27歳男性。
大学院まで行くも就職先が決まらず、アルバイトから正社員ということで、ラーメン屋に勤務。
その後、ライター見習いへ。
大学院まで音楽をしていたが、まったく経験を生かすことができない状態。
留学生などの外国人に囲まれながら、日本語以外はさっぱりで、現在は主夫業にも力を入れている。
見出し
Fランの大学院に行って良かったこと
Fランの大学院に行って良かったこと1.講義、研究が適当で簡単
Fランの院ということで、ほとんどの人が「もう少し遊びたい」という理由で進学。
また、就職が決まらないというのが理由で進学する人もいました。
私も、例外なくそのような理由で進学した人間です。
当時、学業よりもメインで音楽活動をしていた私。
「時間が欲しい」という理由で、大学院に進学しました。
もともとスポーツで進学してきた人や、外国のお金持ちの子どもの留学生がほとんどの大学。
ほぼ学校に行くことなく、代理で出席やレポートを提出してもらい、卒業できました。
それは、大学院でも変わらず、あまり学校に行かなくて良かったので、時間がありあまっていましたね。
音楽活動もいっぱいできました。
それに、そもそも活動といっても、月数回ほど。
なので、夜に遊び、昼近くまで寝るか、バイトに行くかといった感じでした。
勉強内容も、外国の文化を専攻。
音楽などを通して自分の好きなこと、興味のあることだったので、卒論やレポートも適当に書き、合格をもらうことができました。
Fランの大学院に行って良かったこと2.合コンや飲み会が多い
ほかの大学でも多いところは多いかもしれませんが、私の通っていた大学は医療系の大学と姉妹校(最近合併したみたいです)。
そのため、医療大学の女子大生との合コンが、とにかく多かったです。
医療大学ということで圧倒的に男子が少なく、田舎だったため、近くに大学がありません。
それに、田舎のため、アルバイトをするところもほとんど皆無。
そのため、そこで仲よくなった子たちが、合コンをセッティングしてくれることが多かったのです。
もともと国際大学ということで、日本人が圧倒的に少なかった私の大学。
気軽に声をかけられる人が少なかったので、チャンスも多かったです。
おたがいの大学のセキュリティーも甘く、おたがいの大学を自由に行ききすることができました。
また、講義などにも紛れ込むことができたので、仲よくなりやすい環境でしたね。
Fランの大学院に行ってよくなかったこと
Fランの大学院に行ってよくなかったこと1.日本の常識が通じない?
私の通っていた大学は国際大学ということで、多くの留学生を受け入れていたこともあり、生徒の9割近くが外国人留学生。
なかには、日本で常識であるマナーを守っている留学生の子もいましたが、マナーが悪い子が多かったです。
私の大学は最寄駅に徒歩であれば、2,30分ほどかかってしまう場所にありました。
そのため、大学専用のシャトルバスで、駅から通っていたのです。
そのシャトルバスはかなり小さく、人が多いときは並んでいても乗れないときがあります。
なので、平気で割り込んだり、割り込みを注意すると、けんかになったりと、トラブルがとにかく多かったです。
駅から少しのところにある、パン屋さんの前がバス停でした。
ですが、パンを買ったときに出るゴミをそこらへんにポイ捨てしたり、店前に座り込んで喋っていたりということが、頻繁に発生。
そのせいで、よく注意を受けていましたし、とばっちりでパン屋の従業員に怒られたことも。
そのようなトラブルが続いたため、駅から遠い場所にバス停が移動になり、不便な思いをしました。
Fランの大学院に行ってよくなかったこと2.まさかの行動にビックリ
留学生同士のけんかが日常茶飯事で、珍しいものではなかった私の大学院。
ある日、目の前でいきなり、カッターを使って留学生同士がケンカするという事件がありました。
近くで見ていたのですが、中国人の留学生が、すれ違った同じ中国人の留学生に話しかけたと思えば……。
いきなりカッターを出し、刺しにかかりました。
あまりに突然のできごとに唖然としましたし、周りはパニック状態。
おたがい中国語で言い合っていたのですが、言葉がわからないというのもあります。
そのため、激昂した刃物を持っている相手に、なにもできずにいました。
結局、警察まで出動する騒ぎに発展し、街に出たり大学の話をすれば、その話題で持ち切りに。
あとで聞いた話によれば、「挨拶を無視されたので、刺した」というものでした。
あまり評判のいい大学ではなかったうえに、さらに悪評をたてられるという結果に。
それに、その日までに提出しなければいけないレポートを出しそびれてしまい、最悪でしたね。
Fランの大学院に行ってよくなかったこと3.やはり就職活動が不利
大学進学時から覚悟はしていましたが、就職活動にはかなり苦戦しました。
大学卒業時までなら、なんとかみんな就職を決めたりしていきましたが、Fランの大学院となれば、面接まで行くのもなかなか厳しい道のり。
いざ面接が決まり、手ごたえがあっても、なかなか内定をもらうことができなかったです。
Fランでも、成績上位の子たちは印象が良かったりで、あっさり内定をもらっていました。
しかし、Fランのさらに下の順位の学生となれば、なかなか企業も目を向けてくれません。
就職説明会などに行っても、自分の大学の名前を言うのも恥ずかしかったですし、自分で自暴自棄になってしまいました。
結局就職先は、ずっとバイトしていたラーメン屋にそのまま就職という形で、就活を終えることに。
「もっと、ちゃんとしておけば」と、そのときはじめて後悔しました。
まとめ
私の場合国際大学(現在は普通の大学)ということもあり、留学生が多いという環境でした。
Fラン大学に行くと、自分の趣味やあんまり勉強しなくていいという状況から、遊んでしまう人も多いと思いますが、就職活動で苦労します。
「しっかり将来を見据えて、計画を立てていれば」と、今になって後悔している私です。