いいな〜!友達を羨ましいと思ってまったエピソード3つ

羨ましがる女性

45歳女性。専業主婦。

金融機関に勤めるものの、体調不良により退職。

 

退職する前から交際していた夫と、結婚しました。

子どもを望み、不妊治療をはじめるが、金策尽きたのと体調不良で断念。

 

人生うまくいかないことが多く、嫉妬心が膨らんでいく毎日。

現在は人生を取り戻すべく、ウォーキングや食事療法など、健康づくりに取り組んでいます。

趣味は、PCでイラストを描くこと。

 

 

友だちを羨ましいと思ってしまったエピソード1.お金があり裕福な暮らしぶり

一軒家

 

友だちの夫は銀行員で稼ぎがよく、駅から徒歩10分の好立地に、マイホームを購入しています。

駐車場が2台分あり、3LDKの立派な一戸建てです。

 

自分の部屋もあります。

友だち夫婦共々、両親から援助をしてもらったそうです。

 

車はエコカー。

駐車場1台分は使わないので、「シアタールームにしようかなぁ」と言っていました。

 

お金に余裕があるためか、子どももいるのにパートに出なくてもいいし、旅行には行くし、しょっちゅう実家に帰っています(新幹線で往復20,000円で、しかもグリーン車です)。

よくサッカー観戦に出かけたり、毎日のように飲み歩いたりしているのです。

 

「よく、そんなに飲みに行ってて、お金がもつね」と言うと、「安い店しか行かないもん」と言われました。

安い店でも、毎日となれば、相当な金額になると思うのですが……。

生活費を気にせず、毎日飲み歩けるなんて、本当に羨ましくて仕方ありません。

 

一方、私はマイホームを夢見ているのですが、生活はカツカツで赤字続き、私たち夫婦の両親も貧乏で、とても援助は期待できません。

ということで、アパート暮らしをしております。

 

私がパートにでも出られればいいのですが、身体が弱く働くことができません。

なので、夫の給料だけでやっていくしかないのです。

 

洋服もめったに買えないし、本も買わずに図書館で借りるなど、節約しています。

実家にもいっぱい帰りたいですが、年に一回で我慢。

 

友だちは、自分の部屋で悠々と寝ているのに対し、布団が1つしか敷けないため、夫と二人でぎゅうぎゅうの布団で寝ています。

くらべても、どうしようもないことはわかっているのですが、友だちから悠々自適な暮らしぶりを聞くにつれ、めらめらと激しい嫉妬心がわきあがってくるのです。

 

友だちを羨ましいと思ってしまったエピソード2.友だちがいっぱいいて楽しそう

女子会

 

これはその人の環境にもよるのだと思いますが、私は友だちが、もの凄く少ないです。

仕事もしてないし、子どももいないし、習いごとをする余裕もないので、友だちをつくる場がありません。

 

就職のため、地方から首都圏に出てきてできた友だちは、同じ会社関連の人たちばかり。

今思うと、「趣味など仕事以外の外部にも、コミュニティを広げておけばよかった」と後悔しています。

 

体調不良で退職して以来、会社の友だちとの交流も、めったになくなってしまった私。

そんなとき、幼馴染が車で10分ほどのところに、引っ越してきたのです。

 

凄く嬉しかったのを覚えています。

幼馴染の子どもが赤ん坊だったころは、よく会っていました。

おたがいの家を行ききしたり、ご飯を食べに行ったり、ショッピングに行ったり……。

 

ところが、子どもが保育園に入園すると、世界が広がっていったようです。

ママ友もたくさんでき、保育園の先生ともサッカーつながりで交流が広がり、そちらのほうの交流が盛んになり、私とは会う機会が減っていきました。

 

それはしようがないのですが、たまに会ったときに「ほかに友だちいないの?」とか、「幸せは友だちの数で決まるんだよ」などと言われたのです。

めちゃくちゃ、腹を立てた記憶があります。

 

「自分だって、つい最近まで、友だちいなかったくせに。できた途端、上から目線かよ?」と。

幼馴染から「昨日○○ちゃんと飲みに行った」とか、「今○○ちゃんと旅行中」とかラインできたりすると、非常に孤独な気分になります。

 

「幸せは友だちの数」で決まるとは思いませんが、たしかに周りに好きな人がいっぱいいたら、幸せな気分になると思います。

体調が悪いと人付き合いもしんどいので、とりあえずは体調回復を目指してから、友だちをつくって、幼馴染を見返したいと決意。

 

それにしても、私が体調悪いのを知ってて、「友だちが少なすぎる」とか言うのって信じられません。

あと、「病人を前に、リア充アピールはやめてほしい」と思いました。

 

 

友だちを羨ましいと思ってしまったエピソード3.子どもがいて羨ましい

幸せな家庭

 

私たち夫婦には子どもがいません。

二人とも子どもが大好きで、熱望しましたが、できませんでした。

 

病気でずっと薬を服用していたため、40歳になってから不妊治療をスタート。

2年間不妊治療を続けましたが、貯金がつきていったのと、もともと体が弱いため、体調が悪化し、泣く泣く断念したのです。

 

やはり高齢なので、なかなか難しかったようで……。

ずっと子どもを授かることを夢見てきたので、断念したときの、ショックと喪失感は半端ではありませんでした。

 

当時は、子ども連れの人全員に、「羨ましい」と思っていた私。

不妊治療クリニックでも、二人目不妊で来院してる患者さんに対して、「一人いるんだからいいじゃん」と、嫉妬の目を向けてたのを今でも鮮明に覚えています。

 

はたから見たら、恐ろしい顔をしていたのではないかと思いますね。

今では冷静さを取り戻し、微笑ましい気持ちで見ることができるようになりました。

 

スムーズに妊娠出産をされた方は、「子どもができることはごく当然のこと」と、思われてる方も多いのではないでしょうか。

現に過去の私がそうでした。結婚したらできるものだと。

 

でもそれは大間違いで、「妊娠して出産するということは、奇跡みたいなことなんだな」と気づきました。

周りに、子どもができないカップルがいたら、むずかしいのですが、子どもの話をしないとか、気遣ってあげてほしいと思います。

 

私も、友だちに何度も、傷つけられた記憶があるのです。

悪気がないということは、分かるのですが。

 

もしかして、嫉妬の目で見られてるかもしれませんよ。

 

まとめ

こうしてみると、誰しもこのような嫉妬心を持つことがあるのではないでしょうか。

言ってる本人は何気なく話してる言葉でも、聞いてる相手はねたみや腹立だしい思いをしている場合があるのです。

 

相手の置かれている立場や、環境を考えてあげる優しさも大切ですよね。