年齢は30代で、性別は女です。
旦那とは、友人を通して知り合い、お付き合いがはじまりました。
顔はいたって普通ですが、尽くすことが大好きです。
「旦那にも、その点が魅了的だったので、結婚に至ったのではないか」と思っています。
浮気をされたのははじめてだったので、気づくのが遅くなってしまいました。
趣味は編み物です。
旦那の浮気を発見し、離婚したエピソード1.旦那の浮気
私の旦那は、小売店お店を経営していました。
経営は上手くいっており、お店を何店舗か持つほど。
しかし、旦那は仕事が忙しく、あまり家のことには関心のないほうで、不在の日も多かったです。
私は、そんな旦那の態度に寂しさを感じながらも、このように割り切って考えていました。
「経営者というのはこういうものだ。その分、自分が楽をさせてもらっているのだから」と。
ある日、旦那が帰ってきて、ワイシャツを洗濯しようとすると、女物の甘い香水の香りがしました。
「きっと飲み屋さんに行って付いたのかな?」、最初はその程度に思っていたのです。
しかし、それから何度も、ワイシャツに同じ香水の匂いを付けてくるようになりました。
なにか胸騒ぎを感じた私。
しかし、仕事で頑張って疲れて帰ってくる旦那をみて、とても浮気について聞き出すことはできませんでした。
そしてある日、旦那に頼まれ、家に忘れていった書類を届けることに。
お店に入り、対応してくれた可愛いらしい女の子が、同じ香水の匂いをふわりとなびかせて、私の前を通りすぎていったのです。
そこで私は、「もしかして、この子と旦那が浮気しているのではないか」と、疑いを持ちはじめました。
旦那の携帯やパソコンで確かめようとしましたが、どちらもロックがかかっており、見ることはできません。
しかし、胸騒ぎが収まらず……。
旦那の帰りが遅いと、「浮気をしているんじゃないか」と、落ち着かない日々が続いていったのです。
そして、なにも手につかず、泣いてばかりの日が続きます。
「このままでは、私はダメになってしまう」
私はそう思ったのです。
それで私は、探偵事務所に足を踏み入れました。
そこでは、貫禄のある男の方が、親身になって話を聞いてくれましたね。
私は涙ながらに、「なにも証拠がないのだけど、落ち着かないので、安心するため、調べてほしい」と頼みました。
「もし、浮気の証拠が出たら、どうするのか?」と、尋ねてきた探偵の方。
私は旦那が大好きだったので、「事実が分かっても、離婚しないつもりです」と伝えました。
そして何日か経ち、結果が出たので、また探偵事務所に。
結果は、やはり浮気していました。
私の思っていた通り、お店の女の子だったのです。
旦那は仕事帰りに、その子と食事をしたり、「出張」と言っていた日は、ほとんどその子の家に泊まってたようで……。
私は「やっぱりね」と思い、冷静に話を聞いていました。
「この先、私はこの事実を受け入れてまで、この人と続けていくことはできるのか」
「このことを知らなかったほうが、私は幸せだったのではないか」
旦那が浮気している事実を知って、後悔してしまった私。
しかし、知ってしまった以上、どうすることもできません。
私は、旦那がこの事実を前にして、どんな反応をするのか怖かったのですが、きちんと向き合うことを決意したのです。
旦那の浮気を発見し、離婚したエピソード2.旦那の性格の急変
私は、探偵の方からもらった証拠を旦那に見せました。
旦那は謝って、「悪かった、気の迷いだった」という言葉を話すと思っていた私。
なぜなら、基本的に優しい人だったからです。
しかし、旦那はびっくりした表情をみせ、このように言ってきました。
「探偵でも雇ったのか? こそこそ嗅ぎつけて気持ちが悪い」と。
思わぬ反応で、私は悲しくて、ポロポロと涙を流してしまいましたね。
すると旦那は、驚きの言葉を口にしたのです。
「そうやってすぐ泣くところがうざい、お前に愛情なんか、最初からないんだ」と。
私はショックで、なにも言い返せませんでした。
浮気の事実を聞き出す前は、笑い合いながら、会話ができる関係だったからです。
その日から、旦那の態度は180度変わりました。
私が話しかけても無視、ご飯をつくってもほとんど手をつけません。
家にいるときは、自室に閉じこもるようになりました。
浮気について訪ねようものなら、怒鳴り散らされ、「出ていけ! 誰の金で生活できてると思っているんだ!」と言わる始末。
旦那が、本当に違う人に見えました。
旦那の浮気を発見し、離婚したエピソード3.経済的な束縛
私は月にお金を渡され、やりくりしていたのですが、ほとんどお金をもらえなくなりました。
旦那は家で食べることがほとんどなかったため、私の料理分だけに。
しかし、買い物に行くお金がなく、貯金を切り崩す生活がはじまります。
それは私にとって、苦痛で仕方なかったです。
出かけたくても、お金があまりないので、ほとんど家にこもるような生活に。
私は悲しくて、毎日泣いて過ごす日々が続きました。
そして、病院で診断してもらうと、鬱という診断が下されるまでになってしまったのです。
そして精神的に弱りはて、「この人と暮らしていくのは、無理なんだな」と考えて、離婚することを決断。
彼がとても好きだったのですが、彼が私に一切気持ちがない状態で、一緒にいるのが虚しくて仕方なかったです。
「自分はなにをやっているのだろう、自分の人生がこんな形で終わっていくなんて嫌だ!」
私は、心底そう思いました。
まとめ
離婚したときは、世間体など少し気にはなりましたが、この決断をして本当に良かったです。
今は新しい人生を歩みはじめ、とても楽しく、自分らしく生きられるように。
好きな人もでき、とても幸せに過ごしています。