自分と住む世界が違う人との恋愛エピソード2つ

なんで

40歳女性。サービス業の会社に勤務。昔から容姿やスタイルに自信があったので、恋愛経験も豊富で国籍や年齢を問わずにいろいろな男性と付き合ってきました。素敵な夫と一緒に楽しい毎日を過ごしています。趣味はヨガにハマっています。

 

 

住む世界が違う人との恋愛1.お金持ちすぎる彼氏との恋愛

金持ちの男性

 

私は昔から恋愛経験が豊富でしたが、住む世界が違うと思えるような男性との恋愛も、なんどか経験しました。

そのうちの一人がとんでもないお金持ちの彼氏です。

 

彼とは某パーティーで知り合いましたが、出会ったときから優雅な立ち振る舞いで、ふつうの人とは違う雰囲気を感じていました。

その彼から誘われると、予想以上にお金持ちでビックリしました。

 

彼は会社の社長ですが代々続くお金持ちなので、根っからのセレブです。

そのためお金を使うときは一気に使いますが、興味のない物にはお金を使いません。

 

運転手付きの車で移動して、彼の家の連れて行ってもらうと、高級住宅街の一角に家を構えていました。

ほかの家よりも明らかに敷地面積も広く、ひときわ目立つ家です。

 

そこに立てられた家に一人で住んでいて、庭には立派な日本庭園が広がっていました。

休日に庭を散歩するのも楽しいと思えるほど、立派な庭です。

 

お手伝いさんや専用のコックを雇っていて、なにかしたいときには、いつでもその人たちがお手伝いをしてくれます。

彼の家に招待してもらって驚いたのが、豪華な料理でした。

 

まるで高級レストランに行ったかのような鉄板のあるカウンターで、料理人に好きな物をその場で注文することができます。

私は目の前で焼いてくれる鉄板焼きを注文しましたが、レストランそのままに目の前で焼いてくれるので素敵でした。

 

新鮮な食材を使っているのはもちろん、本場ヨーロッパで三ツ星レストランで働いた経験のあるシェフを専属で雇っていました。

2人のシェフを専属で雇っているので、毎日最高な料理を食べることができます。

 

家は一人で住むには広すぎますが、全部で10LDKの2階建ての家です。

よく人を招待するので、たくさん部屋が必要だとは言っていましたが、どの部屋もホテル並みのクオリティです。

 

彼は車には興味はない人でしたが、絵画や美術品を熱心に集めていました。

私には絵のことは詳しくありませんが、数千万から数億円する絵画もあり、芸術品に対するお金の使い方は半端なかったです。

 

彼とは半年ほどの付き合いでしたが、今までて一番のお金持ちでした。

旅行もたくさん連れて行ってもらいましたし、プレゼントも高価なものをいただきました。

私とは住む世界が違ってお金の感覚が違いすぎたので、一緒にはいられないという思いが強くなって、別れてしまいました。

 

 

住む世界が違う人との恋愛2.家柄が良く古風な彼氏との恋愛

温泉街

 

私が仕事のイベントで旅行をする機会があったときに、知り合うことができたのが老舗旅館の男性でした。

若旦那として出会った彼は、実は老舗旅館をいくつか経営している跡取り息子でした。

 

家柄も良く代々続く旅館で、地元の大きな地主でもありました。

彼と知り合ったときには、旅館の若旦那として知り合ったので、そこそこのお坊ちゃんだと思っていました。

 

しかし実は、地元では誰もが知っている大地主なので、かなりのお金持ちだったのです。

彼は若旦那と言っても、ほとんど旅館で働くこともありません。

 

実質社長と同じような立場の彼は、たまに旅館を視察に行くのが仕事です。

そのときにたまたま彼と出会って意気投合して、付き合うことになりました。

 

デートでは外でドライブをしたり遊びに行くなど、普通のデートを楽しんでいました。

あるとき、「家族に紹介したいから」と言って家に招待されたときに、この人とは住む世界が違うと感じたのです。

 

少し山の奥地に進んでいくと、ここはもう自分達の土地だと言われて、はじめは意味が分かりませんでした。

しばらく進むと壁が見えてきましたが、一向に家が見えてきません。

 

門から車で入ると3分ほどしてから、ようやく家が見えてきました。

私は呆気に取られてしまいましたが、家に着いてからもビックリすることは続きました。

 

家のつくりは代々続く地主の家らしく、立派な平屋建てでとにかく広い家でした。

私を出迎えてくれた家族は、全員が上品で気品のある雰囲気が素敵でした。

私を快く受け入れてくれましたし、おもてなしにお茶と和菓子でお出迎えをしてくれました。

 

本格的なお茶の作法が分からない私に、優しく教えてくれて嬉しかったです。

食事は豪華な日本料理を家族全員で食べましたが、家族の会話も固い話が多く、私には難しい話ばかりで理解できませんでした。

そんな彼と付き合いが続いていくうちに、私も旅館を継ぐ女将として修行しなければいけない、という思いが強まっていきました。

 

老舗旅館の女将は憧れではありますが、あの家族の雰囲気に溶け込むのはのは難しいと思いましたし、なにより女将修行の大変さでした。

女将は憧れである分、修行は厳しいものになります。

 

結果として彼との付き合いは難しいと思い、別れることになりました。

私とは丸っきり住む世界が違う彼氏だったので、素敵な彼氏ではありましたが別れたことは後悔していません。

 

まとめ

私と住む世界が違う人だと思った男性との付き合いは、はじめは素敵だと思っていました。

しかし自分とかけ離れた世界はどんなに素敵でも、いつしか居心地が悪く感じるものです。

今では別れてしまいましたが、素敵な経験ができて良かったと思っています。