35歳男性。現在は東京都内のIT企業に勤務。家族は妻と5歳の息子。息子は保育園に通っているが、保育士から問題行動を指摘されて、医師に診せたところ、息子が発達障害と診断される。現在も、息子は保育園内で他害行為を続発させており妻と頭を悩ませている。趣味はロードサイクリングと読書と株式投資。
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発達障害の子どもがしてしまった他害行為エピソード1.ボール遊びをすると友だちの顔面にボールをぶつける
私の息子は保育園にかよっていますが、昨年、担任の保育士から問題行動がおおいとの指摘をうけ、経過観察をしました。
妻もおなじ認識をもち医師にみてもらったところ、知的障害をともなわない発達障害との診断をうけました。
知的障害をともなっていませんので、発育が進むにつれて息子の悪知恵が発達してしまいます。
たとえば、保育園で友だちとボール遊びをしていると、息子はわざと友だちのからだにボールをぶつけてしまったり、ひどいときは顔面にボールをぶつけて、友だちを泣かせてしまうこともあるそうです。
保育園ではゲームをとおしてルールを学ぶとか、運動を楽しむといった教育行為がなされているわけですが、私の息子はルールを学べない状態でいます。
運動を楽しむというよりは、友だちを傷つけることを楽しんでいるので障害児なのだなと感じています。
発達障害の子どもがしてしまった他害行為エピソード2.うんちやおしっこを友達の服にこすりつける
息子は5歳ですが、すでにオムツはとれており、自分ではいせつ行為をすることができます。
この点は子どもの発達段階としては合格点なのですが、はいせつ行為をしたあとの行動は問題だらけです。
具体的には息子はトイレで小便をしたあと、わざと指先にすこし小便をつけたまま手を洗わずに部屋にもどり、友だちの服に小便をこすりつけてしまうのです。
そうするととうぜん友だちは泣きだしてしまいます。
もっとひどい行為は、息子が保育園のトイレで大便をするときです。
いまどきの保育園のトイレは、子ども用に小さな大便器が設置されています。
それにまたがって息子も大便をするわけですが、息子は自分の大便を流すまえにトイレットペーパーに大便をつけて、それを部屋に持ちこんでしまます。
そして友だちの服に「はい、ウンコ」と言ってこすりつけてしまうのです。
こうなると保育園ないは大騒動です。
その日のうちに私や妻が相手の子どもの家にうかがって謝罪をし、保育園にもうかがって保育士のかたに謝罪をしなければなりません。
知的障害はないのですが、発達障害ともなるとここまでひどい行為をしてしまうのかと驚いています。
発達障害の子どもがしてしまった他害行為エピソード3.給食の順番をまつことができず、わりこんでしまう
息子がかよっている保育園では、昼食時には給食がでるのですが、息子は順番待ちができません。
他の友だちたちはきちんとトレーをもって順番にならんでいるのに、息子はおとなしくならぶことができません。
前にならんでいる友だちと友だちの間にわりこんでしまい、ケンカになることもあるそうです。
さすがに友だちに体当たりをして列にわりこんだり、友だちを突き飛ばしたりして列にわりこむようなことはしないのですが、ルールを守れないのが息子の難点です。
これまで息子の行動を、保育士に観察してもらっているところ、列に順番にならぶという行為は苦手なようです。
発達障害の子どもがしてしまった他害行為エピソード4.年下の保育園児に嫌がらせをする
保育園には息子よりも年下の子どもも預けられています。
息子はその可愛い子どもたちを相手に嫌がらせをしてしまいます。
たとえば砂場で年下の子どもたちがおもちゃのスコップやバケツをもって遊んでいると、息子は石をもってきてバケツのなかに石を入れてしまいます。
あるいは年下の子どもが小さなブランコに乗っていると、息子はわざと後ろからブランコをゆさぶります。
するとそばにいる保育士からすぐさま叱られて、今度は息子が泣きわめくという展開です。
こういう行動を保育士から後日きかされると、息子には対人関係をきずく能力が他の子どもよりも低いと感じられます。
発達障害の子どもがしてしまった他害行為エピソード5.家庭菜園を踏み荒らす
保育園ないの敷地のいっかくには簡単な家庭菜園がつくられています。
たたみ6畳分の広さに、トマトやナスなどの野菜をつくっているようです。
子どもたちには少しでも自然とふれあってほしいという考えで野菜を育てて、実がなったら収穫して、子どもたちに食べてもらおうという考えでおこなっていたそうです。
ところが一度、息子が家庭菜園のなかに入りこみ足でことごとく踏みあらして、保育士や保育園児たちがまいた種を台無しにしてしまいました。
保育士はとても怒り、息子の頭にゲンコツをしました。
その日のうちに、保育士からは「息子さんにゲンコツをしてしまいました」と自宅に電話がかかってきたらしく、妻が保育園にかけつけて謝ったそうです。
息子は自宅に帰っても泣いていましたが、どうしてゲンコツをされたのか理解できないようでした。
私と妻も、息子の度重なる問題行動には泣きたくなってしまいました。
まとめ
息子の場合は、知的障害のない発達障害です。
しかし、友だちにたいして他害行為を繰り返すなど、トラブルを続発させています。
息子が小学校に入学する時点で、特別支援学級にはいる必要のないように改善したいと考えており、夫婦で試行錯誤しています。