モテる友達に嫉妬してしまったエピソード4編

羨ましがる女性

20歳女性。大学生。

大学に入学してから、参加することになったサークル内に、男性を喜ばせるテクニックを心得た友人がいます。

そんな友人に、嫉妬する毎日です。

 

嫉妬をしながらも、そのモテる友人とは、「良好な関係を築いていきたい」と考えている。

 

 

モテる友だちに嫉妬してしまったエピソード1.スキンシップ

笑顔の女性

 

彼女との出会いは、大学のサークルでした。

小さくて華奢で、小悪魔のような、雰囲気を持った子です。

 

女子高出身らしく、「男性への距離感が分からない」とも言っていました。

その「距離感がわからない」というところが、彼女のモテる要因になるのです。

 

私も、そこまでモテないわけではなかったのですが、彼女はサークル内で、とにかくモテました。

なにか用があると、すぐに男性を頼り、腕や服の袖を引っ張って、連れまわしていたのです。

それも、彼女は小さくて華奢なので、どんなわがままを言っていても、可愛く見えました。

 

なにか作業をするときは、いつも男性にスキンシップをする彼女。

一緒に荷物をもって、手を触れさせてみたり、背伸びをしながら、頭をなでていたりなど……。

私が男性でも、ときめいてしまいそうなものばかり。

 

「男性との距離感が分からない」と、言っていた彼女。

しかし、絶妙に男性が喜ぶ距離感を熟知しており、その距離感で、接しているように思えました。

 

そのような距離感で接してくる女性には、男性も接しやすいのでしょうね。

男性側も、彼女に触れる機会が、ほかの女性よりも多かったような感じがします。

 

私が当時、気になっていた人も、そのうち男性側の一人で、彼女の頭をよく撫でていました。

そのときは、本当に心から、彼女に嫉妬したのを覚えています。

 

たとえば、私が今更、男性たちに過度なスキンシップをしても、ほかの友人たちに、「男好き」だと思われていたかもしれません。

しかし、彼女は最初から、「男性との距離感がわからない」と、言っていたおかげで、なんでもやり放題。

 

そのスキンシップ術によって、サークルの男性陣は、彼女にどんどん夢中になっていきました。

 

モテる友だちに嫉妬してしまったエピソード2.飲み会

飲み会風景

 

サークルでは、月に数回、飲み会が開催されました。

そこでも、彼女は、モテっぷりを発揮するのです。

 

私は、そこまでお酒に強いほうではありません。

しかし、彼女はとにかくお酒に弱いらしく、「ジョッキ半分で、酔っぱらってしまう」と言っていました。

 

どこまでが演技かは分かりません。

ですが、実際、彼女はジョッキを半分ほど空けると、いつもの小悪魔からは豹変してしまいます。

 

「隣にいる男性に、猫なで声で話しかけ、『ねむ~い』と言って、肩に寄りかかる」

そういった行為を繰り返しているのです。

 

彼女が、「食べたい」と言った食べ物やデザートは、必ず卓に並びます。

「ほかの人が食べたい」と言っても、彼女の苦手なものは、注文を却下される始末。

もうまさに、サークルの姫状態です。

 

私も、わりかし酔っていたのですが、帰り道は、ほとんどの男性が「彼女を家まで送りたい」と、申し出る結果に。

なので、結局、一人で帰ることになったのです。

酔っぱらいながら、一人で帰った、あの夜道の切なさは、忘れることができません。

 

しかも、あとから聞いた話によると、彼女の飲み会代は、男性陣で割り勘したとのこと。

「私はしっかり、一人分の飲み代を払ったのに!」と、悔しくなりました。

 

 

モテる友だちに嫉妬してしまったエピソード3.外出先

アパレルショップ

 

私と彼女と、複数の友人で、買い物に行く機会が、何度かありました。

その際、男性の店員さんに、毎回サービスしてもらっていた彼女。

 

デザートの量から値段まで、サービスの種類はさまざま。

洋服を見ていても、決まって話しかけられるのは、彼女でした。

やはり、それだけ彼女には、魅力があるのかもしれません。

 

「それにしても、うらやましい」

みんなで、そのように嘆いたのを覚えています。

 

合コンのときも、彼女は本領を発揮します。

男性へのスキンシップも、お酒に酔って、キャラが豹変することにより、ギャップも完璧。

合コンでも、彼女はアイドルになり、ほとんどの男性の連絡先をゲットしていました。

 

もちろん、ほかの女性陣からは、嫉妬の嵐。

「合コンには、もう連れて行かないでおこう」と、決めたほどです。

 

モテる友だちに嫉妬してしまったエピソード4.隠しごと

笑顔の女性

 

しかし、そんなにモテていた彼女に、実は彼氏がいました。

それも、同じサークル内だったのです。

 

何人かの目撃情報により、この隠しごとは、明るみに出てしまいました。

隠していた理由は、「からかわれたくないから」だったらしいのですが……。

絶対に、「男性に、チヤホヤされ続けるため」に違いありません。

 

「バレてしまったあとは、オープンになるのか」と、思っていた私。

しかし、「からかわれるのが嫌だから」と言って、同じ空間にいても、ほとんど会話をする姿を見せることはなかったです。

 

それだけなら、まだマシなのですが、陰でほかの男性に、彼氏の相談をしていたらしく……。

その相談というのは、「彼氏が重たくて、自由が利かない」というもの。

 

「今までさんざん、自由に合コンに行ったり、男と遊んでおいて、なにを言っているんだ」

私はそう思ったのですが、相談を受けた男性陣が責めるのは、やはり彼氏のほうでした。

「そんな奴だったのかよ! 見損なったわ!」と、陰で言われている彼氏が、不憫でなりません。

 

こうやって、自分が悪い状況でも、たくさんの人を味方につけてしまうのは、モテるからこそです。

本当に、彼女のモテっぷりには、嫉妬してしまいます。

 

まとめ

私の、モテる友だちへの嫉妬エピソードは、いかがだったでしょうか。

やはり、モテる女性というのは、容姿がよっぽど優れているか、テクニックを持っています。

 

嫉妬しながらも、彼女からテクニックを盗んでいきたいところです。