発達障害の私が退職することになった4つの理由、その後したこと1つ

横断歩道を歩く社会人

27歳男性。昨年まではお好み屋さんで清掃作業のアルバイトとして勤務していました。発達障害のため仕事は長くて2年しか続いたことがありません。さらに、解雇されたことも1度だけではなく数回経験しています。現在は不動産などのポスティングをしています。趣味はカフェ巡り。

 

 

退職することになった理由1.仕事が遅すぎて同僚に迷惑をかけてしまった

落ち込んでいる社会人

 

私が発達障害をもっているので、市役所でいっている障がい者関連の部署を訪れて相談をしていました。

そのおかげで某お好み屋さんでのアルバイトを行うことができました。

最初は、地元で仕事ができることや実家が飲食店をいとなんでいるので、自信がありました。

 

しかし、接客をすることはなく、開店作業の準備や清掃に加えて、お好み焼きを食べ終わった鉄板の掃除を担当することになりました。

最初の話とは違う業務内容を任されてしまったのです。

それだけであれば、「仕事なので希望の仕事に就くことはできない」と考えるでしょう。

 

しかし、発達障害のため健常者よりも作業スピードが遅かったので、上司から怒られてしまいました。

 

退職することになった理由2.先輩にお金を支払うようになったから

お金の契約書

 

先ほどのお好み屋さんの話ですが、仕事が遅くて怒られるだけなら、自分のせいなので我慢することができました。

しかし、仲良くなった先輩の彼氏がバンドマンをしていて、私も好きではないライブに誘われました。

 

そのときに、なんども「興味がない」と断っていましたが、「ライブにいかないと、職場にいづらくなってしまうよ」と脅されてしまいました。

断りきれなくて代金を払ってしまいました。

それだけで済めば、ほかの上司に相談して解決することができました。

 

さらに、その先輩はゲームセンター好きでした。

「恋人と同棲しているため、家賃の支払いで大変だからお金がない」と言われて、実家暮らしの私に遊ぶお金を要求してくるようになりました。

 

もちろん、私も障がい者採用なので一般のアルバイトよりも給料が安くて交通費も支給されていませんでした。

もちろん、おごってあげることができませんでした。

そのため、わざわざ両親から先輩におごってあげるためにお金を借りていました。

 

これも発達障害があるので、悪いことなのに相手の言うとおりに動いてしまうのです。

そのあと、私が退職することになり、この先輩とのやりとりが市役所の担当者に伝わったので、お金を取り戻すことができました。

今後は、「お金を貸してほしい」といわれても断れるようになりたいと願っています。

 

 

退職することになった理由3.営業成績が悪くて、自宅から遠い勤務先に飛ばされた

人事移動

 

私が唯一正社員として勤務していた職場があります。

それが、ドコモショップなどで携帯電話をお客様に営業する仕事です。

 

最初のころは、営業成績が悪くなかったので、自宅のある千葉県に近い職場で勤務していました。

しかし、じょじょに契約数が少なくなってスランプになりました。

 

この状態で勤務先も変わらなければ、スタッフと仲がよかったので「頑張いこう」と思っていました。

しかし、会社は成績が悪くなった私は神奈川の横浜に近い馬車道の携帯販売店に飛ばされることになりました。

そこに左遷されたときは、「好きな横浜に近いから仕事帰りが楽しくなる」と考えていました。

 

しかし、環境を変えてもお客様から契約してもらうことは難しかったです。

それだけではなく、営業成績が悪いので強引に契約してもらおうとやっきになってしまったこともあります。

そのせいで、お客様からの印象は悪くなりクレ-ムが増えてしまいました。

 

もし、発達障害でなければ強引に営業をすることなく、お客様が嫌がっていることを察知することができたでしょう。

それが、障害があるせいで人の顔色を見ることができなくて自分のペースで話を進めてしまいました。

 

退職することになった理由4:仕事をクビになって退職することになった

落ち込んでいる社会人

 

私は単発の仕事をあわせて10数個の職種を経験しました。

最初のころは、明るくて笑顔の多い人といわれることがあります。

 

しかし、仕事をしていくうちに発達障害のせいでケアレスミスが増えてしまったことや、上司や同僚と対立することもあり人間関係が悪くなってしまいました。

そして精神疾患になってしまうこともあり、退職することがありました。

 

そのため、「長期的な仕事はきびしい」と思って単発のアルバイトに挑戦してみたりしました。

ここでは、エービーシーマートの検品を担当することになりました。

しかし、初日から作業スピードが遅かったので「次回から工場にこないでほしい」とクレームを言われてしまいました。

 

結果、会社から仕事を与えてもらえなくて派遣会社を変更することになりました。

 

そのあとしたこと1つ.人と接する仕事が向いていないと考えるようになった

考えている人

 

会社を退職したあとに、私は人と接する仕事が向いていないと思うようになり、きょくりょく、他人とかかわることがない仕事を探すようになりました。

そのときに見つけたのが、不動産会社や地方紙のチラシ配布です。

この仕事は指定された日にチラシが郵送されて、期限までに配る仕事です。

 

1週間以内ときびしくない期限と人間関係の問題がないので、楽しく仕事ができました。

 

まとめ

ここまで発達障害のため退職することになった理由についてまとめてみました。

職場の先輩にお金を貸してしまったり、仕事のスピードが遅くてクビになったこともありました。

 

営業職では契約が取れないので、させんさせられる屈辱を味わいました。

いまは、人と接すすことが少ないポスティングの仕事をしています。

 

この仕事は、自分のペースで配布できるので楽しいです。

なので、発達障害をもっている人は自分が得意で貢献できる仕事を、じっくりと考えてみることで、ピッタリの職業に出会えるかもしれません。