発達障害が原因で受けた、いじめエピソード6つ

仲間はずれ

24歳男性。中小メーカー勤務。発達障害であると診断されたのは大学3年生の時、友人からもしかしたら発達障害の可能性があると指摘されたことがきっかけ。勤務先では、私が発達障害であることを知っている社員と知らない社員がいる。趣味は、サイクリングやゲーム。

 

 

発達障害が原因で受けた、いじめのエピソード1.自分のモノを勝手に捨てられたり、隠されたりした

教室
 

職場で起きた話なのですが、私はよく自分でもよく物をなくしてしまうことがあるため、人から代わりのものを借りたりしていました。

そんななかで、私のことをよく思わない社員の方が、私が使っている物を隠したり、勝手に捨てていたということがわかりました。

 

私自身物をなくしても、自分のせいだとしか思っていなかったので、最近よく物をなくすな、としか思っていなかったのです。

しかし、仲のいい社員の方から、とある社員が私のモノを勝手に捨てているという話を聞いて、これは悪質ないじめであるということが明らかになりました。

私が発達障害であるということで、物がなくなっても気がつかない様を見て楽しんでいたようです。

 

私としては物を勝手に捨てられたことよりも、代わりのモノをほかの社員の方から頻繁に借りなければならなかったことが、辛かったです。

 

発達障害が原因で受けた、いじめのエピソード2.仕事に関する連絡をしてもらえない

拒否する社会人

 

私が発達障害で、ほかの社員よりも仕事の能力が低いことは、まわりの社員の方も理解してくれているのです。

しかしまれに、悪意をもった方がいるみたいで、私が関わる仕事の連絡事項を、わざと伝えないということをしてくる人がいました。

 

その結果、ミスをしてしまうのですが、そのときに、私は聞いていないということを訴えても、私が発達障害だから、言ったことを忘れているだけだろう、ということを言われてしまいます。

対策として、ICレコーダーを携帯して、同じようなことが起きたときに、どちらに責任があるのかを明確にしようとしたこともあるのですが、気味悪がられるだけでした。

なにかしらミスをして、自分の評価が下がってしまうのはある程度しょうがないと割り切っているのです。

 

しかし、そのたびにほかの社員の方に迷惑をかけて、フォローを頼まなければいけなかったのが、精神的に大変でした。 

 

発達障害が原因で受けた、いじめのエピソード3.上司からの暴言が日常茶飯事に飛んでくる

罰印

 

発達障害である私に対して、理解を示してくれる人と、否定的な人の割合は、前者が圧倒的に多いいのです。

その点に関しては、私は恵まれている方なのですが、最悪だったのが、私の上司が発達障害に対して否定的な人の側の人間だったということです。

 

私は人よりも仕事が遅く、能力が低い分、給料もほかの正社員の方と比べて低いです。

この点には私は納得しているのですが、それなのに、ことあるごとに上司から「給料泥棒」や「無駄飯ぐらい」などの暴言を日常的に受けてしました。

 

さらに、仕事でなにかトラブルがあると、決まって私のせいにされていました。

もちろん私のミスではない場合もです。

ひどいときは、私に関係のないトラブルでも、上司から私のせいにされて、例の暴言を言われることもありました。

 

しかし、私自身悪口に対する耐性があったことと、周囲の人が上司とのやり取りをちゃんと見れくれていたので、仕事が終わったあとに励ましてくれたりしたので、なんとか耐えることができました。

 

 

発達障害が原因で受けた、いじめのエピソード4.なにを言っても無視される

最悪な人生

 

一時期、私のことをよく思っていない人達から、無視されるということがありました。

あいさつをしても無視され、仕事のことについて質問や意見をしても無視され、取引先からの電話も取り次いでもらえず、私は空気のような扱いをされたことがありました。

 

そのせいでトラブルが起きることも頻繁にあり、このままでは会社の信用にも影響するということを、私の味方である社員の方が言ってくれたので、無視をすることはなくなりました。

 

発達障害が原因で受けた、いじめのエピソード5.仲間外れにされることが頻繁にありました

仲間はずれ

 

私の職場では、月に1度飲み会をするのですが、いつも幹事をやっている社員の方が、私のことをよく思っていなかったみたいで、飲み会の連絡を私にだけせず、飲み会に参加させないということをされました。

私自身飲み会は、好きではない方なので、飲み会にいけないこと自体にはなんとも思いませんでした。

しかし、仲間外れにされることに悪意が感じられたので辛い思いをさせられました。

 

発達障害が原因で受けた、いじめのエピソード6.ゴミを投げられる

SOSの文字

 

私が椅子に座って仕事をしていると、かなりの頻度で紙くずなどのごみを、私のうしろから投げてくる人がいました。

そのおかげで、私のスーツはホコリだらけで汚れてしまっています。

 

正直こんなに低レベルないじめをすることに呆れていたのですが、仕事への集中力が削がれてしまうのでとても迷惑していました。

基本的には我慢するしかないのですが、たまに周囲の社員の方がごみを投げる人に対して注意をしてくれて、止めさしてくれていたのでエスカレートすることはありませんでした。

 

まとめ

私は職場でかなりのいじめにあってきましたが、今も同じ職場で働き続けています。

今のご時世、私のような人間が簡単に転職できるのかということもありますが、一番の理由は私の味方をしてくれる社員の方の存在でした。

その方たちのおかげで、私は今も働くことができていますので、感謝してもしきれないほどです。