トラウマレベル!田舎が陰湿だと感じたエピソード8つ

憂鬱な気持ちになる女性

35歳女性。

秘境と呼ばれるほどの、高齢者ばかりの小さな超田舎で、20年以上生活していました。

 

それがトラウマになったのか、今は海外に移住。

人と人の距離感がほどよい街で、子どもを育てながら生活しています。

 

田舎恐怖症です。

 

 

田舎が陰湿だと感じたエピソード1.離婚して田舎の実家に帰ると、話題の的に

悩む母親

 

田舎に住んでいる人にとって、人の不幸はみんなの大好きな話題。

私が離婚して、子どもを連れて実家に帰ると、「○○ちゃん、離婚して帰ってきたらしいよ」と、噂がすぐ広まりました。

離婚でただでさえ、ストレスを抱えているのに、周りで自分の不幸を噂されていて、悲しくなりましたね。

 

自分の同級生やほかの人が離婚して、田舎に帰ってきた際にもそうです。

私自身も、それらの情報を本人に聞く前に、第三者から聞きました。

それを聞いて、「私もこんな風に噂されていたのだ」と実感した私です。

 

田舎が陰湿だと感じたエピソード2.嫉妬にかられて、つくり話をする

母親

 

とくに田舎のおじいさん、おばあさんは、自分の子どもを自慢することが大好きです。

私は上流階級の家の出身でもないのに関わらず、社会的地位の高い男性と結婚したので、かなり嫌味を言われました。

 

ちなみに、ベランダで洗濯物を干しているときに、私に聞こえるように、あることないこと、悪口を言われた経験があります。

そのことが、とてもストレスになってしまった私。

それから逃げるかのように、ほぼ毎日、車で片道一時間以上かけて、最寄りの大きな街に出かけていました。

 

田舎が陰湿だと感じたエピソード3.病気のことまで、興味本位で噂される

噂話

 

私の住んでいた田舎は、高齢者ばかり。

高齢者のよく話す話題といえば、「病気」についてです。

 

街の診療所は小さいので、誰がどんな病気か、誰がどこに入院している、病気のステージなどの情報はつつぬけ。

なので、すぐに人々の耳に入ってしまいます。

 

私の家族、親戚が病気になった際にも、すぐにその情報は広まりました。

病気に関して噂が広まってしまうのは、とても嫌な気持ちになります。

 

そのうえ、心配として噂されているわけではありません。

心配ではなく、興味本位で噂を流すので、非常に困惑しました。

 

田舎が陰湿だと感じたエピソード4.都会的なファッションをすると、嫌味を言われる

噂話

 

都会的なファッションといっても、目立つような過激なファッションではありません。

普段、ジャージにTシャツ、もんぺのような服を着ている田舎の人にとっては、すべてが都会的に見えます。

 

なので、オフィスカジュアルのようなファッションをしているだけでも、こう言われるのです。

「あの人は、ハイカラさん」と。

 

目立たず地味に、皆と同じようにしていないと、なにか言われるので、それからは地味な服ばかり身に付けるように。

おしゃれは楽しめませんでしたが、なにか安心感のようなものは得ることができました。

 

 

田舎が陰湿だと感じたエピソード5.勝手に家に入ってきて、物色される

玄関

 

田舎の人はよくいえば、人懐っこいので、勝手に家にあがってきてしまいます。

なんだかんだと話しながら、家を物色され、家のなかのことを口外するのです。

 

そのときにちょっとでも散らかっていると、美味しい話のネタにされてしまいます。

なので、「いつ誰が入ってきてもいいように、普段から家を常に綺麗にしておかないといけない」というプレッシャーが常にありました。

 

幼児が散らかしてしまうことは、仕方のないこと。

しかし、それに対してもプレッシャーから、ストレスに感じてしまうこともありましたね。

 

田舎が陰湿だと感じたエピソード6.裏と表の顔が違いすぎる

ほくそ笑む女性

 

小さなコミュニティーだと、住人は頻繁に顔を合わせます。

そのため、相手のことをよく思っていなくても、表面上はやわらかい感じ。

しかし、裏の顔は正反対で、人の悪口を平気で言う人が多いです。

 

やわらかい感じで接してきて、いろいろ聞かれると、ついつい答えてしまいたくなりますよね。

ですが、あとで、その人の裏の顔が分かると、あまりのギャップにショックを受けたこともあるのです。

 

田舎が陰湿だと感じたエピソード7.ゴミの中身を興味本位でチェックされる

ゴミ箱

 

とくに趣味もなく、時間をもて遊ばせている田舎の高齢者のなかには、人のゴミをチェックする人がいます。

ゴミをチェックしてまで、話の話題になるネタを探す人もいるのです。

 

早めにゴミを出すと、チェックの対象になるので、収集時間ギリギリまで、ゴミを出さずにしていました。

 

田舎が陰湿だと感じたエピソード8.市役所などで守秘義務が守られない

テーブル

 

田舎では市役所のことを役場というのですが、役場は住人のプライバシーがあふれるところです。

役場職員は噂好きな、田舎の地元の人たち。

ですので、守秘義務よりも、誰かに話したい本能が勝ってしまうようで、噂の出処に。

 

役場のなかでは、民生委員が住人の悩みを聞く役目、保健師は子育て相談を受ける役目を担当しています。

しかし、私は子育ての相談も、地元の保健師にはできませんでしたね。

 

民生委員を勤めた人に聞くと、「相談にくる人は、まったくいない」と言っていました。

噂された人も噂をするので、もう皆、人間不信になっているようです。

 

病院スタッフ、救急隊員、消防隊員も地元の人たちが勤めているので、そこからも情報は流出してしまうのでしょう。

田舎は、本当に隙間だらけです。

まとめ

田舎の人は、趣味、娯楽が少ないので、会話で話題にすることが少なくなります。

そこで、ゴシップばかり話すようになってしまうのでしょう。

 

田舎で静かに心穏やかに過ごすためには、自分のプライバシーを守ること、目立たず、地味にすることが大切。

野菜をくれたり、親切にしてくれるからといって、心を許して自分のことを大っぴらにすることには注意が必要です。