじめて。

 

昨晩せっかくきてくれたのに、早退してしまったこともあり、すぐに電話に出て、謝りました。

けれど彼は怒るどころか、私の体調をとても心配してくれていて、病院に行くように言ってくれたのです。

 

しかし、そのころの私は病院代さえなく、「お金がないので病院に行くことができない」と話した私。

すると、彼がこう言ったのです。「お金は出すから、一緒に行こう!」と。

 

一度は断りましたが、「お金はあるから。俺が心配だから、お願い」と押し切られ……。

駅まで迎えにきてもらい、一緒に病院に行きました。

 

病院で血液検査をしてもらい、結果、ひどい貧血。

もとから貧血気味な体質だったのですが、お金がなく食べる量も少なかったので、よりひどい貧血に。

 

それを横で聞いていた彼は、病院が終わったあと、車で送ってもらう途中、真剣な顔をして「話がある」と切り出しました。

「当分、体調がよくなるまで働くのやめよう。体調がよくなっても就活だけに専念して、BARはやめよう」と言うのです。

 

「そんなことをしたら生活ができない、今でも生活がとても苦しくて、光熱費も携帯代も滞納している」と、私は反対。

すると彼は、「お金はすべて、俺がなんとかするから。甘えていいから」と言います。

 

「赤の他人にそんなことを甘えれない」と話すと、「お金ならある。好きだから、そんなお金に苦しむ姿見たくない」と言われました。

とても驚きましたが、彼に対して恋愛感情はなかった私。

「ごめんね。気持ちには答えれないから、援助はいらない」と断ったのです。

 

すると、彼はこう言いました。

「それは十分わかってる。恋人になろうとか言わない。ただ、なにか力になりたいだけ。見返りは求めない。自分の自己満足だ」と。

 

何度も断りましたが、結局その日、滞納している支払いをするように言われ、100,000円もらうことに。

そして、その後も会うたびに家賃代や食費、支払いのお金などを帰る際に渡してきて、月に大体250,000円以上もらう生活が続きました。

 

そのお金で光熱費や家賃、携帯代などの支払いや生活費を払っても、十分にあまります。

ですので、あまったお金は返そうしたのですが、彼は受け取らず、あまった分もすべてくれたのです。

 

本当に、お金を渡すだけで、キスや体の関係を一切求めてこず、一緒に外食したり、遊びに行ったりと、ただそれだけでした。

 

 

人のお金で生活をしたエピソード4.就職先が決まる

笑みを浮かべるキャリアウーマン

 

そしてそれから数ヶ月経ったころ、希望していた職種でなんとか就職先が決まりました。

彼に話すと、喜んでくれましたが、少し寂しそうでしたね。

 

彼は、就職先が決まってもまともに給料をもらい、自分で生活できるようになるまで、お金をくれました。

就職してからは、彼とは仕事の時間帯も違い、なかなか会う時間がとれないように。

 

そして、そんなある日彼から連絡があり、「話したいことがあるので、会いたい」と言われました。

私が就職先が決まったのも彼のおかげで、「少しずつでも、今までのお金を返そう」と思っていた私。

なので、次の私の休みの日に、会うことにしたのです。

 

そして当日、はじめは他愛のない話をしていたのですが、急に深刻そうな顔をして彼がこう言います。

「就職できて本当にそれだけで良かったんだけど、やっぱり好きだから、付き合って欲しい」と。

 

本当に彼のことは好きだし、感謝してます。

しかし、異性としての好きではなく、いろいろしてもらったのに申し訳なかったのですが、断りました。

 

すると、彼はこう言ってくれたのです。

「断られることは分かってた。困らせてごめん。たまにはこうやって、一緒にご飯に行こう!」と。

 

そして私が「お金は少しずつになるけど、返していくね」と言うと、すごく怒った顔ではっきりこう言われました。

「それはあげたものだから返さなくていい! 返してなんて絶対言わないし、いらない」と。

 

彼には、総額1,000,000円以上ものお金を援助してもらっていた私。

なので、本当に申し訳ない気持ちになりましたが、素直に甘えることにしました。

 

それからは、たまに会ってご飯に行ったりしていましたが、生活リズムが違うため時間も合わず、段々と彼とは会わないように。

しかし、今でも連絡先には彼の名前が入っていますし、正月や年に数回は、「元気にしてる?」と彼からメールがきます。

 

まとめ

お金もなく就活が上手くいかないストレスで、本当にあのころは精神的に辛かったです。

そんななか、無条件でお金をくれる彼は本当に、神様みたいでした。

 

心のどこかで「見返りを求めてくるだろうな」と思っていましたが、最後まで見返りは求めてこなかった彼。

恋人でも愛人でもない私に、援助してくれた彼には、本当に感謝しています。