NHKの受信料の集金訪問がしつこいエピソード3つ

テレビ番組

35歳男性。

現在は、東京都内のIT企業に勤務。

 

現在住んでいるマンションに引っ越してきて以降、NHKの受信料集金担当者から、何度も執拗にインターホンをならされた経験を持つ。

マンションの管理人から、個人情報を聞き出されようとしたり、マンション前で張り込みをされたり……。

受信料徴収のために、探偵社レベルの行動力を見せつけられ、感心させられたことがある。

 

趣味は、ロードサイクリングと読書、株式投資。

 

 

NHKの集金訪問がしつこいエピソード1.エントランスのインターホンを何度も鳴らされた

インターホン

 

私が現在生活しているマンションには、エントランスにカメラ付きのオートロックが設置されています。

このため、誰がやってきたのかが、インターホン脇のカメラをとおして、わかるようになっているのです。

 

したがって、外部の人間は、勝手にマンション内に入れない構造。

しかも、不審者と思われる外見をしていれば、インターホンを無視することができます。

 

現在のマンションに引っ越してきてから、2ヶ月くらい経過したころのこと。

グレーの作業服をきた、知らない人相の中高年の男性が、平日の昼間にインターホンを鳴らしてきたそうです。

 

私の妻は、知らない人間だと思いましたし、なにかの営業マンかと思い、無視。

ところが、この中高年の男性が簡単にはあきらめず、2回、3回、4回とインターホンを立て続けに、鳴らし続けたようでした。

 

その日はそれだけで帰っていきましたが、翌日は夕方の18時ごろに、再びやってきたその男性。

そして再び、4回くらいインターホンを鳴らし続けたあと、やっとあきらめて、メモを郵便ポストに投函して、帰っていきました。

 

郵便ポストには、「NHKの受診料の契約のために、うかがいました。また後日、うかがいます」とだけ書いてあり、さらに契約手続きが可能なハガキも、一緒に投函されていました。

私は妻と話したのですが、当分は無視することにしたのです。

 

私は、NHKの番組には好感を抱いていません。

とくに、当時の夜21時からのニュース番組の男性キャスターが、政府に対して偏向的なコメントをするのが不愉快でした。

ですから、受診料を積極的に支払いたくなかったのです。

 

今度は、私が在宅している日曜日の夜19時ごろにやってきて、5回インターホンを鳴らしたあと、帰っていきました。

ところが、私がカーテンを開けて外を見ると、インターホンのカメラに映っていた男性が顔をあげて、私たちの部屋のあたりを巡回。

「居住しているはずだ」と、いうような顔つきをして、見ているのです。

 

そして30分後、再びインターホンが。同じ人物です。

また5回くらい、インターホンを鳴らしました。

 

あまりの執拗さに、負けそうになりましたが、私も頑張って、インターホンが鳴るのを無視し続けたのです。

 

NHKの集金訪問がしつこいエピソード2. 集金担当者がマンションの管理人にしつこく食い下がった

集金をする人

 

NHKの受信料の集金担当者は、その後も何回かやってきましたが、私たちは無視し続けました。

すると、インターホンを鳴らしても、状況を打開できないと判断したのか、集金担当者は別の手段をとってきたのです。

 

平日の昼間にやってきて、マンションの管理人に、私たちの部屋番号を示して、「この部屋番号には、居住者がいるか」と質問。

さらに、「誰が居住しているのか、氏名を教えてほしい」と尋ねてきたのです。

 

マンションの管理人は、個人情報を保護する義務があるため、「マンションの住人に関する情報については、いっさいお答えできない」と返答。

NHKの集金担当者を追い返そうとしたようですが、なかなか集金担当者が引き下がらなかったようです。

 

「〇〇〇号室は、いつまで空き家でしたか」とか「〇〇〇号室はいつ引っ越しがありましたか」など。

言い方を変えては、管理人から私についての情報を得ようと、必死だったようです。

しかし、管理人は、マンション管理会社から厳しく指導されているらしく、ついに私たちの氏名を集金担当者に教えることなく、追い返したようでした。

 

そして集金担当者は「ふざけんなよ、この野郎!」と、捨て台詞を吐いて、出ていったようです。

このできごとについては、数日後、朝のゴミ出しのときに管理人から、耳打ちされてしまい、「困りましたよ」と言われてしまいました。

 

 

NHKの集金訪問がしつこいエピソード3.マンションの張り込みをされた

通報

 

私たちが現在のマンションに引っ越してきて、半年くらい経過すると、NHKの集金担当者はあきらめたのか、マンションにやってこなくなりました。

「マンションのオートロック機能と管理人の守秘義務があれば、集金担当者を撃退できる」のだと、安心感を持ってしまった私たち。

ところが、あるとき集金担当者らしき人物が、マンションの周辺を歩いていることに気がつきました。

 

平日の夜20時ごろです。

エントランスのなかに入ろうとせず、たまに帰宅してくるマンション住人が、オートロックを開けてなかに入っていく様子を見ています。

 

そして、マンション住人が郵便ポストを開けている様子をじっと、目を凝らして見ていることに気がつきました。

その様子を見て、私はこう思ったのです。

 

「この集金担当者は、以前、マンション内の別のお宅に受診料の契約にいったときに、マンションのなかに入ったことがあり、そのため郵便ポストの位置を記憶しているのだな」

「そして、エントランス周辺で張り込みをして、私が自分の部屋の郵便ポストを開けている場面を目撃したら、明らかに居住している証拠を得たと判断して、再びインターホンを鳴らしてくる」と。

 

そこで私は、マンションの付近で、不審な人物がうろちょろしていると110番通報しました。

10分後、警察官がやってきて、集金担当者に職務質問をしている様子を確認。

 

しばらくやりとりをしているのを私は、ベランダからこっそり見ていましたが、やがて姿がなくなりました。

それ以来、集金担当者はマンションに、あらわれることはなくなったのです。

 

まとめ

NHKの受信料の担当者は、給料が歩合制だという噂を聞いたことがあります。

そのためか、私のマンションにやってきた集金担当者は、かなり執拗に訪問してきてインターホンを5回くらい鳴らしたこともありましたし、張り込みまでされました。

 

探偵社レベルの業務内容だと思い、感心させられましたね。