うつ病の彼氏と付き合っていて辛かったこと4つ

泣き崩れている女性

40歳女性。サービス業勤務。私は自分でもモテる自覚はありますが、一度付き合えば尽くすタイプなので、長い付き合いになります。現在は夫と楽しい毎日を過ごしています。趣味は自分磨きのためのヨガと散歩を満喫中。

 

 

うつ病の彼氏と付き合っていて辛かったこと1.彼のことを任されるプレッシャー

嫌がっている女性

 

私の彼がうつ病だと知ったのは、付き合ってから2年近くたったときのことでした。

それまでは、お互い仕事が忙しかったということもあり、週に1回会うか会わないかくらいのペースで、付き合いを続けていました。

 

彼はずっと実家だったので、遊びにくるときは私の家にきます。

ふつうのお付き合いをしているのと変わらないので、まさか彼がうつ病だとは気づきもしませんでした。

たまに連絡が取れないこともありましたが、仕事がいそがしいものだと思っていたので、まったく気にしていませんでした。

 

彼と一緒にいるときに、彼が薬を飲むのを見たのです。

私はなにげなく具合悪いのか聞いたら、彼から「実はうつ病なんだ」と告白されました。

そのときは明るい感じて彼から言われたので、それほど気にすることもなかったのです。

 

それ以来彼の様子が変わっていき、仕事も辞めてしまいました。

私は心配になって実家にも行きましたが、「会いたくない」と一点張り。

それから1ヶ月間は一切連絡も取れませんでした。

 

お母さんとは連絡とっていたので、なんとなく様子は聞いていました。

しかし私はこの時点で彼と別れる決意を決めていましたが、お母さんから、「もう少し力になって」とお願いされました。

私は、彼がよくなるのを待つことにしたのです。

 

彼の症状が落ち着いてくると、彼は私に依存するようになりました。

彼のお母さんも、私がいないと息子がダメになるからと、お願いされてしまいました。

もちろん私も彼のことが好きだったので、なんとか頑張ろうと思いました。

 

でも、正直結婚もしていないのに大きなプレッシャーを感じてしまい、この状況が辛いと感じていました。

 

うつ病の彼氏と付き合っていて辛かったこと2.金銭面での負担が大きい

1万円

 

彼は仕事をしなくなったので、家にお金を入れることもできなくなりました。

私がそこまで肩代わりする必要もないのですが、そのかわりに、彼の身の回りの物を私が負担しなければならなくなったのです。

 

彼が家にいるときには食事代もかかりますし、病院に行くお金もないので、私が出して連れて行くこともありました。

私も安月給でなんとか生活してる身なので、お金がかかるのは私にとっては大きな負担でした。

 

そんな状況でも彼には強く「働いて」とも言えません。

なんとかバイトをする意思を見せるものの、すぐに辞めてしまう状況が続きました。

私は金銭面に関して、いつまでこの状況が続くのか不安になり、彼と一緒にいること自体が辛いと感じるようになりました。

 

 

うつ病の彼氏と付き合っていて辛かったこと3.誰にも頼れない不安感

考えている女性

 

私のまわりの友だちに相談をしても、うつ病の人と関わった人がいなかったです。

うつ病の怖さを知る人は誰もいませんでした。

 

みんなからは、「すぐに別れな」と言われますが、彼のことは好きだったので、その選択肢はありません。

すぐによくなって、前のときに戻れるかもしれないという、希望を捨てたくなかったのです。

 

そのため誰にも頼ることができずに、一人でなんとか頑張ろうと必死でした。

私はそのとき、うつ病になっている彼が一番辛いと思っていたので、私が泣きごとを言ってはいけないという思いがあったのです。

 

彼のお母さんもたまにきてくれますが、様子を見にくるだけではっきり言ってなにもしてくれません。

金銭的な援助ができなければ、せめて精神的な支えにでも、なってくれる人がいればよかったのですが、私には誰もいません。

 

彼のうつ病がよくなることを願いながら、毎日孤独な思いを抱えながら生活をしていました。

そんな生活が続いてくると先が見えない不安から、「なんで私がこんな苦労をしなければいけないのか」という思いが芽生えてきました。

このときは孤独で辛かったですし、誰にも頼れないという不安から私もおかしくなりそうでした。

 

辛かったエピソーうつ病の彼氏と付き合っていて辛かったこと4.別れる決意ができない辛さ

分岐点

 

さすがに私も彼との生活を続けたころに、この状況が続くのならば別れようとなんども考えました。

しかし、今私が彼から離れると、彼はどうなるのか不安になったのです。

 

私は今すぐ逃げ出したかったのですが、今彼から逃げたら一生後悔するという責任感から逃げられませんでした。

結婚もしていないですし、今すぐ逃げ出したい気持ちでいっぱいですが、逃げることができないこと自体が辛かったです。

私の責任感、罪悪感、愛情、情など、彼に対する複雑な思いがあったので、彼の元から離れられないことが辛かったです。

 

よっぽど逃げ出した方が罪悪感を感じるかもしれません。

しかし、私がラクになれるので、なんども逃げたいと思っていました。

でも、逃げ出したことが心に残っていると、このあと誰かと付き合ったときに、心から恋愛できない、という思いもありました。

 

彼との関係はどうなるか分かりませんが、とにかくしっかりと最後までけじめをつけたいという思いがありました。

この思いがあったからこそ頑張れましたし、辛いと思うことも多かったです。

結果としては辛い日々でしたが、逃げ出さなくてよかったと思えました。

 

まとめ

うつ病の彼氏との付き合いは、病気がひどくなってからは辛い日々の連続でした。

私の方が先にギブアップしてしまうのではないかと、弱気になることも多かったです。

結果として辛い日々をたえてよかったと思えましたが、うつ病の彼氏との辛い日々は、二度と味わいたくありません。