未婚で妊娠して別れても出産したエピソード4編

泣いている乳児

私は、35歳女性ライター(クラウドワークス)で、障害年金(2か月に、130,000円)を合わせて、月に130,000円の収入があります。

20歳より、うつ病を発症。

 

新卒時の会社で、出会った元彼氏と、2年間同棲後に妊娠します。

その後、子どもを出産しました。

元彼氏と別れたのは、28歳のときで、会社を辞めた歳でもある。

 

趣味は、父譲りのバイク。

現在、彼氏と両親の家で同居しています。

 

 

未婚で妊娠しても、出産したエピソード1.会社で息子の父と出会い、妊娠に至るまで

悩む女性

 

私は岡山大学卒で、大学入学してすぐに、うつ病を発症しました。

私はうつ病のせいで、1年半大学を休学し、半年留年して卒業。

そもそも、一浪して大学に入っているので、25歳で、新卒の会社に入社することになりました。

 

その年に26歳になり、同じ会社の同じ部になるのですが、課が異なる先輩と付き合うことに。

周りには、付き合っていることを知られていましたが、同棲していることは知られていませんでした。

 

「付き合いはじめ=同棲」に近い形で、約2年間同棲。

そして、2年経とうとしているときに、私が妊娠したのです。

 

徹底的に避妊をしていたので、元彼氏(今は息子の父であり、他人ですが)は、びっくりしていましたね。

ですが、普通に、妊娠の件は喜んでくれました。

 

私はそもそも、うつ病のせいで、仕事が辛かった状態。

そのうえ、子どもが生まれるので、「会社を辞めて、実家に帰って就職しよう」と、思っていました。

私は、この時点で、元彼氏のことをまったく頼っていません。

 

私が元彼氏を頼っていない理由。

それは、私の病気のことを「怠け」としか、理解してくれなかったからです。

また、元彼氏が浮気をしていたのも、原因の一つですね。

 

未婚で妊娠しても、出産したエピソード2.妊娠し、別れを切り出され、出産を覚悟

祖父母

 

私は、元彼氏に浮気をしていることに関して、話をするも、うまく責め立てることができませんでした。

なぜなら、私がうつ病で、元彼氏の家でも、あまり家事ができていなかったからです。

 

子どもをいよいよ生むから、家の引っ越しなどの相談をしようとしたある日。

元彼氏からすっぱりと、別れ話を切り出されました。

 

また、ひどいことに、「産むなら、勝手にどうぞ」と言ってきたのです。

しかし、私はそのとき、そこまでびっくりしませんでした。

というのも、元彼氏はモテていましたし、私なんかと一緒に子どもを育ててくれるとは、まったく思っていなかったからです。

 

だから、お金の問題とか、どうでもよかった私。

むしろ、元彼氏の家に寄生していたので、気分を切り替えるのも早かったです。

 

私はそのあと、会社を辞め、実家に戻り、両親にすべて打ち明けて、「子どもを産みたい」と告げました。

親は、快く受け入れてくれましたね。

 

また、私は自分の病気とのバランスを取るため、正社員でなく、パートで生きていくことを決意。

もちろん、両親が貧乏でないから、そんな選択肢が選べたのだと思います。

なので、両親には感謝の気持ちでいっぱいです。

 

会社を辞めてすぐに、障害年金をもらうようになり、うつ病のことをオープンにできる親もとで、パート生活がスタート。

半年くらい失業保険をもらいながら、お金を貯めはじめ、最終的に、半年で2,000,000円ほどのお金が貯まりました。

 

私がお金を貯めた理由。

それは、ライフワークバランスを取り、子どもの教育費を貯めるためです。

 

 

未婚で妊娠しても、出産したエピソード3.出産前後

かっこいいバイク

 

パートで働きはじめた、すぐのころ。

私は自分と同じ、精神病院の知り合いの紹介で、現在の彼氏と出会い、付き合うことになりました。

 

彼氏は妄想性統合失調症でしたが、神戸大学を卒業後、私と同じく、企業での正社員経験があります。

また、同じく病気をオープンにして、パートをしていた彼。

私が子持ちであることも受け入れて、付き合ってくれました。

 

彼氏はバイクが趣味なのですが、私も父譲りで、バイクの趣味です。

なので、土日がおたがい休みの日などは、ツーリングに行ったりしました。

 

私のバイクは125㏄ですので、自動車専用道路は走れません。

ですが、フェリーを使ったりして、九州や四国にも遠出をしました。

 

彼氏は一人暮らしをしていたので、たまに遊びにいって、彼氏の家に泊まることも。

彼氏を私の両親に紹介したのは、彼氏と付き合いはじめて、半年たったときでした。

 

彼氏が妄想性統合失調症だけども、薬を飲んでいて、ほとんど症状(被害妄想、微小妄想)がでないこと。

また、ライフワークバランスを取るために、パートの道を選んでいることなどを、両親にこと細かく説明します。

私は意図した訳ではないのですが、私と彼氏を実家に住まわしてくれる許可をえることができたのです。

 

私が、妊娠10か月と少しになったときのこと。

私は完全に、パートを休ませてもらっていました。

貯金していた2,000,000円から、出産費用を捻出したのですが、ちゃんと出産したら、国からお金が戻ってきましたね。

 

息子は私と違い、元気なあかちゃんでした。

私は結局、2か月パートを休み、息子の子育てを両親に手伝ってもらって、なんとかパートに復帰したのです。

 

未婚で妊娠しても、出産したエピソード4.その後

仲がいい夫婦

 

私と彼氏はまだ結婚はしていませんが、もう6年付き合っています。

息子も、同じく6歳です。

 

彼氏との付き合いは良好なのですが、彼氏がまだ稼ぎがしっかりしていないので、結婚はまだの状態。

なので、彼氏のほうから、プロポーズしてもらうか、息子が小学校に入る来年のどちらかの段階で、結婚を予定しています。

 

彼氏は文系で、教職員免許を持っているので、教育熱心です。

また、私も理学部ですので、教育に関しては自信があります。

 

おたがいの色を息子に教えて、できるだけ回り道をさせ、自分で自分のことを悩んで決められる、人間になってもらいたいですね。

ですが、最低限、「犯罪をしない」などの教育や、しつけはしたいと思っています。

 

また、私と彼氏は病気です。

なので、私の息子もうつ病になっても、援助はできるので、今は幸せに包まれています。

 

まとめ

私の場合、実家がしっかりしていて、親が息子の面倒を見てくれていました。

それに、私自身が実家に戻ることができたので、息子を産むことに、躊躇なく踏み切れたのです。

 

「私の病気を理解してくれる人がいるはず。この人とは一生、一緒にはいられないだろうな」

息子の実の父(元彼氏)との別れが、そんなにつらくなかったのは、おそらく、こう感じていたからだと思います。

 

私の両親(おじいちゃん、おばあちゃん)なくしては、出産には至らなかったでしょうね。