私は妻依存症。私の妻依存エピソード5つ

不安になる男性

28歳男性。フリーランサー。

 

彼女いない歴18年目にして、「突然できた彼女を離すまい」と、必死になっていた私。

しかし、結婚して妻依存性になってしまった。

 

妻に嫌われたくないという一心で、料理・洗濯・皿洗い・ゴミ捨て・掃除など、すべての家事をこなす、スーパー兼業主夫。

趣味は、愛する妻と国内旅行をすること。

 

 

妻に依存している私のエピソード1.妻が家にいないと寝られない

寝ている男性

 

私が「妻に依存している」と、最初に自覚したのは、結婚して1年目のころ。

そのころ妻は、娘の出産を控えており、1週間ほど入院することが決まっていました。

最初に妻が入院することを聞いたときは、とくになにも心配せずに、意気揚々と送り出したのを覚えています。

 

結婚前には、3年以上同棲していたということもあり、むしろ久しぶりの1人の時間を楽しんでやるつもりでいました。

ところが、いざ家で一人きりになってしまうと、寂しくて寝られなかったのです。

 

さすがに大人ですから、一人でいるのが怖いなんてことはありません。

しかし、布団に入っても、一向に寝付けないのです。

 

実は、同棲しはじめた当時から、妻に抱きついて寝るのが習慣になっていた私。

当時でも、すでに三年以上、その寝方を続けていたのでした。

 

まくらが変わったときのような気持ちというか、外で寝ているような気持ちといいますか……。

とにかく、妻が手の届く範囲にいないと、落ち着いて寝られなくなってしまったのです。

 

結局は、妻がいない状態で寝ることに慣れることもできず、妻が退院するまで、寝不足の日々を送りました。

 

妻に依存している私のエピソード2.外出できないので、友だちがいなくなった

いつも一人でいる男性

 

私は若いころ、友人と一緒に、バスケのチームやダンスチームをつくって活動していました。

また、地域の消防団にも所属していたため、比較的、友人関係には恵まれていたと思います。

 

ずっと、実家暮らしで、親とケンカすることも多かった私。

できる限り外出していたほうが、気が楽だったため、朝も夜も関係なく、友人と遊び歩いていました。

ところが、23歳で妻と結婚してから、私の生活態度は大きく変わります。

 

若いころは、「家にいたら、親とケンカになるから、外出していたい」という理由から、遊び歩いていた私だったのですが……。

結婚して妻との二人暮らしをはじめると、誰とケンカをすることもないので、家の居心地がよくなったのです。

 

妻は、私に怒りをぶつけてくるようなタイプではありません。

なので、私は自宅でも、穏やかに過ごせるようになりました。

しかし同時に、「外に出るのがめんどくさい」と感じるようになったのです。

 

家にいるのが楽しすぎて、友人からのバスケやダンスの練習の誘いがあっても、断るように。

消防団も脱退し、飲み会や同窓会も、すべて断るようになりました。

 

友人たちも最初は必死に誘ってくれましたが、あまりにも誘いに応じない私を見限ったらしく……。

最近は、連絡もほとんどこなくなりました。

 

後悔はしていませんが、今にして思えば、「せっかく誘ってくれた友人たちに、悪かったな」と感じています。

 

妻に依存している私のエピソード3.思い出の品が、まったく捨てられない

写真

 

私はもともと、物を捨てられない性格というわけではありません。

親譲りの潔癖症なので、「家が汚れるくらいなら、どんどん物を捨てて、サッパリしたい」というタイプです。

しかし、妻との思い出の品だけは別。

 

私が妻と付き合いはじめたのは、18歳のころだったのですが、今でも、当時妻がくれた手紙などを大切に保管しています。

思い出の品を捨てることで、なにかを失ってしまうような気がしてならないのです。

 

自分で買ったものは、少しでも古くなると捨ててしまう私。

けれども、妻がクリスマスに買ってくれた音楽プレイヤーは、壊れて音が出なくなった今でも、捨てられません。

 

押入れには、妻がくれた財布の箱や袋まで保管されています。

当の妻も、「もうそんなもの捨てたら?」と言うのですが、捨てるのはやはり無理。

 

我ながら「ストーカーみたい」だとは思うのですが、なかなか直せそうにない性格です。

 

 

妻に依存している私のエピソード4.妻が飲み会に行くのに、耐えられない

頭を押さえる男性

 

結婚してから自宅にこもりがちになった私ですが、妻は外交的な性格で、よく妻の友人たちと飲み会に行きます。

「別になんてことはない」と思いつつも私は、内心では、妻が飲み会に行くのが辛くて仕方がありません。

 

結婚する前は、「飲み会で、浮気でもしてくるのではないか?」なんて心配をしていました。

しかし、今は浮気する心配をしているのではなく、単純に、妻が自宅にいないと、落ち着かないのです。

 

私はかなり心配性なので、無用なことを考えてしまいます。

「飲み会が終わったら、迎えに行ってあげないと」、「万が一、飲み会中に酔っ払って、怪我をしてしまったらどうしよう」など。

 

そのため、妻が飲み会にいっている間は、ソワソワして仕事も手につきません。

妻もそんな私の性格を知っているので、最近は飲み会に行っても、2次会以降には参加せず、早めに帰ってきてくれます。

 

「妻に気を使わせてしまって申し訳ない」

こう思い、ソワソワしてしまう、私の面倒くさい性格に、そもそも問題があるのです。

 

妻に依存している私のエピソード5.ほとんどのパスワードを知らない

PCで仕事をするサラリーマン

 

うちの妻は、プログラマー関係の仕事に就いているため、かなり電子機器に詳しいです。

一方、私は昔から機械の類が苦手で、テレビの配線にすら苦戦する有様。

そのため、我が家には、よその家とは逆の役割分担があります。

 

料理や洗濯などの家事全般は、私の担当。

機械の配線や修理など技術を必要とする仕事は、妻の担当になっています。

 

私は、細かい規約を読んだり、パスワードを設定することすら苦手です。

そのため、ツイッターのアカウント作成すら、妻にやってもらいました。

 

また、趣味でやっているホームページの作成や、パソコンのWi-Fi設定、インターネット契約に至るまで……。

我が家ではすべて、妻が行っています。

そのため私は、それらのパスワードをまったく知りません。

 

普段はパソコンを起動すると、自動的にログイン状態に。

妻がそう設定してくれているので、問題はありません。

しかし、一度ログアウトすると、復帰することができなくなります。

 

妻が外出している間に、パソコンにログインできなくなり、困り果てた経験も一度や二度ではありません。

私は普段自宅のパソコンで仕事をしているので、もしも妻がいなくなったら、仕事すらまともにできなくなってしまいます。

 

「私生活だけではなく、仕事すらも妻に依存している現状をどうにかしないといけない」

もう二年は考えていますが、打開策は見つかっていません。

 

まとめ

妻に依存した生活は、妻さえそばにいてくれれば、幸せなのです。

ただし、妻に愛想を尽かされれば、ゲームオーバー。

常に綱渡りをしているような恐怖感が拭えません。

 

奥様を愛しているという男性陣は、くれぐれも行き過ぎに注意です。

さもなくば、私のように、妻なしでは生きられないダメ人間になってしまうかもしれませんよ。