50歳。女性。離婚歴、死別歴ありのバツ2。心理カウンセラー。幼少期から両親とはみぞがあり、壁一枚へだてたような気持で育ちました。大人になってからは、親の立場や気持ちが育児経験から少しはわかるようになりましたが、それまでは「許せない、うざったい、嫌い」と、感じることが多々ありました。また、環境不全家庭で育ったため、人に気を使いすぎる癖が身につき、長年悩んだこともありました。そのような自身の体験から、心理カウンセラーを目指しました。同じような体験や、悩みを抱える人たちの心に寄り添える人でありたいと願っています。
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セクハラだ!父親を気持ち悪いと思ったエピソード1.セクハラまがいの発言
私は、小学校5年のときに初潮を迎えました。
学校から帰宅して母に話すと、生理用品とサニタリーショーツを用意し「おめでとう!」と、言われたんです。
しかし、私にしたらお腹は痛いし熱っぽくてダルいしで、ちっともうれしくはありませんでした。
夕飯のときには、赤飯を炊いてくれた母。
あまり食欲がなく、少しだけ食べて自分の部屋に戻ろうとしたとき、父から「お前もこれで一人前の女になったな!」と、言われました。
これで、さらに気分が悪くなったのをおぼえてます。
普段は、あまり会話もしなくテレビだけ見ているのに、こんなときに限って余計なことを言う父を「気持ち悪い人だ」と、思いました。
セクハラだ!父親を気持ち悪いと思ったエピソード2.セクハラまがいの発言2
それからしばらくして、夕飯を食べおわりテレビをみていたときのこと。
ラブシーンが映され、母が慌ててチャンネルを変えました。
すると、父は私に向かって「お前セ◯クスって知ってるか?」と、言ったのです。
母が慌てて「そんな話やめなさいよ!」と、言ってくれたんですが、父はなん回もその話をしていました。
頭が、おかしいんじゃないかと思いました。
学校の保健授業で教わったので知っていましたが、まさか親から聞かれるなどとは、考えてもいませんでした。
初潮を迎えたときと同様に、無口な父が性的なことをニヤニヤしながら言うのが、気持ち悪くて仕方ありませんでした。
セクハラだ!父親を気持ち悪いと思ったエピソード3.裸のままうろつく
小学校6年のときでした。
私がトイレに行こうと廊下に出ると、とまりにあるお風呂場から裸のまま、父が出てきたんです。
無意識に、股間に目がいってしまい「嫌なものを見た」と感じました。
私は、なにもなかったようにトイレに入り、父と顔を合わせたくないので、自分の部屋に行きました。
そのあとも、なん度かお風呂から裸のまま出てくる父と、はち合わせしましたが完全無視。
子どもであれ、異性であることを認識してほしいと思いました。
平気で、裸で出てくる父が気持ち悪かったです。
セクハラだ!父親を気持ち悪いと思ったエピソード4.セクハラまがいの発言3
中学に入学すると、私は徐々に胸が大きくなり2年のころにはCカップの下着を使用していました。
もとが男っぽい性格のため、自分の胸が大きくなるのが嫌でたまりませんでした。
部活や体育の時間には、母からさらしを借りて巻いたことも。
その年の冬休みに、家族でディスカウントスーパーへ買い出しに行ったときのこと。
私と父が、並んでエスカレーターに乗ったのですが、父は私の胸元を見てニヤニヤしながら「大きくなったなぁ」と言いました。
一番気にしていることを言われて、恥ずかしいやら、気持ち悪いやら。
走ってエスカレターを降り、そのままひとりで帰宅しました。
うしろで聞いていた母が、「もう大人なんだから、あんなこと言うもんじゃない」と、たしなめてくれたそうです。
でお、私の気持ちはおさまりませんでした。
セクハラだ!父親を気持ち悪いと思ったエピソード5.ラブシーンを堂々と見てる
私が中学を卒業してならは、専門学校にかよいながらバイトをし、家で大検の勉強をしていました。
そのころには、一軒家に引っ越していたのですが、以前住んでいた家より狭かったんです。
父は、一階の六畳間で母とふたりでいるのが嫌らしく、よく二階に上がってきては手前の四畳半の部屋でテレビをみていたんです。
ある日のこと、私が学校かバイトをおえて帰宅すると、二階の部屋で父が濃厚な濡れ場シーンをみていたのです。
毎週末に、映画のロードショーをみるのがお決まりだったのですが、真剣に見いっている父を見たのは、はじめてでした。
さすがに気持ち悪くて、なにも言わずに部屋へ行きました。
イヤホンで聞いていたので、声が聞こえないだけでも、まだ良かったです。
しかし、思春期の娘が部屋に入ってきても、平然と映画を見入っている父はやはり気持ち悪かったです。
セクハラだ!父親を気持ち悪いと思ったエピソード6.下着を洗濯された
それからしばらくして、発熱したため学校を早退してバイトを休み、普段よりはやく帰宅したときのこと。
早期に定年退職していた父は、パートに出ている母にかわって、家事をしていました。
その日は、ベランダで洗濯を干していました。
なにげなく見上げると、私のブラジャーやショーツを干していたんです。
下着は別の容器に入れて、自分で洗って干していたので、父もわかっていると思ったのが間違いでした。
本人に言うのも嫌なので、母に話して伝えてもらいました。
気持ち悪くて、そのブラジャーとショーツは捨てたことを覚えています。
それ以降は、父は私の下着は洗濯しなくなりました。
しかし、1度でも触られたと思うと、気持ち悪く嫌な気分になりました。