ケチはきつい!貧乏育ちの男と付き合った時のエピソード4編

あきれる女性

30歳女性、商社にOLとして勤務。

貧乏育ちの男は、彼女の前でもついつい貧乏をさらけ出しがちで、堅実を通り越して、ケチな男にも見られてしまう可能性が大だと、経験上感じている。

 

趣味は、ショッピングと映画鑑賞、スノーボード。

 

 

貧乏育ちの男と付き合ったときのエピソード1.デートの食事がファーストフード

ファーストフード

 

学生時代に付き合ったA君は、4人兄弟の長男で、自宅は市営住宅という貧乏育ちの男でした。

そんなA君と付き合うようになったのは、友だちの紹介。

話をしていて「気が合うな」と感じて、自然と仲が深まり、付き合うようになりました。

 

最初は「小さい兄弟を抱えているなんて、優しいお兄ちゃんだな」なんて、思っていたのです。

ですが、徐々に「貧乏育ちな男だな」と、マイナスの感情を抱くようになりました。

 

A君と買い物デートをして、お腹が空いたということで、なにか食べようとなったときのこと。

決まってA君は、「〇クドナルド行こう」と言うのです。

 

最初は「ちょっと小腹を満たすだけなら、いいかな」と、思っていた私。

ですが、A君はデートのたびに、〇クドナルドに行くのです。

 

学生はデートに、あまりお金をかけていられないのも事実。

しかし、いつもファーストフードだと、デートへのテンションがなかなかあがりません。

 

貧乏育ちのA君はおそらく、料金が高いレストランなど行ったことがないのです。

そのため、リーズナブルで慣れているファーストフードへ、足を運んでしまうのだと思いました。

 

しかも驚くことにA君は一番安いシンプルなハンバーガーとジュースは頼まず、当たり前のように無料の水を飲むのです。

これにはさすがに、私も「ジュースくらい頼めば?」と言います。

すると、決まってA君は「イヤ、俺は水でいいんだ」と言うのです。

 

A君4人の兄弟全員が普通にセットを頼むと、恐ろしい金額に。

なので、単品注文で飲み物は無料の水という、オーダーの仕方で育ってきたのだと思います。

 

実際A君に、「家族で外食とかするの?」と聞いたことがあるのです。

そしたら、「めったにないかな。ハンバーガーたまに食べに行くくらい」と言いました。

 

「でも、可愛い彼女の前では、ドリンクくらい注文してほしいな」と思い、ただのケチな男と思われないか、とても恥ずかしかったです。

 

貧乏育ちの男と付き合ったときのエピソード2.プレゼントが激安

驚愕する女性

 

A君と付き合っているときにクリスマスがあったので、A君に「おたがいプレゼントを選んで、交換しよう」ということになりました。

付き合っている彼氏に喜んでほしい私は、その当時流行りだった、ブランドの服を購入。

 

購入の際は「クリスマスプレゼントなら、これくらいの金額が妥当かな」と、服の見た目と金額でいろいろ悩みました。

しかし結局、上下の服をトータルコーディネートして、20,000円のプレゼントとなったのです。

 

そしてクリスマス当日に、A君とせーのでプレゼントを交換することに。

A君が私に買ってきたプレゼントの袋は、両手の平に収まるサイズ。

「もしかしたら、アクセサリーかも」なんて、ルンルン気分で袋を開けました。

 

すると出てきたのは、どこのブランドの物かも分からないポーチ。

しかも、見た目はどう見ても、数千円の安そうなもので、変なキャラクターまでついているものでした。

 

予想していたプレゼントの内容と、かけ離れすぎてびっくりしていたら、A君は「これ、ちょっと奮発したんだよね」なんて言ってくるのです。

私は引きつった笑顔で、「あ、ありがとう」と返しました。

 

そのあと私は、そのポーチがいくらなのかネットで調べたのです。

すると、なんと5000円しかしないことが判明。

 

私があげたプレゼントの1/4の値段だったのです。

貧乏育ちのA君からすると、5000円は大金だったのでしょう。

 

貧乏育ちな彼との、金銭感覚のズレを実感。

そのうえ、自分があげたものよりも、かなり金額が低く、まったく好みでないプレゼントをもらった私は、正直A君に冷めた感情をもってしまったのです。

 

 

貧乏育ちの男と付き合ったときのエピソード3.服がいつもファストファッション

ファストファッション

 

付き合う前は気にならなかったのですが、付き合ってから、A君の服がいつもファストファッションであることに気づきました。

別に、「ファストファッションのアイテムがダメ」と言ってるわけではありません。

しかし、A君は全身すべての服をファストファッションで固めていたのです。

 

学生時代、ブランド物が大好きだった私。

なので、A君がいつもファストファッションで決めているのを、なかなか受け入れることができませんでした。

 

A君と一緒に服を買いに行っても、おしゃれで値の張るような店は一切見ず、いつも〇ニクロや〇まむらばかり。

しかもA君は定価の服ではなく、セールの赤札が付いているものを中心に物色していたのです。

 

今考えると、「堅実な男性だな」と思います。

ですが、当時の私からすると「なんて貧乏クサい買い方だろう」と、A君への恋心が徐々に冷めていく原因となったのです。

 

貧乏育ちの男と付き合ったときのエピソード4.なんでも中古品を買う

不満に思う女性

 

安物しか買わないA君は、漫画や家の家具など身の回りのものは新品ではなく、とにかく中古で安いものを選んでしました。

話を聞くと、小さなころから新品ではなく、中古で家のものを揃えていたとのこと。

それによって、成長しても、その習慣が染みついてしまったと思います。

 

私は中古のものがいくら見た目がキレイでも、どんな人が使ったのか分からず「汚い」というイメージがあるので、正直触りたくもない。

それなのに彼は、「欲しい漫画がある」と言っては、中古本の店に私を連れて行くのです。

彼に誘われ店内にいるときは、空気をなるべく深く吸わないようにしたくらい、私は中古本の店独特の臭いも嫌でした。

 

そんな貧乏育ちで、金銭感覚が合わないA君が「ケチな男」と感じてしまうようになった私。

それで、徐々にA君に魅力を感じることができなくなり、結局付き合って3か月で、別れを告げることになったのでした。

 

まとめ

貧乏育ちの男は、お金の使い方が正直言って「ケチ」だと思います。

堅実な男は結婚にはいいかもしれませんが、付き合っている彼女の前では少しくらいカッコつけて、貧乏育ちを隠してほしいところです。