他好きされ振られて復縁したエピソード5編

交際する男女

現在、37歳の独身事務員。

30歳のころに、当時の上司と付き合うようになり、そのあと他好きされ捨てられ、別れたり、復縁したりを繰り返して、あっという間に37歳。

 

彼氏が社長になったことで、モテ度が加速され女癖も悪いため、復縁をしても不安とストレスフルな日々を送りつつ、結婚も諦めつつあるアラフォー女子。

 

 

他好きされ振られて復縁したエピソード1. 他好きをされて理由を見抜くまではワケが分からず戸惑う日々を送る

心配になる女性

 

私は37歳のOLで、彼氏は現在48歳で元会社員でした。

現在は、社長業をやっています。

 

私と彼氏の付き合いは長いです。

私が30歳のときから付き合っていて、もう7年目ちょっとになります。

 

「なぜ、結婚しないの?」と思う方もいるかもしれません。

他好きされて、ほかと取り合いになったり、復縁したりを繰り返しているからですが、復縁後のその詳しい状況については、終盤で触れたいと思います。

 

他好きの前兆は初期のころ、彼氏の目つきにあらわれました。

いつもどおりに過ごしている最中のこと。

「なぜか私を見る目つきがキツイ……。あの目つきは一体なに? 」という不思議でありながらも恐ろしく、強烈な視線を横目で投げつけてきたり、にらまれたりしていました。

 

私は彼の目つきに対して、こう思っていたのです。

「なにか失言でもしたのだろうか?  気にさわることをやらかしたのかな?  なんだろう?  別れたいのなら別れると言うだろうし、それにしてもあの目つきはなに?」と。

 

私は一生懸命、その理由に気がつこうと、努力していました。

聞いて言うのならば、すでに言われていると考えたからです。

 

自分の頭で考えて、「自身で気がつかないと意味がない」とも思ったので、「最近のその態度なに?」なんていう、直球質問は避けていました。

それだけでなく、「相手の空気感に、圧倒されていたから」というのも関係しています。

妙な強気ぶりがあったので、なんとなく、なにも言えなくなってしまったからです。

 

そのうちに、彼氏は今までに見たこともない、風貌になりはじめました。

ヒゲなんか生やしたことのない人だったのに、綺麗にカットして、おしゃれなデザインのヒゲで、私の前にあらわれたのです。

 

私はその瞬間、「うわっ……。なんだこいつ……」とギョッとしながらも、その雰囲気に圧倒。

そのまま、どうすることもできず、なすがまま彼氏のペースに飲まれてしまいました。

 

普通であれば、「そのヒゲどうしたの?」とか「なにかあったの?」と、聞くところかもしれません。

でも、「人間、あまりに驚きすぎると、なにも言葉を発することができなくなる」ということをこのときはじめて、身をもって体感しました。

 

日数を重ねると、次第に発言はきわどいものに。

得体の知れないなにかと、比較するかのような発言が増えだしたからです。

 

この時点では他好きからくるもので、違う女性との比較から出ている発言だと、気がついていなかった私。

ですので、ある種のイジメのような感じになっている部分もありました。

 

それなら、早く別れればいいだけのこと。

しかし、好きだから悩むというのももちろんあるし、相手の職業や地位を考えると「そう簡単に、手放してたまるか」という、女としての嫌な部分もあったのです。

そのため、他好きだと分かるまで、理由が分からず悩みながら、付き合い続けました。

 

そのうちに、私の服装の趣向にケチを付けだしたり、私の趣味とは違う、方向性の服装を私に進めてきたりするようになった彼。

この類の発言が出るようになって、やっと「他好きだ」と、私は気がつくことができました。

 

それだけ、彼氏をこれまでは信頼していたということです。

逆から言えば、安心させすぎる女で、つまらない部分もあったのかもしれません。

 

「俺は、着飾る女を知っている」という、宣言をしているつもりなのでしょうね。

「それに引き換えて、お前ときたら安心させすぎ!」という、うっぷんもあったのかもしれません。

 

