大学生時代の元カノからの嫌がらせエピソード4編

嫌がらせをする女性

28歳女性(今は既婚)。

熱しやすく冷めやすい、1ヶ月経てば好きな人が変わる「運命に恋して調子に乗る」女のダメな例。

 

大学時代次々につき合った、2人の男性の元カノが偶然同一人物で、元カノとそのとりまきに、見事なまでに嫌がらせを受ける。

 

 

元カノからの嫌がらせエピソード1.よくある大学生の恋愛

大学生

 

大学に入って最初に好きになったのは、2つ上の先輩のあきもとさん。

上記のとおり、新入生歓迎で帰り送ってくれた人です。

 

人間的にかなり腹黒い人で、周囲の友人もそれに気づいていました。

しかし、私にはそんなことわかるはずもなく、つき合いはじめ、たまにデートに出かけるように。

 

ところが、2~3ヶ月経つと、2つのことに気づきます。

あきもとさんの性格の悪さ、そして背後にいる元カノのさりなさん(彼女もサークルの先輩)の存在です。

 

さりなさんがまた厄介でした。

「あきもとさんは私の彼氏」とはいえ、さりなさんもかつては交際関係にあった人。

さりなさんから、私のことをうまく守ってくれはしなかったのです。

 

サークルのみんなで食事をしているときのこと。

私がトイレで席を立った際に、さりなさんが私の携帯を勝手に見たり、冗談で携帯を折って壊そうとしたりしていたのを、あきもとさんも笑ってみているだけでした。

 

それを知った私は、あきもとさんとそーっと距離を置き、あきもとさんと自然に別れたのです。

 

元カノからの嫌がらせエピソード2.新たな恋愛開始だけど・・・

交際している男女

 

そして、その数か月後好きになったのが、これまたサークルの同期、ゆうまです。

ゆうまは大学内でも同じ学部、学科で音楽の趣味も合い、入学後、しばらく経って少しずつ仲良くなっていきました。

あきもとさんと別れたときの話も、ゆうまが一番聞いてくれたのです。

 

仲良くなってほどなくして、私からゆうまに告白し、ゆうまは困った顔をしながらも、OKしてくれて、私とつき合うことになりました。

なぜこのときに、ゆうまは「困った顔をしていた」のか、そこにも厄介なさりなさんがかかわっていたことなど、当時の私はまったく知りません。

さりなさんとゆうまは、たしかに仲が良かったのですが……。

 

しかし、同じサークル内に最近までつき合っていた先輩のあきもとさん、厄介なさりなさん、そして新しい彼氏のゆうまもいるのです。

告白する前になにが起こるか、どんな影響があるか、私が自分の行動を制御できたら、嫌がらせはしてこなかったでしょう。

 

 

元カノからの嫌がらせエピソード3.嫌がらせがはじまる

無視をする女性

 

晴れて(?)ゆうまとつき合えた私は、当時本当にゆうまのことが好きで、一緒にいたくてたまりませんでした。

ほとんどの日は私の家かゆうまの家に泊まり、ずっと一緒に過ごしていましたし、サークル内の食事のときでも、いつも隣に。

 

周囲が気づかないはずもなく、ついにゆうまが止めるなか、「私たちつき合ってます!」と私が宣言してしまったのです。

このあとから、厄介な先輩さりなさんがさらに、厄介な存在となっていきます。

 

さりなさんは、もともと精神的に弱い人でした。

ですが、私がゆうまとつき合っていることを宣言したころから急に無視してきたり、私が別の友人と話していると、その友人を連れて私をひとりにしたり、急に泣き叫びわめくことが多くなってきたのです。

そして私の同期・友人までがさりなさんに取り巻かれる形になり、私を避けるようになっていきます。

 

段々と状況はエスカレートし、大学の掲示板やmixiのコミュニティなどで、私の名前がさらされ「裏切もの、クズ、死ね」などと、書き込まれるようになっていったのです。

 

元カノからの嫌がらせエピソード4.悲劇が起こる

怒っている女性

 

サークル内ならまだしも、サークルの人たちとSNSでつながる人や、大学内の見知らぬ人が私の名前を知り、私が攻撃されているという事実に、徐々に耐えられなくなっていきました。

そして悲劇は起きます。

 

彼氏であるゆうまの携帯を誰かが、勝手に操作したのでしょう。

「○○(私の名前)、夜景が見えるところを知っているから、今夜11時にそこで待ち合わせない?」と。

 

「一緒に行こう」と返信しましたが返事はなく、しょうがないので私は歩いて人気の少ない、山間にひとりで歩いていきます。

そのときでした。

 

さりなさんとその取り巻きとなった同期の数人、そして元彼のあきもとさんまで、一緒に山のなかで待っていたのです。

ほどなくして、私はさりなさん、あきもとさん、同期数人に殴られ、罵倒され、それが数十分つづきました。

 

私はこのときはじめて、ゆうまに告白したときに、困った顔をしていた理由を知りました。

私が告白した当時、ゆうまはさりなさんとつき合っていたのです。

そして、サークルの同期はほぼみんな、それを知っていました。

 

知らなかったのは私だけだったのです。なぜ皆教えてくれなかったのか。

そして誰より彼氏のゆうまが、なぜそれを伝えてくれなかったのか……。

憎しみが募りました。

 

しかし、なぜ困った顔をしていたのか、つき合っていると宣言したときに、なぜゆうまが止めたのか、すべての辻褄があったのです。

しかし、私にも落ち度は大きくありました。

 

好きになってしまうことはしょうがない、つき合って、たがいに思いが通じ合ったならOK。

しかしそれが周囲に伝わることでどうなってしまうか、あきもとさんやさりなさん、彼らと仲のいい人がどう思うか。

考えれば、わかることはあったように思います。

 

まとめ

「嫌がらせ」はあってはならないことですが、恋愛関係の「嫌がらせ」なら根拠となるできごと(筆者の場合は恋の熱にうかれて、軽率な行動をとったこと)がなにかしらあります。

しかし、恋は盲目。誰にでもありえるケースです。

 

今回は元カノでしたが、もしかすると、相手が既婚者であることも……。

そうなれば事態はもっと深刻です。

恋愛はくれぐれも慎重に行いましょう。