夫が無職になり、苦労しつつも何とか生きているエピソード4編

苦労している女性

42歳女性、看護師。

現在、まだまだ若いと思っている勘違い姑と夫、子ども二人の5人家族です。

 

家族を扶養に入れながら、慣れない仕事に悪戦苦闘しています。

無職で金食い虫の夫はほっといて、「早くまともな給料を手にして、子どもと楽しく外食したい」と夢見る、今日このごろ。

 

 

夫が無職でも生活しているエピソード1.夫が契約更新を破棄、突然無職に!

無職になった男性

 

現在、夫は無職です。

それ以前は、契約社員をしていました。

 

契約社員になったときは、知り合いの紹介で、その会社に入りました。

入社してみると、はじめの契約とは異なる条件ばかり提示され、入社してすぐから「こんな会社早く辞めたい」と愚痴をこぼしていた夫。

しかし、知り合いの紹介であるため、すぐにやめて、相手の顔に泥をぬるようなことはできません。

 

また夫は体育会系であったため、上下関係や仁義を大切にする人だったです。

そのため、会社に不満はありましたが、少し我慢することに。

 

そして本来は、契約は2年。

ですが、会社の業績が芳しくないこともあり、夫に対し1年で「契約更新をどうするか」という話が浮いて出たのです。

その話に夫は飛びついて、1年でその会社を辞めることにしました。

 

夫にとっては、願ってもいないチャンスと思ったのでしょう。

しかし、契約を破棄したことは、私たちが路頭に迷うはじまりでもあったのです。

 

夫が無職でも生活しているエピソード2.まずは私の実家に滞在

帰省する女性

 

夫が無職になり、住まいを失った私たちは、まず私の実家に帰りました。

子どもは二人いましたが、私の両親がいたので、「子どもたちの面倒を見てもらえたら、私が働くこともできる」と思ったからです。

 

しかし、私の実家に滞在中の2週間で、夫が私の両親を拒否するようになりました。

そのため、私の実家で生活することは難しい状態に。

また、わたしの実家の周辺はとても田舎ですし、夫の知り合いもいません。

 

「生活も楽しめない」、そして「友人関係もまったくない」ということに嫌気がさした夫。

夫が実家だけではなく、その土地恐怖症にもなってしまったのです。

 

 

夫が無職でも生活しているエピソード3.夫の実家へ転居する

姑と嫁

 

夫が私の実家でなじむことができないため、私たちは夫の実家に移動することにしました。

今度は、私が夫の立場になるわけです。

 

知らない土地、知人も誰もいない環境。

そこに存在するのは、夫の実家と姑のみです。

そんな生活をはじめることに、すぐに賛成したわけではありません。

 

姑は嫁の敵。

はじめからうまくやっていける自信もありませんでしたし、はじめから拒否体勢ができあがっていました。

しかし、子どもは小学校2年生です。

 

住まいをうろうろして、学校に行かせなければ、周りからいろいろ言われてしまいます。

現に私の両親も、「子どもにまともな教育を受けさせないなんて……」とたびたび言っていました。

 

それもあり、「早く住まいを決めて、子どもを学校に行かせてあげなければ」という思いで、いっぱいだったのです。

そのためには、「我慢をするしかないな」と覚悟を決めた私。

 

とりあえず、夫の実家の一部屋に入り込んだため、寝食はなんとかできています。

すべて姑に実権を握られていますし、毎月生活費をいれないといけません。

しかし、子どもはとりあえず学校にいけるので、マシといったところでしょう。

 

そんな夫の無職生活がはじまり、1ヶ月が経ったころ、私は就職活動をはじめました。

夫の実家での生活が、耐えられなくなったからです。

姑にとっては、私はなかなかなじんでくれない嫁ですし、自分になつかない嫁だったので、同じ屋根の下に長時間一緒にいることがいやだったのでしょう。

 

私が働くことに反対はしませんでした。

しかし、今の居住区も地方なので、なかなかよい就職先が見つかりません。

 

私の1つの条件は、「家族みんなを扶養に入れてくれる」ということでした。

そんななかで、転職サイトに登録をし、「家族を扶養に入れてくれる」という条件のところを発見。

 

基本給は安かったのですが、先立つものは生活をするためのお金です。

夫は無職で実家に帰り、姑からお小遣いをもらっていることもありました。

しかし、私はお小遣いなんてもらいたくありません。

 

姑に借りをつくりたくなかったのですし、自分のお金で自由を得たかったのです。

そうして、私の新しい生活がはじまりました。

 

夫が無職でも生活しているエピソード4.夫が台所で姑と並んで料理が日課

あきれる女性

 

私は働きはじめたため、家事は最低限しかしません。

そんなことは、「自宅にいる夫がすればいい」と思うからです。

 

もともと、一人暮らしの長かった夫は、家事はそれほど負担にならないそう。

そのため、無職となった今は「やらざるを得ない」と、文句を言わずにやっていますね。

 

しかし、私は毎日思うことがあります。

朝食担当は私ですが、夜の食事は、毎日、旦那と姑がつくるのです。

 

私は18時ごろに帰宅しますが、なんとまあ、台所に二人並んで、仲よく料理をしているのではありませんか。

私はここにきて、「この旦那はマザコンだったのか!!」と思うほど、二人の会話は楽しそうです。

 

私はそんな二人を「バカではないか」という目線で見ています。

また「勝手にしてくれ」という気持ちで見ているのですが、そのような二人の関係が、夫の無職を継続させている原因だと思うのです。

 

まとめ

無職となり、行くところがなく、仕方なく入った夫の実家。

しかし、まったく40歳を過ぎても、子どもを甘やかす親がいるので、一体いつまでこの無職が続くのやら、先が思いやられます。

 

また「『無職になったのは、仕方がない』と、受け入れる親もバカだ」と、軽蔑と諦めしかありません。

でも、「家族元気でみんなが生活できていれば、いいのかな」とも思いますね。