子供の声がうるさいと言われ、トラブルになったエピソード4つ

思い悩む男性

35歳男性。

現在は、東京都内のIT企業で働いています。

 

妻が子どもを、マンションのエントランス付近の路上で、遊ばせていたときのこと。

同じマンションの住人から、苦情を言われてトラブルになり、マンションの管理組合の理事会で議題となってしまった。

最終的には騒音問題は解決せず、苦情を言ってきた住人がマンションを退居。

 

趣味は、ロードサイクリングと読書、株式投資です。

 

 

子どもの声でトラブルになったエピソード1.子どもをマンションのエントランス付近で遊ばせていた

高級マンション

 

現在、分譲賃貸マンションで生活している、私たち家族。

子どもは保育園に通いだしましたが、午後3時くらいには、保育園から帰ってきます。

 

マンションの室内でドタバタ遊ばせると、当然、上下左右の住人から苦情がきますよね。

なので、夕食をつくる時刻になるまでは、私の妻は、できるだけ子どもを外で遊ばせるようにしているのです。

 

ただ、マンションの近所には公園がありません。

10分ほど歩けば、公園があるのですが、妻には、小さい子どもの手を引いて、おもちゃを持って連れて行くのが、面倒らしく……。

私の妻は、マンションのエントランス付近で、子どもを遊ばせていました。

 

子どもの声でトラブルになったエピソード2.マンションの住人から、苦情を言われるようになった

シニア世代

 

私の子どもは、保育園の年少組です。

なので、当然ながら、遊んでいるときに「キャー!」とか「ワー!」などと、大声で奇声を発します。

そして、おもちゃの自動車にまたがって、ゴロゴロと音を立てながら、遊んだりしていたのです。

 

ところが、それが毎日のように続いていた、ある日のこと。

マンションの高齢の住人がバルコニーから、私の妻と子どもを眺めるようになりました。

 

それが数日続いたようですが、あるとき、その住人がマンションのエントランスまでやってきて、こう言ったのです。

「子どもが元気なのは結構だけど、毎日奇声をあげられると、うるさくてかなわない。ほかで遊ばせてくれないか」と。

 

 

子どもの声でトラブルになったエピソード3.マンションの管理組合の理事会で議題となった

近所トラブル

 

高齢の住人から苦情を言われてしまい、妻はその場で反論したようで……。

「子どもがうるさいのは、当たり前じゃないですか」「子どもの声が騒音だと思うのは、間違い」と、はっきり言いました。

 

すると、高齢の住人は怒ってしまい、このように言い返してきたそうです。

「こっちが頭を下げて、苦情を言ってるんだから、素直に謝ったらどうなの?」

「『子どもが大声を出すのは、当然の権利』と思うのは、間違いだよ」などと。

 

結局、妻と高齢の住人は、その場で言い合いになってしまいました。

その場の言い争いは30分くらい続いたようでしたが、日が暮れてきたからか、高齢の住人はこう言って、自室へ戻っていったようです。

「マンションの管理組合で話し合ってもらうから、それでいいですね?」と。

 

それから3週間後、マンションの管理組合の理事会で、議論が交わされたようでした。

議題は、「エントランス付近の路上で、子どもを遊ばせることについて」というもの。

 

あらかじめ、私の妻に苦情を言いにきた住人が、管理組合の理事長に口頭で、苦情を言ったようですね。

「理事会で話し合ってもらいたい」と、お願いをしたそうです。

そして、書面でも理事会に苦情を提出し、正式に議題として取りあげられたようでした。

 

理事会での議論は最終的に、このような形で意見が一致。

「子どもを路上で遊ばせることは、万が一交通事故にあう可能性もあり、放置できない」

ただし、子どもが発する大声については、なにも言及されていませんでした。

 

この理事会の議論の内容は、議事録の形で全戸に配布。

私の家には平日の夜、私が在宅しているときに理事長がこられて、説明を受けました。

 

「危ないから、路上で遊ばせるのはやめてほしい」

理事長から、このように言われた私たち。

 

当然、それを拒む理由は、私たちにはありません。

なので、「話は了解した」と、理事長に伝えました。

 

肝心の騒音については、理事長もある程度容認している感じで……。

「まあ、小さな子どもなので、大声だすのは止められない」と、言っていましたね。

 

子どもの声でトラブルになったエピソード4.苦情を言ってきた住人が引っ越してしまった

とぼける女性

 

それ以来、マンションのエントランス付近で、子どもを遊ばせる回数を減らした妻。

自室内で、子どもを遊ばせることが多くなりました。

当然、子どもは飛び跳ねたりしますから、ドスンドスンと音を立ててしまいます。

 

また、窓を開けっぱなしにしているときもありますから、同じマンションの住人にも聞こえていたでしょう。

相変わらず、子どもが大きな声で、「ワー!」とか「キャー!」などと、奇声をあげていましたから。

 

ある日、以前妻に苦情を言ってきた高齢の住人が、再び妻に苦情を言いにきました。

ですが、妻は高齢の住人を相手にしなかったのです。

「これ以上、相手の言い分を受け入れたら、窮屈な思いをする」と思ったようですね。

 

妻は強硬姿勢で、子どもを室内で、自由に遊ばせ続けました。

すると、それから2ヶ月くらい経過して、その高齢の住人は引っ越しをして退居。

その部屋は、売りに出されていたのです。

 

まとめ

都会のマンション暮らしですと、子どもが大声で奇声をあげたり、おもちゃで遊ぶ音で、近隣住民に迷惑をかけてしまいがちです。

とくに「静かな生活を過ごしたい」と考えている高齢者にとっては、小さな子どもの大声は耳障りだと思います。

 

人口密集地域では、誰かが自由に振る舞うと、誰かが迷惑する構図となるので、難しいところです。