37歳女性。3年前に結婚し、現在は専業主婦。なかなか良縁に恵まれず、あきらめかけていたところに現在の夫と知り合う。趣味は夫のために毎日つくる料理と、動物と触れ合うこと。とくに猫が好きで、実家で飼っている猫に夫と会いに行くのも楽しみのひとつ。
ほのぼのした夫婦のエピソード1.真面目な出会い
夫と私が知り合ったのは、私が34歳で夫が43歳のときでした。
夫は俗にいうイケメンで、なぜその歳まで独身だったのか、不思議なくらいでした。
夫と私が出会ったキッカケは、お見合いサイトでした。
夫が私のプロフィールを見て、申し込みメールをくれたのがはじまりです。
はじまりが、サイトということもあり、お互いを知るために毎日メールのやり取りをしました。
1か月ほどメールでのやり取りをしたあと、いよいよ直接会ってみることになりました。
待ち合わせ場所に現れた夫は、知的な感じの笑顔が優しい男性でした。
初対面ということで、近くのお店で、お昼ご飯を食べながらいろいろな話をしました。
その日は、食事だけをして別れたのですが、そのあとも毎日メールでやり取りをしていました。
そして夫から「次に会ったら、大事な話がある」と、メールで告げられたのです。
「これは愛の告白かな」などと期待しつつ、2回目のデートをしました。
2回目のデートもふたりで、お昼ご飯を食べていました。
顔に大量の汗をかきながら、「付き合ってもらえませんか」と、やっとの思いで告白してくれたのです。
私の答えは決まっていたので、もちろん「OK」をしました。
そして、結婚適齢期もすぎるころだったので、「付き合うなら結婚前提」と、付け加えました。
すると、夫も同じ考えだったようで、めでたく私たちは結婚を前提として付き合うことになったのです。
どうやら夫は、今まで女性に告白をした経験があまりないらしく、緊張と恥ずかしさでタジタジだったようです。
顔は2枚目なのに、性格は3枚目なところがまた、好感を持てましたね。
ほのぼのした夫婦のエピソード2.純粋な交際
夫とのデートはもっぱら、午前中から会い、夕方には帰るといった真面目なものでした。
デート場所も、ドライブへ行ったり、レストランや喫茶店で語り合うなどです。
会話重視で、お互いなにもしなくても、見つめ合っているだけで、時間があっという間にすぎていきました。
そんな夫とのはじめてのキスは、付き合うようになって、3カ月後のデートの帰りでした。
それも、軽くフレンチキスです。
でも、そのかわいらしさが、今まで味わってきたキスよりずっと、キュンとくるものがありましたね。
キスやハグのようなスキンシップはあったものの、肉体関係になることはありませんでした。
私は内心「ちょっと物足りないかな」と思いつつも、自分を大事にしてくれていることを感じていました。
また、夫の誠実なところがうれしかったので、満足でした。
そんな夫と、はじめて結ばれたのは、ふたりで温泉に泊まりに行ったときです。
ご飯を食べ、温泉にも入り、一緒にテレビを観ていても、夫はまったく手を出してはきません。
そして、時間も遅くなり「そろそろ寝ようか」と、ふたりで布団を敷きました。
布団の上にしばらく座り、なんだかぎこちない雰囲気になり、夫はまた汗をかいている様子でした。
「このままでは、何事もなくおわってしまう」と思った私は、思い切って夫にハグしました。
すると夫もそれにこたえるように、私を抱きしめキスをしてくれ、その後、結ばれました。
今まで、それなりに経験はあったのですが、夫との営みは誰よりも心地よく、さらに夫への愛が強くなりました。
ほのぼのした夫婦のエピソード3.楽しい新婚生活
付き合って1年で、めでたくゴールインした私たちは、新婚生活もほのぼのした楽しい時間をすごしています。
夫のために手づくり料理をするのが、私の毎日の楽しみです。
夫は、家事をする私に対し、いつも感謝の言葉をのべてくれます。
あと片付けがすんだ私に、かならず「お疲れさまでした」と、声をかけてくれます。
さらに、家事の合間にも「ありがとう」と、いつも言ってくれるのです。
夫は、一切家事を手伝うことはありませんが、この言葉で気持ちよく家事をこなせています。
それから、結婚してからも夫がスキンシップをしっかりしてくれるのも、うれしいことですね。
朝、会社に行く前と帰ってきたとき、そして寝る前にもキスやハグをしてくれます。
なに気なく、頭をポンポンしてくれるのも、うれしいものです。
そして、夫との時間でなにが一番の楽しみかと言えば、ふたりでお菓子を食べることです。
それぞれ、食べたいものを買ってくるため、我が家にはチョコレートやスナック菓子などが常備してあります。
それを、夕食後に仲良く食べるのが楽しみで、結婚してから5キロも太ってしまいました。
まとめ
夫と知り合って、もうすぐ4年になります。
現在も交際中のときと変わらず、仲良く暮らせていることが、とてもありがたいし幸せです。
夫と出会うまでは「もう、このまま独身でいるのかな」と、結婚に対してあきらめモードでした。
35歳で、こんなに素敵な男性と結婚することができて、本当によかったと思います。