すごいブス女を好きになり恋をしたエピソード4編

付き合っている男女

26歳男。

フリーランスのウェブライターをしています。

 

過去4人の女性と交際経験があり、そのうちの一人が、客観的にブスな顔立ちをしていました。

石原さとみが好みで、ブス専でもないですが、あとにも先にも恋をしたブスは、ただその1人。

 

趣味はカラオケとゲーム。

 

 

すごいブス女を好きになったエピソード1.楽しく同じ時間を過ごそうとする気持ちを感じた

食事会

 

ブスな顔立ちはモテない。

一見そう思われがちですが、決してそんなことはありません。

 

人によって、パートナーを選ぶ際に見る点は大きく異なります。

そのなかでも、よくみられがちなのが「振る舞い」です。

 

初対面での印象は、たしかに不利なものになるかもしれません。

しかし、それはその「一瞬」だけのものなのだと感じました。

 

最初は顔が気になり、どうしても話をするのが億劫に。

ところが次第に、こちらの話をしっかりと噛みしめ、質問を繰り返してくれる優しい姿勢に、すっかり会話が弾んでしまいました。

そのときの楽しさは、今でも忘れられません。

 

また、私の趣味に大きく興味を持ってくれたのを覚えています。

カラオケが好きと話したら、なにを歌うのか、どこのカラオケ屋にいくのかに、興味を持ってくれた彼女。

 

「よくゲームをする」と、話したときもそうです。

どんなゲームをするのか、オススメのゲームはあるかなど、楽しげに聞いてくれました。

 

楽しげに会話ができたことにより、私も彼女に自然と興味を持つように。

おたがいの趣味が意外合うことや、住んでいる場所が近いことなどが分かり、よりいっそう、話が盛りあがったのです。

 

このように、よりよい時間を相手と過ごそうとする気持ちは、大事ですよね。

 

すごいブス女を好きになったエピソード2.こぼした飲み物を丁寧に片付けてくれた

割れたガラス

 

母性が感じられる癒しの振る舞いも、とても好印象でした。

身振り手振りで会話をした拍子に、グラスを割ってしまった自分。

それに対し、「大丈夫? 手、切ってない?」と身を案じてくれたのです。

 

濡れてしまった服や机を、丁寧に拭く彼女。

「気をつけなきゃね」と軽く笑いながら、注意する姿に心が動かされていくのを感じました。

 

彼女の手際は素晴らしく、早々と溢れた飲み物を拭きあげ、店員にグラスを割ってしまったことを報告。

実際には私が割ったものなのに、嫌な顔ひとつせず、すべての片付けを一人でしてくれたのです。

 

ふと、彼女が手から血を出していることに気づきました。

心配すると「大丈夫、大丈夫」と言って、すぐに手を隠した彼女。

自分の手の傷より、他人を真っ先に心配するその振る舞いは、私にとって、とても美しいものでしたね。

 

私はどうしてもそのお礼がしたく、予定を聞き出し、映画に誘いました。

その1日の終わりに、私たちは交際することにしたのです。

 

誰にも優しく接している人は、必ず分かってもらえると思います。

常に、人にやさしさをほどこせる人は魅力的ですね。

 

 

すごいブス女を好きになったエピソード3.決して嫌味な態度を取らなかった

話し合う男女

 

人はどうしても不満があると、態度に出してしまいがち。

ですが、交際をはじめて数ヶ月が経っても、彼女は嫌味な態度をなにひとつ取らずに、私に接してくれました。

 

私は予定に遅れてしまうことや、約束が守れなかったことがかなりあります。

しかし、そんなときでも彼女は嫌味な態度を取らず、真正面からしっかりと私に向き合ってくれました。

 

怒るときは怒り、不満があるときはしっかりと伝えてくれたのです。

よくカップルにありがちな、「察して欲しい」という空気は微塵も出していなかったのを覚えています。

そんな相手のことを考えた振る舞いをみて、自分も「よりいっそう、彼女に尽くそう」と考え、大切にしようと思いました。

 

相手を思いやる気持ちは、おたがいに関係をとても良好な状態にしてくれるのです。

分かってほしいことがあるときは、意見としてしっかりと発言するといいでしょう。

 

すごいブス女を好きになったエピソード4.別れの際まで相手のことを考えてくれた

悩む男性

 

彼女を友人に紹介したとき、友人は不可思議な顔をしていました。

あとあと、友人と二人きりのとき「なんであんなブスと付き合ってるの?」と、訝しげに聞かれたのです。

その際、少しだけ迷いを持ってしまった自分がいました。

 

周りのカップルを見ると、みな綺麗な子や美人な子と付き合っています。

今までなにも考えなかったのに、いつのまにか周りの目を意識するように。

その結果、彼女との外出も減り、会う回数も次第に減っていきました。

 

迷いを表に出すようなことはしなかったつもりですが、彼女はそれを静かに感じとっていたかもしれません。

突然、別れを告げてきたのです。

私は困惑しましたが、迷いもあり、煮え切らないまま、自然消滅してしまいました。

 

彼女は、私が困らないような選択をしてくれたのだと思います。

私は今とても後悔していますが、彼女が取った決断は、私を思ったうえでの選択だったのでしょう。

 

「人は顔でなく、他者を思いやる心が一番大切」だと、今になって感じています。

自分にくだらない迷いがなければ、今でも一緒に楽しく笑って、過ごせていたと思うのです。

 

まとめ

結果的に私の優柔不断が、彼女との別れを招きましたが、彼女は最後まで私のことを真剣に考えてくれていました。

最近、彼女が結婚するという話を聞き、「幸せになってほしい」と願っています。

 

相手を思いやる気持ちは、顔に関係なく、相手に伝わるということを覚えていてください。