31歳。主婦。
結婚前は、ファッション系の仕事をしていました。
イケメンの旦那と結婚できて、幸せな毎日を送っている。
まさか、イケメンと結婚することができるなんて思ってもみなかった。
趣味は映画鑑賞。
見出し
ブスでもイケメンと恋をしたエピソード1.ブスなのにイケメン好きの私
私は物心付いたときから、自分がブスであるという自覚があるくらいのブスでした。
母親と父親の悪いところを寄せ集めたような顔は、コンプレックス以外のなにものでもありません。
しかし、美術などが得意で、絵を描くことが好きだったからか、美的感覚や造形物への感覚はすごくあった私。
そのためか、気になる人はだいたい顔が整っている、一般的なイケメンがほとんどでした。
自分を棚にあげて、イケメンばかり選んでいるようで、嫌になることも……。
しかし、どうしても第一印象で選んでしまうのは、イケメンばかり。
小学校、中学校時代も、クラスで人気のあるイケメン男子が好きだった私。
女子の友人にも、卑下されて見られるくらいのブスだったので、打ち明けられず、黙っていたので、付き合うこともなかったです。
たまに、仲のいい親友だと思っていた友人に打ち明けたときがありました。
しかし、瞬殺で「無理!」と笑われて、終わりましたね。
ジャニーズや芸能人も、イケメン好きで、追いかけていると、男子には「気持ち悪い。ブスのクセに」と馬鹿にされます。
そんなことはもう、言われ慣れていたので、自分のなかでブスというキャラクターを演じはじめていました。
ブスで暗いと、いいところがないので、強がって明るくふるまうように。
極端になりすぎて、男勝りにさばさばとしすぎてしまった節もありましたが、女性の友人はたくさんできました。
ブスでもイケメンと恋をしたエピソード2.女子力をあげるために努力
ブスなことで、恋愛もなかなかできず、時間もあったので、「心だけは、女らしさを忘れないようにしよう」と努力することにしました。
好きなイケメンの映像などを見て、女子力をあげたり、メイクやファッションに時間をかけるように。
清潔感がなく、おしゃれにも興味がないブスだと相手にされません。
ですので、ダイエットもして、かわいい服が似合うように研究しました。
メイクも、奥二重できつい印象を与える顔を改善。
やわらかく見えるよう、少しでも目が大きく見えるように、アイプチなどもしてみました。
まわりの友人を見ると、もとが違うので、いくら頑張ってもブスはブス。
そのうえ、映えないことも分かっているので、「努力をすることが、せめてもの自分の女子力だ」と思って、頑張っていました。
それでも、恋愛には縁がありません。
もともとあった、ファッションや美術への興味などから、ファッション系の大学に進学。
しかし、東京の大学の華やかな女子たちに驚愕しましたね。
ファッション系の女子大ということで、モデルをしている子も多く、とてもかわいい子が多い学校でした。
見た目には気を遣っていましたが、「もとが違いすぎる」と痛感。
そこで、「中身を磨こう」と努力するようになりました。
「見た目では相当整形しない限り、勝ることはできない、でも恋愛はしたい」
このように思い、中身を女らしく、人間的に魅力的になることを心がけました。
それまでの私は、見た目で判断され、卑下されることで卑屈になっていました。
卑下している友人などもどこかで軽蔑し、本当は人間不信になっていて、表面上だけで付き合いをする状態。
しかし、「人に好かれるにはまずは、人を信用して、好きになっていこう」と思ったのです。
「今まで男勝りで強がっていた自分の性格を改善し、もう少し人に頼って、信用してもらおう」と考えました。
そして、基本的なことですが、「人に優しく、道徳的な人間になろう」とも思ったのです。
ブスでもイケメンと恋をしたエピソード3.とうとう恋愛ができるようになる
不思議なもので、自分の弱みや悩みを素直にぶっちゃけて言ってしまうことで、その人との距離が近くなっていきます。
その結果、より親身になってくれるようになるのです。
親友レベルの友人が徐々に増えていった私。
たまに顔で卑下されるようなことがあっても、気にならなく、その人を好きになることができました。
話していると、顔は関係なくなってくるようで、「ブスな顔も、親しみがある」と思ってくれる友人も増えたようでしたね。
そんなとき、アルバイト先で1人の男性を好きになりました。
その男性もやはりイケメンで、もてるほうだったので、なかば諦めていたのです。
しかし、友人に話すと仲を取り持ってくれて、付き合うことができました。
理由を聞いてみると、「優しい中身で好きになってくれた」ということ。
大学の友人には、「なぜ、そんなイケメンと付き合えたのか」と言う人もいましたが、気になりませんでした。
結局、その男性とはうまくいかず、別れることに。
しかし、中身に自信を持つことのできた私は、積極的に婚活をするようになりました。
ブスなことで、いやな思いをすることも少なくありません。
それでも、「いつか、そんな自分も受け入れてくれる人がいる」と思って、努力し続けました。
ブスでもイケメンと恋をしたエピソード4.イケメンと結婚
あるとき、友人の紹介で、1人の男性を紹介されました。
その人はイケメンで男らしく、私のタイプ。
ですが、ちょくちょく飲みに誘ってくれるようになったとき、自分に自信が持てず、「なぜ誘ってくれるのだろう」と思って、気が引けていました。
すると、数回飲みに行った際に嬉しいできごとが。
イケメンの彼に、「自立していて、家事や料理がしっかりできるところと、人に優しいところが好きになった」と告白されたのです。
その人に関しては、私の顔も含め、好きになってくれた気がしたので、もちろんOKをしました。
まとめ
彼とは1年付き合って結婚し、今でも仲よくやっています。
「ブスだけど、努力を続けてよかった」と感じました。
これからも見た目、中身ともに磨いていきたいと感じています。