シングルマザーで大変だと感じたエピソード4つ

重い

29歳。シングルマザー5年目。娘が4歳のころに離婚。現在はwebクリエーターとして働いています。
離婚当初は24歳で、生活を安定させるため、仕事のスキルアップを目指し勉強してきました。若くして子どもをもち、ノンキャリアでシングルマザーになる大変さを痛感してきました。

 

 

シングルマザーで大変だと感じたエピソード1.仕事が制限される

制限

 

シングルマザーで苦労することの代表は、仕事です。

シングルマザーになる前から、バリバリ働いてキャリアが十分にある人は、再就職にあまり苦労はしないかもしれません。

 

ですが、シングルマザーは働く条件が限られるというのは、事実だと思います。

シングルマザーになる前に、これといったキャリアがない場合、再就職することがかなりむずかしくなります。

 

実際に私が苦労したのは、キャリアや資格がなかったため、仕事の選択の幅がかなり狭くなってしまっていたところです。

自分の生活条件に合う仕事といえば、家の周辺で保育園から遠くない職場で、パートタイムのシフト制の仕事。

 

そのころ、都心から1時間ほど離れた場所に住んでいました。

往復2時間かかる職場は、私の選択肢にはなかったのです。

 

もらえる給料から計算しても、通勤にそこまでの時間をさくのは、もったいないとも思いました。

自分の今までのキャリアからしても、いいお給料の仕事に応募できるわけもなく。

 

自宅周辺のパートの仕事では、生活を支えられるほどの収入は得られません。

そして、正社員や派遣社員の人と変わりないのに、安い時給で働いていました。

 

つべこべ言ってても、生活の基盤が成り立ちません。

そのため、自分のできる範囲の仕事をしながら、キャリアを積みました。

 

そして、少しづつ就職に有利になるための資格の勉強をしていました。

 

シングルマザーで大変だと感じたエピソード2.子どもを見てもらうことがむずかしい

大変

 

子どもの年齢や状況によっては、保育園へ入園させること自体が、最初の難問でもあります。

保育園が決まっても、好きな場所で働けるかといったら、そういうわけにもいきませんでした。

 

子どもになにかあった場合、お迎えに行かなければならず、頼れる親族もいません。

職場が遠いと、お迎えまでに時間もかかってしまいます。

 

夕飯の準備などを考えると、保育園や自宅から近いところで、仕事を探さなければ効率が悪くなると思いました。

でも、それだけが理由ではありません。

 

面接に行くとかならず聞かれるのは、「お子さんになにかあった場合は、どのように対処しますか」という質問です。

もちろん、私しかいません。

 

嘘をついても、あとから自分の肩身が狭くなるだけなので、正直に状況を伝えることしかできませんでした。

「いくらパートの仕事でも、急に休まれると困る」と、いう職場がほとんどです。

 

「子持ちのかたでも歓迎!」などと、アピールしている求人でも、かならずこの質問はされます。

 

 

シングルマザーで大変だと感じたエピソード3.しつけのサポートしてくれる人がいない

しつけ

 

もしかしたら、毎日の生活に必死になっていたのかもしれません。

子どもに罪はないとはいえ、生活に余裕がないと、自分にも余裕を持つことはできません。

 

まさに、自分との戦いでした。

自分はしつけのつもりでも、言葉が気づかぬうちに、きつくなってしっているかもしれないのです。

 

第三者の目線で、お互いの気持ちをくみ取る人の立場というのは、本当に大切です。

「ママが言いたいことは、きっとこういうことなんじゃないかな」とかです。

 

もしくは、「ママ、少し厳しかったね」などと、共感してくれる人がいるというのは、大事なことなんです。

 

シングルマザーで大変だと感じたエピソード4.モチベーション

良い関係

 

シングルマザーだけではなく、母親というのは、ついつい無理をして頑張りすぎてしまうのではないでしょうか。

まわりの人に、苦労をわかってもらおうとする必要はありません。

 

でも、「お疲れ様」とか、「いつもありがとう」と、言ってくれる存在も、大切なモチベーションになります。

シングルマザーだと、時間にも余裕がなくなるので、交友関係からも遠ざかってしまいがちになります。

 

こういったことが、余計に孤独を感じてしまうかもしれません。

そんなときでも、「子どもは、しっかりと見ていてくれるんだな」と、思う瞬間があります。

 

保育園や学校の行事、誕生日や勤労感謝の日に手紙をくれたりします。

今までの苦労もふっ飛んでしまいます。

 

子どもが大きくなれば、私たちの頑張りも、子どもたちにそのまま反映されると思っています。

誰かからの、心ない一言に「誰も、私の苦労を知らないで」と、思ってしまうこともあります。

 

それもしょうがないことだと、わり切って考えることも必要だと思いました。

 

まとめ 

シングルマザーでいることに、引け目を感じる必要はないんだと気付きました。

社会的に、シングルマザーの立場というのは、まだ理解されていないところもあります。

 

毎日、大変なことばかりですが、リラックスしながら一歩ずつ進んでいけばいいと思います。