夫の出張が多いと思ったら浮気だったエピソード3編

出張

36歳女性。現在は薬剤師資格を活用し、ドラッグストアでの調剤担当として勤務。22歳のときに、当時の同級生と結婚し、翌年には子どもを出産。元夫との性格の不一致などから、26歳のときに離婚を経験。以後、仕事と家庭を両立しながら、男の子を育てるシングルマザーとして活動中。

 

 

夫の出張が多いと思ったら浮気だったエピソード1.バッグにあやしい領収書を発見

領収書

 

あれは、私が元夫と結婚して、ちょうど1周年を迎えた時期。

もともと、仕事柄、出張が多い職場に勤めていたので、定期的な出張に関してもとくに不審には感じませんでした。

 

その日も、いつもどおりの出張だと思い、夫よりも1時間はやめに起きて送り出しました。

出張の予定は、2日間。

 

翌々日には、帰宅するとのことでした。

夫がいない間は、主婦業を若干サボることができます。

 

なので、私にはこの出張は嫌なものではなかったんです。

2日後、出張から帰宅した夫の洗濯物を洗おうと、バッグを開けるとはらりと落ちたものが。

 

事前に聞いていた宿泊先とは、まったく違う宿泊先の領収書が出てきたのです。

私が事前に聞いていたのは、出張先にあるビジネスホテル。

 

出てきたのは、出張先といっていた場所にある、ちょっと高級な旅館のものだったんです。

驚くのは、そこに記されていた利用者の人数と合計額。

 

領収書には、ふたりで利用と記載されており、料金もふたり分にしては、やけに高い金額でした。

ここで、のんきにも「上司と出張になったのか」と、考えていた私。

 

まったく浮気なんか、疑ってなかったんです。

 

 

夫の出張が多いと思ったら浮気だったエピソード2.怪しいメールを発見

メール

 

それから半月ほど経過したのち、また出張がありました。

頻度で言えば、これまでも月に2〜3回の出張は結構あったので、とくに疑問もない私。

 

今回の出張は1泊2日で、翌日には夫が帰宅するというスケジュールでした。

帰宅した夫が入浴している間に、携帯電話に着信があったんです。

 

いつもなら、気にならなかったんですが、聞き慣れない着信音だったので、電話ではないことはあきらか。

女の直感とでもいうのかもしれませんね、どうしても気になったので、携帯電話を見てみると、メールの着信だったようです。

 

普段から、あまりメールは使わず電話だけですませている夫。

「あの人がメール?」と、私のなかの興味が疑問へと変化しています。

 

盗み見ること自体は、あまり良くないですが、勇気を出して夫の携帯の中身をチェックしました。

メールには、一緒に旅行へ出かけたらしき相手の女性からの、ラブラブな文章の数々が。

 

「また一緒にいきましょうね」やら、「寝顔がかわいかった」などなど。

いかにも若い女の子が書きそうな、愛情たっぷりの文章。

 

見ているだけで、腹立たしくなってくるほどの内容でした。

それに、メールのなかで夫のことを先輩と呼んでいるあたり、どうやら同じ職場の後輩っぽいです。

 

この時点で、私のなかでは夫の浮気という事実が、ほぼ確定事項になっていました。

入浴から戻ってきて、鼻歌交じりの夫に対し、携帯電話のメールについて追求がはじまりました。

 

 

夫の出張が多いと思ったら浮気だったエピソード3.夫を問いつめる

喧嘩

 

突然、私から浮気の証拠をつきつけられた夫。

冷静な表情を保っているようでしたが、そこは女をなめてはいけませんよね。

 

主人が一瞬見せた、あきらかに動揺している表情や、泳ぐ目を私は見逃しませんでした。

一気に、心のなかが悲しみに包まれた瞬間でもありました。

 

最初のうちは、「一緒に行ったけど、部屋は別々だった」とか「やましいことは、なにもしていない」と言っていました。

しかし、決定的な証拠をこちらはしっかりと握っています。

 

「ラブラブメールが届いてたよ」と、冷静な口調でメールを読み上げたところ、すぐに浮気を認めました。

どうやら、不倫旅行はこの2回だけではなかったようで、出張と言っていた半数が旅行だったようです。

 

さらにタチが悪いのが、出張自体は決して架空のものではなく、仕事もしながら浮気も楽しんでいたということ。

おまけに、相手の女性が、私と同い年の女だったんです。

 

夫はこともあろうに、私と同い年の女性であると知りながら、私以外の女性を抱いていたということになります。

これは、さすがに浮気という事実以上に、ショッキングな真実でしたね。

 

なんにしても、さすがの私もこたえてしまい、2週間ほど口をきかずにいました。

ところが、夫の浮気は、これ1回きりではなく、その後もなん度も繰り返し続けたのでした。

 

まとめ

仕事と出張という、かっこうの材料を隠れみのに、私をいつわり浮気にいそしんでいた夫。

当時のことを思い出すと、今でもはらわたが煮えくりかえってしまうほどです。

 

不倫は、その先に悲しむ女性が必ずいるということを、忘れずにいてほしいものです。