29歳、男性、クラウドワーカー。
とにかく、あらゆる人間関係に恵まれず、とくに親族に関しては、あまりにひどい状況である。
そのため、親族の大半と仲が悪く、良好な関係なのは母方の伯父だけ。
その状況に、友人がいなくなったという悲しい事実が拍車をかけている。
趣味はPC、PCゲーム、ファッション、美容。
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私が祖父を嫌いになったエピソード1.目の敵にされ続けた挙句実家を追い出される原因をつくった張本人
祖父はとにかく、私と伯父をセットで目の敵にしていました。
私へのあてつけだったのか、伯父へのあてつけだったのか、または単に、両方とも嫌いだったのかはわかりません。
ですが、とにかく理不尽な難癖をつけてきました。
そんな祖父を嫌いになるのは当然でしょう。
嫌いな人間の手術の立会いなんて、行くわけもありません。
それが原因で、母親は入院中の祖父をわざわざ引き取って、代わりに私を追い出すという凶行にでました。
しかし、私は常に、母親に向かってでさえ祖父のことを「クソジジイ」と呼び続けていましたね。
実際、祖父が実家に引き取られましたが、私は一切関わる気はなかったですし、目も合わせたくなかったです。
以前にもまして、極力自室から出なくなりました。
伯父が様子を見にきたときに、伯父にだけ挨拶をしに行くぐらいのもの。
そしてあろうことか祖父は、自分が圧倒的に不利な状況(実家に居候+寝たきり状態)になった途端に 母親経由で私に賄賂を渡そうとしてきたのです。
当然、私は受取拒否しました。
心底、「性根の腐った野郎だ」と思いましたね。
そして母親に、 「『俺はてめぇから賄賂受け取るほど、落ちぶれちゃいねぇんだよ。クソ野郎』って言ってたと伝えといて」と母親に頼んだ私。
その約1ヶ月後に私は無事引越しを終え、それ以降祖父と一切関わっていません。
ですが、このときすでに「死んでも絶対に葬式に行かない」 と決めていました。
ちなみに引っ越しの前日で疲れてるうえ、真夏なのにエアコンも取り外した状況で、ただでさえ寝苦しいのに 祖父が一晩中うわ言を言っていてうるさく、一睡もできませんでした。
迷惑の極みです。
私が祖父を嫌いになったエピソード2.後に知った伯父へのたび重なる仕打ちと一族の没落
私が一人暮らしをはじめて約1年半後、新たな部屋へ引っ越すことになりました。
そのとき、母親と不動産の方と物件の見学に行った帰りに、伯父と3人で食事をすることに。
そこで、私は今まで知らなかった事実、常識の範疇を遥かに逸脱した、祖父のクズさをさらにいくつも知ることになったのです。
母方の家系は、裕福で代々社会的地位の高い人間も多い、そこそこの名家。
ですが、それをすべて一人でひっくり返したのが祖父でした。
学生時代の祖父は、父親にあたる人物、つまり私の曽祖父から毎月1,000,000円近い仕送りをもらっていたそうです。
それにもかかわらず、「足りない、もっとよこせ」と言っていたらしく、この時点でもう異常性を感じました。
成人してからも、相変わらずろくでもなく、毎日飲んだくれては、路上で喧嘩騒ぎを起こし、結婚して伯父が生まれてからも、働こうともしない祖父。
相変わらず飲み歩いては、夜中に大騒ぎしながら帰ってくる始末だったらしいのです。
当然、そんな状況には妻のほうが耐えられず、離婚。
そしてその後、あろうことか、祖父は自分に子どもがいることを隠して、別の女に接近したのです。
育てる気がないのに子どもをつくり、さらにそのことを隠して近づいた別の女に養わせる……。
絵に描いたようなクズ男といえるでしょう。
当然、再婚後も働かずに飲み歩いて、夜中に大騒ぎしながら帰ってきたそうです。
近所迷惑とか、そういう概念さえないのでしょう。
さらに祖父は、伯父を日常的に虐待しはじめました。
階段を降りてるところを後ろから、ボーリング玉サイズの石を投げつけたり、 伯父の背中に裁ちバサミの刃の部分が、全部突き刺さる勢いで突き刺したり・・・。
前者は当たっていたら命の危険があったでしょうし、 後者も少しずれていたら、心臓か肺が破れていたそうです。
なぜ、殺人未遂で立件しなかったのかが、不思議で仕方ありません。
さらにそれだけでは飽き足らず、祖父は私の曽祖父が自分の孫の代、つまり母や伯父の代までが遺産だけで、一生暮らしていけるように用意していた資産を、すべてギャンブルの借金で食いつぶしたのです。
当然、兄弟仲は悪くなり、曽祖父は無念のうちに亡くなりました。
さらに、年をとっても相変わらずのクズっぷりで、無計画に借金をしては伯父に肩代わり。
悪びれるどころか親戚に 「金なんて、全部あいつに出させればいいんだ!」と言い放ったそうです。
さすがに親戚はそれをとがめ、 伯父もさすがに怒ったそう。
しかし、「そんなことは言っていない」と嘘をついて、言い逃れようとしたとのことでした。
ちなみに、年老いてからも無計画に借金をし、私の2回目の引っ越しの時期にも多重債務者になっていたようで、それを仕方なく伯父が肩代わりしていました。
人のことをなんだと思っているのでしょうか。
これらの話を聞く前から祖父がクズであることは十分承知していましたが、想像を遥かに超えるクズっぷりに、私は言葉を失いました。
あんなのと、同じ遺伝子を持っているであろうこと自体が、嫌でたまりませんでしたね。
母親によると私は幼少期、スーツを着ている祖父を見て「おじいちゃんかっこいい!」などと言っていたそうです。
私の記憶にはまったくないことですが、それを聞いて「無知は罪だ」と思いました。
今では、「死んでも絶対に葬式に行かない」に加えて、「自分が死んでも、絶対に同じ墓に入りたくない」と思っています。
まとめ
極端なクズ人間の例になってしまったかもしれませんが、 このように常識の範疇を遥かに逸脱した、クズというものは存在し、私の場合不幸なことにそれが祖父だったのです。
「祖父は決して、生まれてはいけないはずの人間だったのだろう」とさえ思っています。
でも、過去を変えることはできないのです。