服装ネタが口に出るようにもなっていたころには、彼氏が誰を他好きしているのか、はっきりと分かるように。

私も、「女として努力が、足りなかったのかもしれない」と、反省しました。

 

「彼氏の年齢よりも若いことをいいことに、若さにあぐらをかいていた」と、いうようにも思いましたね。

 

他好きされ振られて復縁したエピソード2.他好きしている女性をほのめかされるようになり捨てられる

失恋

 

他好きしている女性の話題を彼氏は、私と一緒にいるときに、積極的に出すようになりました。

一般的に男性は、気になっている女性がほかにできると、「その女性の話題を仕事だから、という体裁で口にする」、と言われています。

 

私も漏れずに、この例に見事に該当しました。

「あぁ、服にケチとか持ち物の趣味に文句をつけていたのは、その女性と比べて、その他好きしている女性と、いい感じになっているから、強気になって出ていた言葉だったのね」。

 

遅いながらも、このあたりにやっと理解した私。

他好きしている女性の話を、かなり嬉しそうに彼氏が話していたからです。

 

服装や持ち物の話しをされるようにもなると、だいたいどの女性へ他好きしているのか、すぐに分かってしまいました。

ここまでくると、他好きの女性とはすでに付き合いがはじまっているようで、彼氏にしてみれば、私はただの保険状態の女。

 

「その女性といい感じのところまできていて、万が一その先がなかった場合とか、その先まで進んでも相性が悪かった場合に、戻ってこようとしていたのだろう」。

「だからこんな状態になっても、いろいろ貢ぐ行動を取って、保険キープしているのだろう」と、思って見ていました。

 

それでも離れなかったのは、「もしかしたら、目が覚めて、私のもとに戻ってきれくれるかもしれない」、という女心からです。

関係が危なくなるほどに、なぜかいいときを思い出すもの。

「そのときがもう一度くるかもしれない。私さえ努力すれば」と、惨めながらも少し本気で思っていました。

 

この状態にもなると、私はできる限り、あらゆることを努力するように。

超特急で減量するために脂肪燃焼スープダイエットをやって、1週間で6キロ近く体重を落としたり、服とか下着を買いあさったりして、新鮮な私をアピールしました。

 

それから適度に、ほかの男性の陰も見せるようにして、安心できない女を演出したつもりです。

しかし、小手先手段だったのか、他好き女性によほど入れ込んでいるのか、私の頭で考えた努力程度では、すでに遅かったようでした。

 

他好きした女性との仲が、相当に進展した様子の彼。

そのため、私は不要となり、私と会っているときに「疲れた」という発言を連発されてしまい、私はお払い箱となってしまいました。

彼氏の全体の雰囲気の様子がおかしければ、出る発言や口調すべても変になっていたので、「これはもう終わりだな」と私も腹をくくることに。

 

それにしても、「そんな言い方ってないじゃない? もっと素直に言ったら?」と傷心した私。

しかし、相手の女性によほど、魅了されているからこそのことだろうし、「私の存在はカスになっているのだろう」と、傷つきながらもそう思っていました。

 

 

他好きされ振られて復縁したエピソード3.他好きされこっ酷く振られたあとにも関わらず意外にも復縁で言い寄られた

復縁

 

他好きをされて、振られたあとにとった私の行動といえば、「本当に別れる」という姿勢を貫いたことです。

あれほど、すがるかのように彼氏にまつわりついていたのに、他好きされて振られて以降は、継続して正反対の行動を取り続けました。

 

一貫して、「連絡を取らない」という姿勢です。

「追わない、すがらない、連絡の一切を取らない」ということを徹底していたら、半年後に彼氏から連絡がきました。

 

振られたときは、この世の終わりがきたかのように苦しんだし、暗く沈んでいました。

しかし、「別れたから、もう悩む必要はない!」と元気も取り戻したのと同時に、「人の恋愛を邪魔をするのはやめよう。しょうがないことだし。幸せになってね」と、いう感じで過ごしていた私。

