42歳女性。会社員。姑との同居、そして娘に振り回されることに嫌気がさし、再就職を熱望。やっと最近就職でき、娘から距離を置くことができて、一安心。子どもだから仕方がないと思いつつ、娘の言動にふりまわされ、「こんな子産まなければよかった」と、多々思う今日このごろ。
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「産まなきゃよかった」エピソード1.召使のように私をあつかう娘
赤ちゃんのころから6歳までは「ママ、ママ」と、私から離れず、本当にママ命だった娘。
しかし、小学生になるとその態度は一変しました。
「ママと一緒なんて恥ずかしい、ママあっち行って」と、言うようになってきました。
周りのお友だちの影響もあるでしょう。
少し自立をしたので、自分でできることも増えてきたことも原因でしょう。
ママにやってもらうのが、恥ずかしいと思うようになってきたのは、正常な成長です。
それが理解できるので、私もその流れに任せていたのです。
しかし、あるとき、「この子なんて、産まなければよかった」なんて、エピソードが起こったのです。
私の娘は、好きなことはとことん集中してするけど、嫌なことはしないという性格です。
それを知っているので、集中しているときには、声をかけませんでした。
それをいいことに、「あれ取って!これ取って!」と、まるで小間使いのように私に指示するようになりました。
冬なんかは、こたつに肩までどっぷり入って、顔だけを出し、私に「リモコン取って」など指示をするのです。
それにしたがう私は、まるで召使のよう。
そんな娘の態度を見て、「こんな娘産まなきゃよかった」と、思ってしまいましたね。
ほかの家の子の話を聞くと、「家でお手伝いをしてくれた」とか、「一緒に買い物に行った」とか、聞きます。
また、ママにお手紙をくれたなんて、ほのぼのした話を聞くこともあります。
それと比べた私は、「こんな娘はがっかりだ」と、思ってしまったのです。
まるで召使のように私を使う娘に、あまりの態度のときには、無視を決め込んでいます。
または、無理やり外出をするようにします。
こたつも、もう強制撤去です。
娘にあごで使われるなんて、たまりませんからね。
子どもを自分の意のままに、使いたいとは思いません。
けど、娘には、思いやりと気づかいを持って接してほしいです。
それがない娘は、「本当に産まなきゃよかった」と、思ってしまいます。
産まなきゃよかったエピソードその2.毎朝パニックになる娘
娘が小学生になって、本格的に勉強がはじまると、宿題などが出るようになりました。
娘は、発達障害などの指摘は受けたことはないものの、計画性はなく、物事の予測をするのが苦手なタイプです。
そのため、「宿題をおわらせてから、なにかをする」と、いうことができません。
低学年であれば、それも当然かもしれませんが。
そのための宿題は、私が声をかけながら、横で行うしまつ。
そして、宿題はなんとかおわらせたあと、かならず次の日の準備をさせます。
準備も、ひとりでさせたいのですが、かならず忘れ物をするので任せられないのです。
娘は、きっと時間割を見て翌日の準備をしているはず。
でも、体育で使う縄跳びだったり、書写で使う下じきだったりと忘れ物があります。
ときには、「お気に入りの髪留めがない」、「ハンカチがない」と、騒ぐこともあります。
一度くじけた日は、なかなか立ち直ることができず、泣いてパニックになることもあります。
そんな日は、学校でも少し態度が悪いようです。
パニックになる日は、朝から泣きわめかれるし、「ママが前の日に準備していないからだ」と、私のせいにされることも。
本当に嫌気がさします。
まったく学習しないで、パニックを起こす娘に対して、「こんな子供産まなきゃよかった」と、本気で思ってしまいます。
産まなきゃよかったエピソードその3.飼い犬の世話を放棄した娘
友だちが、犬を飼いはじめたと知って、自分も犬を飼いたいと熱望していた娘。
アパートのときには飼えなかったのですが、引越しをしたときから、うるさく言うようになりました。
それを聞いて、姑がなんと子犬を購入したのです。
私たちに相談もなく。
犬がまだ抱っこできる間は、本当にかわいくて仕方がなかったらしく、手放すことはありませんでした。
それほど、かわいがっていたのです。
しかし半年もたち、犬が大きくなると、抱っこがむずかしくなりました。
また、嫌なことがあると犬が吠えることも。
そうなると、娘は犬から遠ざかってしまいました。
犬が怖くなったということもあるのでしょう。
自分の思うとおりにならないので、犬の世話をしなくなったのです。
姑は、犬を購入してそれっきり、夫は忙しく犬の世話までできません。
娘が犬の世話をやめたことにより、一気に私の怒りは心頭しました。
「生き物は、おもちゃじゃない」と、叫びたくなりました。
私は、「こんな気分屋な娘なんて産まなきゃよかった」と、思ってしまいましたね。
今では、私が犬係に任命されています。
まとめ
子どもが成長してくると、それがうれしくもあるのです。
しかし、反対に本気で産まなきゃよかったと思うことが増えてきます。
ここに書いたことは、多分、身近でも起こることがあるはず。
多くの人に「あるある」といってもらえると、うれしいな。