30歳女性、OLとして会社では経理を担当。今まで5人の男性と付き合い3人と復縁したものの、復縁での良い経験は乏しく今の彼氏とは結婚に踏み出せずこじらせている状態が続く。趣味はショッピングと映画鑑賞、アロマテラピー。
復縁して後悔した話1.相手のマイナス部分は変わらない
彼氏の性格や行動で「嫌だ」と思った部分は基本的に変わらなことが多いことです。
大学生のときに付き合っていた彼氏は、とにかく時間にルーズな彼氏でした。
デートの待ち合わせの10分くらい前になると必ず「ちょっと電車に1本乗り遅れて、遅刻しちゃうよ。ごめんね」と連絡が入りました。
そのあと、到着するのはだいたい待ち合わせの20~30分後で、現れたときには本当に申し訳なさそうに謝るのです。
「謝るくらいならば遅刻しないように、少し時間に余裕を持って準備をすればいいのに」と思うですが、私も彼が好きなのでついつい許してしまいます。
そんな遅刻常習犯の彼氏で許せなかったこともあります。
私たちカップルのお互いの友だちを紹介してダブルデートという企画を立てたときのこと。
彼はいつものように遅刻メールをよこしません。
「やっぱり大切な友だちとの約束は破らないのね」と安心していたら、約束の時間を過ぎても彼は現れず電話をしても出ません。
すでにお互いの友だちも集合しています。
ようやく電話にでたと思ったなんと「ごめん、今起きた」と言ってきたのです。
これには私もブチ切れました。
彼がくるまで私とお互いの友だち3人だけでお茶をしながら彼を待つこと1時間半後。
ようやくあらわれたのです。
ちょっと気まずい時間ではあったものの、幸い友だちはいい人だったので当日は楽しく過ごせました。
しかしそれがきっかけでルーズな彼に嫌気がさし、別れをいおうか悩みました。
でも時間にルーズ以外の点は彼のことを好きだったので、「もう時間に正確な人間になる」ということを聞き入れたうえで復縁することになりました。
そのあと、彼はどうなったのかというと最初の2回はきっかり時間に間に合うように来ました。
しかし、3回目以降はいつものルーズな彼に戻っていたのです。
ほれた方の弱みなのでしょうか、人間って変わらないと痛感し復縁を後悔しました。
復縁して後悔した話2.浮気は死んでも治らない
社会人になってから仕事関係で出会った彼は1つ年上で、私は自分より少し大人な雰囲気が大好きでした。
会社のとなりの部署の男性で、同僚つながりでよく食事をするようになって付き合うことになりました。
デートのときは「美味しいレストランを見つけたから君を連れていくね」と色んなお店を知っており、水族館や映画館、ショッピングなどを、休日になると土日どちらか必ずデートするというくらい仲よしでした。
そんな彼と付き合うようになって3か月位たったころ、クリスマスイブとクリスマスが土日に重なっていたので「旅行でも行きたいな」と思いました。
彼に提案したところ1日どちらかは家族と過ごす予定があるということで、イブに彼と会うことにしました。
「歳の離れた兄弟がいるから俺がいないといけないんだ」なんてセリフを私はうのみにして、「なんて優しい彼なの」なんて思っていたくらいでした。
そしてイブは彼とフレンチのレストランに行ったり、夜景を見たりしてとってもラブラブな1日を過ごしました。
クリスマスは私も家族と過ごそうと、家でのんびりしていたときのこと、友だちからメールが来ました。
内容は「あんたの彼氏、女と歩いているの目撃したけど。今一緒じゃないの?」なんてメールで、いきなりビックリしました。
そのあと、彼を問いただすとなんとあっさりと「ごめん、ちょっと悩みを相談されている女の子がいて、話をしているうちに仲良くなって」と申し訳なさそうにはしていましたが、いきなりさらっと自白してきたのです。
これには私もショックと怒りがこみあげて「あんたとは別れる!」とブチ切れなかば強引に別れました。
そうしてひとり、さびしい正月を過ごして新年を迎えた日に彼から「会いたいと」とのメールが。
