30歳男性。東証一部上場の製造メーカー勤務。中学時代にいじめを受けたことで人格がゆがんだり、勉強してみたりと多大な影響を受けた結果、ごく普通のサラリーマンになってしまった。現在は、副業でお小遣いかせぎの手段を模索中。
いじめっこに仕返ししてやったエピソード1.受けてきたいじめ
私が中学2年のころ、家の都合で引っ越しをし、転校した先の中学校でいじめにあっていたことがありました。
今となっては、いじめのキッカケはわかりませんが、いじめてきた奴も成績がいいとは言えない人間でした。
成績が良かった自分へのひがみや、頭がいいように振舞っていることに対するいらだちなどが、原因だったのだろうと思います。
最初のうちは、軽く頭や体をたたいてちょっかいを出してくる程度でした。
しかし、だんだんエスカレートしてきて、私の靴や教科書などの所有物を隠したりされました。
また、当時、流行していた失神ゲームに、無理やり巻き込みむなどの暴力的なことまではじまったのです。
私は最初のうちこそ、大人しくしていれば飽きるだろうと考えていました。
いじめ行為の数々を黙認していましたが、だんだんエスカレートしていったことで、次第に我慢できなくなったんです。
堪忍袋の緒が切れたため、いじめっこに仕返しを決意しました。
たしか時期にして、転校したころから大体、半年後くらいの話であったと記憶しています。
いじめっこに仕返ししてやったエピソード2.仕返しを実行する
仕返しの内容として考えたのは、「とにかく、いじめっこを黙らせること」です。
具体的な内容として、中学校時代の私は、幸い成績がいいほうでした。
成績をさらに上げるために、これまで以上に勉強に力を入れ、いい点が取れるように心がけました。
その甲斐もあり、私の成績は数か月で学年でもかなり順位が上がったんです。
特定の得意科目に限れば、学年で1ケタ台の順位を取るまでに。
そうした努力を続けていくうちに、私の周りには、成績上位の人間が集まるようになりました。
彼らと勉強を一緒にする、そして自分の得意科目を教えるなどで、信頼を得ていきました。
さらに、先生からも目をかけてもらうようになってきてから、いじめっこが寄り付かなくなったのです。
これこそが、私の仕返しの狙いでした。
いじめっこが「バカ」であることを利用し、周りに優秀な人間を集めることで、いじめっこを遠ざけたんです。
いじめっこは、まんまとこの手に引っかかり、私に寄り付かなくなったというわけです。
しかし、その後もときおりは、嫌なことをされていました。
そこで、いじめっこへのとどめとして、正論でひたすら反論するしました。
いじめっこを沈黙させることに、成功したんです。
中学3年のおわりごろには、受験の準備などで忙しいことも手伝って、目立ったいじめはほぼゼロとなりました。
私の仕返しは、無事完結することになったのです。
まとめ
私と同じようないじめに合っている人がいたら、こういう手段で対抗し、相手を黙らせるのも一つの手です。
腹が立った勢いで、暴力沙汰などを起こそうものなら、あとあと大変なことになります。
私がとった手段ならば、ことを荒立てずに解決できる可能性が高いです。
また、恨みの感情を勉強に向けることで、ストレスの発散にもなります。
そして、成績が上がり、頑張るほど先生からかわいがってもらえます。
一石二鳥どころか、三鳥にも四鳥にもなることもあり、良いことずくめです。
健全な方法で、あかるく仕返しすることを考えてみてはどうでしょうか。