離婚してシングルマザーになって後悔したこと5つ

悩み

38歳女性。在宅システムエンジニア。大学卒業後から、ずっとシステムの仕事をしてきて、結婚しふたりの子どもを出産後に離婚。離婚を機に、在宅勤務に変更。私立の小学校に、子どもたちの送り迎えや、習いごとに振り回されながら、すきまを探して仕事をする毎日。趣味は「ふたりの娘たち」と、公言できるくらい溺愛中。

 

 

シングルマザーになって後悔したこと1.予想以上にお金が出ていく

お金

 

在宅のフリーランスで仕事をしているので、国民健康保険に加入しています。

離婚と同時に、子どもたちも国民健康保険に、加入することになったのですが、そのかけ金の高さに驚きました。

 

それまで、主人の扶養になっていた子どもたち。

離婚後すぐ、まだ生活も整っていないときに、すぐに国民健康保険の支払いがはじまります。

 

私も含め、3人で1ヶ月に4万円弱の支払いに、驚きました。

離婚が成立してすぐは、まだ収入も少ないのに、4万円弱。

 

それでも、健康保険がとまってしまうのは困るので、なんとかして払いました。

この金額は、離婚して1年以上たった今でも大きな負担です。

 

フリーランスなので、2月になれば確定申告をして所得税を支払います。

離婚後の生活を支えるため、少しでも多くの収入を得ようと頑張っていますが、2月になると高額な所得税がのしかかります。

 

頑張れば、頑張るほど、高額になっていく所得税。

高額を支払わなければいけないところが、給与からの天引きよりも精神的に負担になります。

 

年収が下がれば、いろいろと減額されますが、生活ができない。

頑張って仕事をすればするほど、こういった金額の支払いが、高額になっていきます。

 

シングルマザーになって後悔したこと2.まわりの人たちの発言が迷惑になる

おせっかい

 

子どもたちはまだ小さいので、離婚の原因は、主人の仕事だと説明しています。

「パパは、もう近くにはいなくて、遠くの国へ行ってお仕事をしている」と話しています。

 

子どもたちは、これで納得していますし、パパがいないことにも慣れてしまっています。

しかし、お友だちたちは、そうではないようです。

 

パパがいないということは、あえて話したりすることはありません。

なにかのタイミングで、パパの話になったとき、私も子どもたちも困ってしまいます。

 

相手が子どもであれば、自分の子どもたちに説明したとおりに、簡単に説明すれば納得してくれることも多くあります。

でも、なかには「浮気だとか、家出だとか」という、良くない話を知っている子どももいるんです。

 

「だから離婚したんじゃないのか」と、からかうように言う子もいます。

相手にしないのが一番なのですが、下の子はまだ小さくて、そんな言葉に傷つくようです。

 

子どものお友だちだけではなく、そのお母様にも困ってしまうこともあります。

根ほり葉ほり、聞きたがるお母様もいます。

 

子どもたちがいる前で、離婚したことを否定するような、発言をするお母様もいます。

子どもたちを「かわいそうだ」と、明言するお母様もいます。

 

余計な心配をしないでほしい。

子どもたちがつらくなるようなことを、子どもたちの前で言わないでほしいと強く思います。

 

 

シングルマザーになって後悔したこと3.男性にやってほしい仕事も自分でする

重たい

 

当然ですが、家のなかにいる大人はひとり。

大人のする仕事はすべて、自分がしないとけいなんです。

 

一番最初に困ったのは、家具が運べない。

離婚して、気分を変えようと思い、模様替がえをはじめたのですが、大型の重い家具がひとりでは運べないのです。

 

テレビ台を動かしたい。

ダイニングテーブルを動かしたい。

 

子どもの学習机を動かしたい。

ベットを動かしたい。

 

ソファを動かしたい。

どれもこれも、ひとりでは、なかなかむずかしいです。

 

高い場所での、作業もできません。

切れた電球をかえたり、換気扇の上を拭いたり、手の届かない場所が意外とたくさんあります。

 

そのたびに、いすに乗ったり、脚立に乗ったりします。

恐怖と戦いながら、ひとりでなんとか作業しないといけません。

 

あとは、車のメンテナンスがわかりません。

それまで、主人にお任せにしていた自家用車のメンテナンスが、どうしたらいいのか、まったくわかりませんでした。

 

エンジンオイルを交換したり、エレメントを交換したり。

冬になれば、スタットレスタイヤに交換しないといけなかったり。

 

どんなタイミングで、オイルを交換すればいいのか。

「エレメントってなに?フィルターってなに?」の状態からスタートです。

 

良心的で、信頼できるメンテナンス屋さんに出会えたので、いろいろと教えていただけました。

そんなかたに出会えなかったら、車の寿命を減らすか、お金を減らすかというところです。

 

冬になって、スタットレスタイヤに交換するときも、タイヤを車にのせて、メンテナンス屋さんまで行かないと行けません。

タイヤを車に積み込むのは、本当に重労働です。

 

シングルマザーになって後悔したこと4.どうしても無用心になる

不用心

 

私と、娘がふたりで暮らしています。

男性が家にいないというのは、どうしても無用心な感じがします。

 

近所で窃盗があったとか、不審者が出たというニュースがでると、夕方以降がやはり怖いと感じます。

なん日か、家を観察していれば、男性がいないことはすぐにわかってしまいます。

 

女性と子どもだけしか住んでいないとなれば、やはり弱者になるのではないかと感じます。

強引なセールス電話がかかってきたときも、女性の声でどんなに拒否しても、なんどもかかってきます。

 

男性の声なら、相手のでかたも違うと感じます。

 

シングルマザーになって後悔したこと5.地域とのかかわりがむずかしい

自治体

 

自治体の、いろいろな仕事がむずかしいです。

組長の役割がまわってきたり、消防の仕事がまわってきたり、自治体の運動会やお祭りのお手伝いがまわってきたりします。

 

総会なども、年になん度か開催されます。

どの家庭も、たいていはご主人が参加されますし、仕事も男性に向けた内容が多いです。

 

また、週末に集合しなければいけないことがほとんどです。

出席しても、女性だと「帰っていいよ」と言われてしまいます。

 

子どもを置いていけず、子連れで参加して、迷惑をかけてしまったこともあります。

子連れの女性では、役に立たないことのほうが多く、自治体の活動に参加すること自体が、心苦しいと感じます。

 

まとめ

やはり、男性の役割すべてを自分ひとりでなんとかすることは、できないと痛感します。

いろいろな人に助けられて、なんとかやっていけると、感謝しながら生活しています。