そして私もまだ好きな気持ちが残っていたのでふたりで会うことになりました。
彼からは「もう浮気はしない、本当に好きなのは君だから、やり直したい」との言葉があり、結局復縁することになりました。
もうこのまま幸せな日々が続くと感じて過ごしていましたが、あんのじょう、彼はまた浮気をしました。
あのクリスマスのときの彼女とはまた違う人でした。
あれほど私がショックを受けていた浮気をまたしたのです。
しかも、いとも簡単に3か月後にまた再犯したのです。
このときばかりは、彼に焼きをいれて別れを決意したのです。
あとから発覚したことですが、彼の知り合い伝いから聞いたところによると、彼の浮気癖はずっとあるとのことでした。
もっと早く知っていれば彼とは付き合うことはなかったでしょう。
結局、浮気をする男は死んでも治らない。
そんな男に浮気をされたら復縁せず別れることが一番幸せになる方法であると感じた事例でした。
復縁して後悔した話3.価値観の違いは埋められない
社会人になってしばらくたって付き合った彼とは1年付き合った結果、同棲をすることになりました。
彼の住んでいる家に私が転がり込むような形で同棲をスタートさせたのです。
最初はいつでも一緒にいられる気持ちでとっても幸せな毎日を過ごしていましたが、じょじょに居心地の悪さを感じるようになりました。
というのも彼と私の生活スタイルの違いが原因なのです。
私はお風呂に入ったあと、タオルは1回でも使ったら洗いたいのですが、彼いわく「汚い体をふいているわけではないので3回くらいは使える」と言うのです。
でも、生乾きをおこして正直タオルがにおうときもあったので、私は1回でも使ったらすぐに、彼のも洗うようにしていました。
そのほかは、私は食事のときケータイを見るという習慣はありませんが、彼は食事中ずっとケータイを見ています。
「ちょっと食事中くらいケータイ置いたら?」と言うと彼は「ごめんごめん」なんて言ってケータイを置きますが、そのうちまたずーっとケータイとにらめっこです。
このときから価値観の違いを感じるようになりました。
そして一番の価値観の違いを実感したのが、実家との付き合い方です。
彼の実家には、結婚してもないうちから週末になると1月に2回は顔を出すのが普通になっていたのです。
私は正直、休みのときは彼とふたりでのんびりしたいのですが、実家の方針としてしかたないと最初は思っていました。
でも、次第に実家に顔をだすのが疲れてきたので、彼に「1ヶ月に1回ではだめなのか」と相談すると、「そんなにうちの親が嫌なのか」とケンカになりました。
さらに日ごろのうっぷんもお互い溜まっていたのか、次第に仲がけんあくになり彼と別れることになってしまったのです。
でも私は住む家が遠方の実家にしかないので、しばらく友だちの家にお世話になっていました。
が、「悪いな」と思うようになってしまいそんなときに、彼から「よりを戻したい」と連絡がきて、結局彼の家にもどり復縁することになってしまいました。
実家には顔を出しても月1と約束をしたのですが、結局、なしくずし的に月2位は顔をだしています。
さらにタオルの洗濯の件を注意してもやっぱり使い終わったあと洗濯かごに入れず、そのまま使用しているし、食事中のケータイもそのまま継続です。
優しい彼なのですが、育ってきた環境や家族関係ってなかなかなおらず、価値観は変えることはできないのだと痛感しました。
別れてから彼の家に戻らず、私も頑張ってひとり暮らしの家を探すべきでした。
このまま彼との結婚は難しいかなと感じています。
でもいつも一緒にいると情がめばえてきてしまい、なかなか離れることができません。
容易に復縁ってするものでないのかなと日々感じています。
まとめ
1度好きになってもの同士が分かれるときは、なにか原因があってわかれるものです。
そんな別れの原因をあらためようと思っても、人は容易に変わらないものなので、好きだけで復縁するとかえって後悔してしまいます。
復縁の際は「十分慎重になるべきである」と言えます。