シングルマザーの私が彼氏と同棲して良かったこと2つ、辛かったこと2つ

三人

41歳、シングルマザー歴3年半です。
子供が1歳のとき、彼氏と同棲しました。彼氏は、結婚歴もなければ、もちろん子どももいません。
でも、私の子どもにじつの子のように、愛情を注いでくれました。同棲して得たこともたくさんありました。

 

 

シングルマザーの私が彼氏と同棲して良かったこと

 

彼氏と同棲してよかったこと1.家族経験ができたこと

家族

 

出産後、すぐに離婚してしまった私と、子どもは家族を知りません。

同棲してみて、すごく新鮮で「家族ってこんな感じなんだろう」と、感じることができました。

 

子どもが1歳と小さかったので、お風呂を入れるのも、入れたあとも彼氏に手伝ってもらいました。

私が先にお風呂に入り、自分が洗いおえてから子どもを連れてきてもらいます。

 

そして、子どもの入浴をすませて、彼に子どもを渡します。

彼が、子どもの身体をタオルで拭き、保湿クリームをぬってオムツをつけて、洋服も着せてくれます。

 

そのあいだに、母親の私はお風呂から上がり、自分の身じたくをするのです。

普通の家庭だったら、当たり前のことなのでしょうが、私にとっては夢のようなことだったのです。

 

また、食事のあとなどに私があと片付けをします。

そのあいだも、彼がずっと子どもを見ていてくれます。

 

一緒にいることで、彼もオムツや子どもの体調を気づかってくれるようになりました。

もちろん父親ではないけれど、「この子の父親は彼なのでは」と思えるほど、よく子どもの世話をしてくれていました。

 

彼氏と同棲してよかったこと2.彼が子どもに愛情をそそいでくれる

かわいがる

 

一緒にいる時間が長くなるにつれて、彼の子どもに対する愛情が深くなっているのが、わかるようになりました。

どこへ行っても、彼女の私よりも子どもの写真ばかりを撮っています。

 

そして彼の口からも「この前まではできなかったのに、できるようになったね」など、成長を一緒に喜んでくれるのです。

一緒にいる時間が長いので、ときにはケンカもしてしまいます。

 

ですが、絶対に子どもにあたることもなく、私には冷たくしても、子どもにはいつもどおり接してくれていました。

また、私はなにも頼んでいないのに、大きなすべり台を部屋のなかに用意してくれました。

 

ほかには、ブランコを庭に用意してくれたりと、本当にいろいろ考えてくれました。

同棲しているからこそ、できることなのではないかと本当に感謝しました。

 

同棲したことで、彼氏が子どもの父親のように感じるほどでした。

 

 

シングルマザーの私が彼氏と同棲して辛かったこと

 

彼氏と同棲して辛かったこと1.彼の生活ペース

一人

 

長く、ひとりで生活をしてきた彼氏でしたので、自分の生活リズムができ上がっていたのです。

同棲した部屋は、彼氏がたてた家でした。

 

家に入った私と子どもも、彼のペースに合わせるのは、簡単ではありませんでした。

1歳と小さかった私の子どもは、夜泣きをします。

 

そんな次の日も、彼には仕事があるのです。

ゆっくり眠りたいのはわかりますが、夜泣きはどうにもならないのです。

 

なんとか、泣き止ませて寝かせるのですが、彼のイライラが伝わってきてしまいます。

また逆に、彼のいびきも問題でした。

 

神経質な私の子どもは、彼がいびきをかきはじめると、起きてしまうのです。

1度起きると、なかなか寝てくれないのです。

 

結局、彼とは別々の部屋で寝ることになってしまいました。

また逆に、子どもが寝ているとき、静かにしていてほしいのです。

 

でも、彼は普段どおりに動いています。

「もう少し静かにしてもらえる?」と言うのですが、「静かにしている」と、言われてしまいました。

 

彼氏と同棲して辛かったこと2.大きなケンカしたとき

喧嘩

 

彼は、自分の考えを曲げることのできない人でした。

私が彼のことで、否定したときのことです。

 

彼は、すごく怒ってしまいました。

そこで、私があやまったら良かったのかもしれません。

 

でも、私も怒っていたので、帰ることになったのです。

帰ると言っても、簡単ではありません。

 

私の荷物は別としても、子どもの荷物だけは、持ち帰らなくてはならないのです。

オムツはもちろん、ベビー用品もすべて、彼の家に置いてあります。

 

それは、なくてはならないものなのです。

また、私たちには帰る場所がないのです。

 

帰れる場所となれば、私の実家しかありません。

突然、荷物を持って帰ったら、実家の両親がすごく驚くのは、目に見えてわかっています。

 

「帰る」とは言ったものの、悩みました。

ですが、怒っている彼、帰ると言ってしまった私。

 

引き下がれなくなってしまい、結局は実家に帰ることにしました。

母親は、すぐに意味はわかったようです。

 

「帰ってきて大丈夫だよ」と言っていました。

なぜか、余計に悲しくなって泣きました。

 

帰れる場所があり、「大丈夫」と優しく言ってもらえたのに、どうして泣いてしまったのかは、わかりません。

きっと、動揺していたのかも知れません。

 

まとめ

同棲して、よかったことも多くありました。

でも、小さな子どもと一緒に生活をしたことのない彼には、苦痛な部分もあったのかも知れません。

 

私は、同棲して家族のような生活をする経験ができたので、同棲して良かったと思います。