「男に生まれたかった!」と感じたエピソード4つ

不満な女性

28歳女性パート社員。女性らしい洋服や仕草が苦手で男っぽいと言われてしまうことも。
女友達と過ごすより、男友達と過ごすほうが楽だったりします。
でも女である自分も嫌いではなく、女性らしい部分もあることを周囲の人にアピールしていきたいと思っている。

 

 

「男に生まれたかった!」エピソード1.コーヒーをいれるのは女の仕事

仕事前のコーヒー

 

会社員として働いていたころの話です。

朝礼が終わって、いざ仕事に取りかかろうとすると、部長から「コーヒーいれてくれ~」と声がかかります。

 

私の部署は、同世代の女性が3人いたのですが、交代でコーヒーをいれていました。

せっかく、「今から仕事を頑張るぞ」と思っているのに、コーヒーをいれることで中断されます。

 

来客がくればまたコーヒー、部長が打ち合わせに入ればまたコーヒー。

「コーヒーをいれる仕事を、しているんじゃないんだけど」と思ってしまうことも。

 

そんなとき、部署に新入社員が入ってきました。

23歳の男の子。

 

仕事を教えてはいますが、最初はやはり要領がわからず、時間を持てあますことも。

仕事の納期が詰まっていて忙しいとき、部長のコーヒーは新入社員の子にいれてもらおうと思いつきました。

 

そこで、コーヒーのいれ方を教え、コーヒーを持って行かせたのです。

すると部長から出た言葉は、「俺は、男がいれたコーヒーは飲みたくない!だいたい男を給湯室に入れさせるな!女がやる仕事だろ!」と。

 

男尊女卑の古臭い発言にビックリ。

給湯室で、ちまちまとコーヒーをいれなくてすむならば、私は男に生まれたかったです。

 

それ以降、その新入社員の男の子には、コーヒーをいれさせることはありませんでした。

女だろうと、男だろうと、仕事をしているのには変わりないのに。

 

「男に生まれたかった!」エピソード2.準備が早い

朝の化粧

 

彼氏と同棲しているときの話です。

彼氏は早番、遅番がある仕事でした。

 

その日は遅番と思っていたのに、じつは早番だったことがあります。

まさかの、会社からの電話で起きたのです。

 

しかし、そこからの彼氏の行動が早かった。

ベッドから飛び起きると、寝巻きを素早く脱ぎ捨て、そこらに脱ぎっぱなしにしていた洋服をさっと着ました。

 

そして、顔を洗い、歯を磨いて「いってきます!」と、起きてから3分後には家を出たのです。

遅刻しているのですから、急いで用意するのは当たり前です。

 

でも、「そんなに早く準備できるの?!」とびっくり。

そんな早く準備できるなら、「普段からしゃきしゃきしなよ!」とも思いました。

 

私は、朝どんなに急いでも、化粧や髪で30分はかかってしまいます。

化粧をせずに外に出れる男性が、心底羨ましいと思った話です。

 

 

「男に生まれたかった!」エピソード3.脱げるのが羨ましい

脱ぐ人

 

私は、音楽フェスやライブハウス行くのが好きで、頻繁に行っています。

でも、フェスもライブハウスもとにかく暑い。

 

フェスは夏に開催されることが多く、炎天下の野外で行われるものがほとんどです。

着替えのTシャツは何枚か用意していくのですが、着替えようと思っても外で着替えるわけにはいかず。

 

仕方なく、トイレで着替えるのですが、たいてい混雑していますし、あまり衛生的ではないのです。

男性は暑くなったら、外で普通にTシャツ脱げますよね。

 

豪快にタオルで汗をふいて、簡単に着替えれるのが本当にうらやましいです。

女の人は、着替えるのにも並んだり、気を使ったりしなくてはいけないのに。

 

「あぁ~私も今この瞬間に、汗だくのTシャツを脱ぎ捨てたい!男の人羨ましい~!」とフェス会場でトイレに並んでいるときに思っています。

「ライブ中、盛り上がってTシャツ脱げるのもうらやましい」、「私もTシャツぶんぶん振り回して盛り上がりたい!」と思っちゃいます。

 

「男に生まれたかった!」エピソード4.ビールを豪快に飲みたい!

ビールで乾杯

 

私はビールが好きで、居酒屋に行っても可愛らしいお酒は飲みません。

合コンなどでも、もっぱらビールなのですが、「男らしいね~」なんて言われることも。

 

「いいじゃないか!ビールくらい勝手に飲ませろ!」と思ってしまいます。

そして、ビールはちまちまと飲むより、豪快に「ぐびっ」と飲んだほうが美味しいです。

 

でも、そんなことをするとまた「男かよ!」と、言われたりするのが面倒くさい。

「好きに飲ませてほしい!」というか、女性らしいビールの飲みかたなんてあるのでしょうか。

 

男性は、美味しそうに「ゴクゴク」喉を鳴らしてビールを飲んでも、なにも言われないですよね。

なんで女性が豪快にビールを飲むと、笑われたりしなくてはならないのでしょうか。

 

笑われてしまうような、私のキャラがいけないのかもしれませんが。

もしかして、可愛らしい女の子が豪快にビールを飲んでいたら、彼らは笑ったりしないのでしょうか。

 

なんて、そんなこと考えてしまう自分も面倒くさい。

飲み会のときだけでもいい、私はおじさんになりたいです。

 

おじさんになって「ガハハ!」と豪快に笑って、ビールが飲みたいです。

 

まとめ

このように、私は男に生まれたかったと思うことが多々あります。

性格が男っぽいのでしょうか。

 

女性である自分が嫌いではないのですが、「もし生まれかわるとしたら、男にほうが生きやすくなるだろうなぁ」なんて考えることも。

まぁそんなこと、妄想でしかないのですが。