夫が逮捕されたきつすぎるエピソード2編

逮捕

50歳。女性。心理カウンセラー。離婚歴、死別歴ありのバツ2。ほぼシングルで息子を三人を育てました。保険会社営業、仕出し弁当会社勤務、整体師をへて心理カウンセラーに。自身の波乱万丈な人生と経験をいかして、さまざまなことで悩んだり、苦しむ人のお役に立てたらと精進しています。

 

 

夫が逮捕されたきつすぎるエピソード1.夫が逮捕された理由と経緯

酒

 

私の二番目の夫は、アルコール依存症でした。

逮捕された理由は、飲酒運転です。

 

夫は当時、仕出し弁当会社の支店で店長をしていました。

子どもが生まれてすぐに、連続飲酒になりました。

 

でも、仕事は真面目で調理師としても営業面でも、評価されていたことでクビはまぬがれました。

夫をかわいがってくれていた上司も、お酒での失敗経験があり、助けてくれたのです。

 

そして、まさかの支店長への昇格の推薦までしてくれたのです。

支店長になってから、数ヶ月後の夏のこと。

 

夫から、電話がありました。

職場に、差し入れのアイスを持ってきてほしいと言うのです。

 

私は、生後10ヶ月の次男をベビーカーに乗せ、妊娠6ヶ月で電車とバスを乗り継ぎ、夫の支店へと向かいました。

アイスを置いて挨拶をしたら、帰るつもりでした。

 

しかし、夫が「もうすぐおわるから、車で帰ろう」と言うので、仕込みなどを手伝いながら待っていたんです。

途中でディスカウントスーパーに寄ったのですが、夫は「疲れているから、少し寝るわ」と車に残りました。

 

30分ほどして、大量に食材を買い込み、車に戻ると夫は大イビキをかいて寝ています。

「疲れているんだな」と思い、1時間ほど車内で待ちました。

 

夫が起きたあと、様子がおかしいことに気づきました。

車内がお酒臭い。

 

多分、私が買い物している間に飲んだのでしょう。

しばらくは、なにも気づかないフリをして黙っていました。

 

しかし、だんだんと蛇行運転をするようになったんです。

私は怖くなり、片足で自らブレーキを踏んで、ドアを開けて息子とベビーカーを抱えて飛び出しました。

 

どうにか、子どもを連れて帰宅すると、すぐに警察に連絡しました。

夫は、間もなく捕まりました。

 

飲酒運転どころか、当て逃げまでしていたんです。

 

裁判には国定弁護士さんがついてくれて、会社の上司がやりとりしてくれました。

 

そのため、費用はほとんどかかりませんでした。

さらに、相手への謝罪金は、上司が貸してくれたんです。

 

夫は刑務所から「本が読みたい」ということと、私や息子たちに対しての、謝罪の手紙を送ってきました。

謝罪の言葉や、これからどう生きていきたいか、などが書かれていました。

 

私たち家族のためなら、どんな仕事でも命をかけてするとか。

家族は必ず守るとか。

 

真面目に反省しているようだから、許そうと思いました。

 

夫が逮捕されたきつすぎるエピソード2.出所してからの生活態度

酔っ払い

 

なんとか、クビをまぬがれたにも関わらず、運転免許がなくなったことや、私が通報したことを責め続けてきました。

仕事も続かなくなり、断酒の意思も弱くなり、三男が生まれてからはまったく働かなくなりました。

 

 

そのうち、家にいることで際限なく飲むようになったのです。

また、私を踏みつけて肋骨を折り、警察に事情聴取されたこともありました。

 

今なら逮捕されていたはず。

その後は、なん年か断酒した時期もありましたが、年齢も40をすぎていました。

 

プライドだけは高いため、なかなか職探しすらせず、代わりに私が働いていたんです。

「喉元をすぎれば」ということわざがありますが、まさに私の夫そのものです。

 

飲酒運転についても、反省すらしていませんでした。

 

まとめ

その後、主人の影響で三男が情緒不安定になったり、上のふたりも、あきれていました。

今思えば、逮捕された時点で離婚すれば良かったと思っています。