そう思っていたほうが気楽に過ごせるし、忘れるのも早いと気がついたからです。

 

綺麗サッパリと忘れて、次の人生に向かっていたころに、彼氏からメールと電話で連絡がありました。

いざ連絡がくると、「私はせっかく忘れていたのに! しかもこっちは、一応幸せを願うという、お人好しぶりだったのに!」という思いが。

なので、電話でつい、怒鳴り散らしてしまったのです。

 

彼氏はそれでも引き下がらなかったので、「次こそ、うまくいくかも?」と思い、復縁に至りました。

当時のいまわしい記憶を呼び起こされてしまって、気分が悪かった私。

そのため、そのときの恨みを晴らすチャンスといわんばかりに、私が悪態の限りを電話でついてしまいました。

 

それと同時に、あえて怒鳴り散らして嫌な女になることで、無意識では、「どこまで復縁が本気なのか、揺さぶろうとしていた計算」もあったのかもしれません。

何様な女状態ですが、他好きされて捨てられた事実の感情が呼び起こされて、セーブ不能になったことも事実です。

 

他好きされ振られて復縁したエピソード4.私の悪態を乗り越えて復縁を申し入れた彼氏とのその後

イライラする女性

 

復縁後の最初はひさしぶりだったこともあって、新鮮だったし、嬉しかった気持ちがあったことも事実。

ですが、同じことの失敗をしないように、私自身も他好きされる要素の改善に、努める必要があると思っていました。

 

「服もたまには違うのを着るとか」、「もっと女性らしく振る舞う」などといった内容ですが、それは他好きの相手がそういう女性だったから。

そうでなくても、もともと女性はそうあるべきなのでしょうが……。

 

ところが、復縁をしてほどなくすると、他好き女性の存在が、またチラついてきたのです。

私が復縁をすれば、他好きのその該当する女性も、また彼氏に戻ってくるし、私が離れると、その女性も離れるということを繰り返しています。

 

彼氏にしてみれば、その他好き女性が序列第一位で、私は二番手以降のようなので、復縁後は取り合い状態になっているみたいです。

だから、復縁できた現在も、幸せだと言い切ることはできません。

 

他好きされ振られて復縁したエピソード5.復縁後は別れる直前と同じことをエンドレスで繰り返す

落ち込む女性

 

付き合ったり他好きされて、捨てられたりして、「この世の終わりがきた」と言わんばかりに、情けなくも取り乱した私。

がっくりしていると、戻ってきて復縁を申し込まれたり、ときには、私から言い寄ったりすることも。

こんな流れをループしている状態が、一度目の大きな別れ以降から、無限に続いています。

 

ここまでくると、「たがいに共依存しているのでは?」とも考えるようになりました。

結婚については、他好きをする癖のある彼氏なので、多分これ以上進展することはないと思います。

彼氏が、他好きする癖のある人だからです。

 

他好きを複数同時にすることもあります。

私の前に付き合っていた彼女と、こっそり会っていたということもあるし、ほかの別れたはずの女性とも、会っていることもあるからです。

 

いい言い方をすれば、モテるということになりますが、悪い表現をすれば女癖が悪く、私を含めた女たちの間で、取り合いをしている状況が延々と続いている状態。

なので、彼氏も結婚の必要を感じていない空気があるのです。

 

「社長になってから、さらにモテ度合いが、加速しているからなんだろうな」と思っています。

会社員だったころには結婚の話を出されたこともありますが、そのときは私にその意向がありませんでした。

 

まとめ

復縁で幸せになるためには、2人の市場価値が一致していることかもしれません。

別れの原因も、改善しておく必要もあります。

 

私は取り柄がなく自分の市場価値も低下していますが、格上の彼氏と復縁すると、結婚のタイミングも合わなくなるタイプ。

どういうつもりで復縁をしたいのか、自分の心と、よく相談することが大切です。