41歳の主婦。
普通高校を卒業後に、そのまま地元で就職して、20代前半で結婚。
子どもはなし。
親しかった同級生や友人は、大半が進学してほかの地域で、就職または結婚しているため、普段会うのは、趣味を通じた友人が多め。
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一緒にいてつまらない友だちエピソード1.負けず嫌いな友だちの話
女同士が集まると、多少の愚痴は出てしまうものですし、それを楽しく感じる場合もあります。
仕事、家庭、夫婦生活、趣味など、愚痴の内容はさまざま。
おたがい愚痴を話すことによって、「すっきりして、毎日を楽しく過ごせたらいいな」と思っています。
しかし、その愚痴の話になると、なぜか猛烈に負けず嫌いを発揮してくる友だちがいるのです。
ほぼ同じ時期に結婚した友だちで、年は彼女のほうが5つ上、普段は穏やかで、いい友だちなのですが、愚痴になると豹変。
「最近夫の帰りが遅くて」などと話し出すと、「うちの夫なんか、毎日22時すぎないと帰らなくて、休日出勤も多くて……」と、私が話し終わる前に、彼女が自分の愚痴を猛烈な勢いで話し出すのです。
どんなネタでも、必ずこうなります。
ひとしきり話し終わると、彼女は満足してしまい、「まあ夫の話は、もういいから」と、終了してしまうのです。
彼女の愚痴を聞く分には構わないのですが、どうやら、私の話を聞く気はない彼女。
愚痴を言うためだけに、会っているわけではありませんし、それ以外のときは楽しく過ごすことができます。
しかし、正直「つまらないな」と感じてしまうのです。
愚痴だけでなく、相談ごとでも彼女が負けず嫌いを発動させてしまうため、最近はもう聞くばかりになっています。
彼女も、ストレスが溜まっているのでしょう。
しかし、それは私も同じなのです。
「うまい具合に、おたがい愚痴を言い合えることができたらいいな」と考えています。
一緒にいてつまらない友だちエピソード2.女を捨てている友だちの話
高校時代の同級生が地元に戻っていると聞き、ひさびさに会ったときのこと。
待ち合わせにあらわれた友だちを見て、ちょっと驚いてしまいました。
なぜなら、そこにあらわれた彼女は、ボサボサの髪に、よれよれの服だったのです。
しかし、「忙しかったのかな」と気を取り直して、昔話に花を咲かせたのですが、そこで気になったのが彼女の発言。
好きなアーティストの話になったので、「すごくかっこいい」と私が言ったのです。
すると彼女は、こう言いました。
「もう男性を見ても、かっこいいとか気にしないわ。もう私は女を捨ててるから」
なんだか、意味がつながっていないように感じましたが、深くは追求しませんでした。
その後も、ことあるごとに「もう私は女を捨ててるから」と言って、話をまとめようとする彼女。
その日、何度彼女がそれを言ったか数えきれないほどでした。
どうやら、髪や服装に気を遣わないのも、「女を捨ててる」ことに起因しているようなのです。
地元にいる数少ない友だちなので、今もときどき会いますが、正直「つまらない」と感じます。
女同士ですし、ファッションやスキンケア、コスメの話などもしたいのですが、彼女はまったく興味を持たず、話すのは昔話ばかり。
なにより、「女を捨ててるから」と、着のみ着のままで待ち合わせにあらわれるのが、なんだか残念で。
「ゆるやかに、距離を置こう」と考えているところです。
一緒にいてつまらない友だちエピソード3.毒舌キャラな友だちの話
趣味を通じて知り合った友だちのなかに、一人だけ、一緒にいて「つまらない」と感じる人がいます。
定期的に会って話したり、飲んだりするのですが、どういうわけか、彼女は私のことを馬鹿にしてばかり。
しかも、その内容が、実にくだらないものばかりなのです。
「そのワンピースださいね」
「また、太ったんじゃないの」
「髪の毛どうしてストレートなの? パーマかけるお金ないの?」
など、服装から体型までこと細かにチェックされ、店内にひびきわたる大声で指摘されます。
私からすると、そういう内容のことはせめて小声でお願いしたいのですが、彼女は容赦なく、責めてくるのです。
そんな彼女の服装は、常にジャージ上下。
体型は私より太め。
集まりに彼女がきていると、それだけで憂鬱で、「つまらない」と感じてしまいます。
もう、彼女との付き合いは10年以上。
はじめて会ったときから、そんなふうに攻撃されているのですが、理由が思い当たりません。
ただ、私だけが対象というわけでもないようです。
彼女より年下だとターゲットになってしまうようで、ほかの子が批難されて、涙目になっているのを見たことがあります。
もしかしたら、「毒舌キャラ」というものなのかもしれませんが、つらいです。
目が合うと、「なにを言われるんだろう」と身構えてしまいますし、実際に、ひどいことを言われてしまいます。
せっかく趣味で集まっているのに、彼女がいるだけでつまらない会になってしまうため、足が遠のいてしまいますね。
おそらく、このまま私は、フェードアウトすることになるでしょう。
ほかの人たちは、魅力的で優しい人ばかりなので、とても残念ですが、仕方ありません。
まとめ
たとえ友だちでも、長い時間一緒なら、つまらないと思うことは多少あります。
しかし、その頻度があがってしまうと、一緒にいるのは難しくなってしまうのです。
もしかしたら私も、知らないうちに、誰かをつまらなくさせているかもしれません。
なるべく、そうならないよう気をつけたいと考えています。