32歳、女性。20代後半になって出会った理学療法士の夫と結婚し、専業主婦に。
これまでに付き合った男性は6人。
そのうち4人にフラれ復縁を画策するも、夫以外はすべて失敗に終わった。
現在は、趣味の読書と楽器演奏を楽しみつつ子育てに奮闘中。
見出し
復縁を試みて失敗した話1.高校時代の初めての彼氏へメールを送り続けるも無視される
私がはじめて男女交際というものをしたときの相手が、中学の同級生で違う高校へ通っていたHくんでした。
中学のときからいい雰囲気になっていて、卒業後に彼のほうから告白されたんです。
学校が違うので、会える時間はそれほど多くはありませんでしたが、チャラそうに見えて優しい彼のことが、私は大好きでした。
ところが、吹奏楽部だった私の部活が忙しく、なかなか会えないことを理由にふられてしまったんです。
はじめての彼との交際が半年で終わってしまったことが、私はとてもショックで、悲しさのあまり学校を3日ほど休みました。
私はまだまだ彼と一緒にいたかったんです。
そこで、自分の気持ちを長文のメールにして、毎夜彼に送りつづけました。
会えないからということがふられた理由なら、彼のほうも私のことを好きな気持ちはかわっていないと思ったんです。
ところが、一週間ほど経って彼はメールアドレスをかえてしまったようで、メールが自動的に返ってくるようになってしまいました。
電話をかけてもつながらなくなってしまったんです。
それに気付いたときはかなり落ち込みました。
そこでやっと彼との復縁は、もうありえないんだということを自覚することができました。
復縁を試みて失敗した話2.同じ大学の先輩、仲介を頼んだ友だちに取られる
私が2番目にお付き合いをしたのが、大学に入学後、同じサークルに所属していた1つ上の先輩Kさんでした。
吹奏楽のサークルで、私はクラリネット、先輩はパーカッションをやっていたんです。
指揮を担当することもあるKさんは、音楽の才能があって堂々としていて、本当にかっこいい人でした。
Kさんの家で飲み会をしたときに思い切って私のほうから告白し、付き合ってもらえることになったんです。
別れることになったのは、Kさんがサークルの他の女性メンバーとも仲がよくて、私が嫉妬してしまったのがきっかけでした。
「重い」と言われてふられたんです。
自分でもそうだろうなとは思っていたものの、Kさんを好きすぎるがゆえの行動だったので、そう言われたのが悔しくて悲しくてたまりませんでした。
それでもKさんを諦めきれなかった私は、同じサークルでKさんと同い年(1年浪人しているので学年は私と同じ)の友だちにあいだに入ってもらい、話し合う機会をつくろうとしたんです。
友だちも、最初はすごく親身になってくれました。
ところが、数ヶ月後、いつのまにかその友だちがKさんと付き合っているという噂が流れ、彼女に確認したところそれは事実でした。
彼氏も友だちも一度に失くしたことを知り、私は家に引きこもって飲んだくれたあと、サークルを辞めました。
恋愛関係のいざこざに、友だちを巻き込むとロクなことがないと実感したできごとでした。
復縁を試みて失敗した話3.バイト先の先輩、仕事あがりを待っていたらストーカー扱い
次にお付き合いをした人は、サークル関係のいざこざで落ち込んでいた私を、なぐさめてくれたバイト先の先輩Mさんでした。
お酒が好きな人で、つらさのあまり飲んだくれていた私と一緒に、飲みに行ってくれたんです。
深酔いしすぎて、身体の関係をもってしまったことから付き合うことになり、最初は複雑な気持ちもありましたが、Mさんはとにかく明るくて楽しい人でした。
Mさんと一緒にいると、いつも笑っていたような気がします。
そんなMさんとも、彼の浮気が原因で破局。
私の知らないところで、バイト先の後輩に手をだしていたようでした。
ほかの先輩がそれを教えてくれて発覚したんです。
だけど、彼が誠心誠意謝ってくれるのなら、私はやり直そうと思っていました。
そうバイト仲間に伝えてもらったんです。
彼のことがまだ好きでした。
だけど、なんだかんだとMさんは私を避け、なかなか話をすることができません。
バイトのシフトも、まったくかぶらないようになっていました。
そこで、時間があいている日には、彼のバイトが終わるのをバイト先の店の前で待つようになっていたんです。
ところがまったくMさんは姿を見せません。
変だなと思っていたら、彼は私のことを自分のストーカーになってしまったと言っていたらしく、バイト仲間からも冷たい目で見られるようになってしまいました。
「悪いのはあっちなのに」と思うと激しい怒りがわいてきて、復縁したいという気持ちは消えてなくなりました。
復縁を試みて失敗した話4.会社の後輩、おとなしく連絡を待っていたらいつの間にか転勤
復縁したいときには自分から動かない方がいい。
それまでの体験から、私はそう考えていました。
社会人3年目で付き合い始めた会社の後輩と別れたときにも、そう信じていたんです。
Sくんは後輩にしては態度が大きく、自信家ですこし無神経なところもありましたが、向上心が強く大きな目標に向かっていくことができる強い人でした。
恋愛に自信をなくしていた私でしたが、彼から強引に誘われたことがきっかけで付き合いはじめたんです。
だけど、私と同僚の仲を誤解されて、連絡をたたれてしまいました。
そのころ、ちょうど社内で異動があって、彼が別の部署へ行くことになってしまったこともあり、きちんと話ができなかったんです。
きっと仕事が落ち着いたら彼のほうから連絡があるはずだから、それを待とうと思っていました。
でも、それから1ヶ月しても2ヶ月しても、彼からはなんのアクションもありません。
そして、こちらから電話をしてみても、彼が出てくれることはありませんでした。
彼がいるはずの部署へ訪ねて行ってはじめて、彼が地方へ転勤になっていたことを知りました。
地元へ戻ったそうです。なんの相談もしてもらえなかったこと、彼の気持ちがまったく読めていなかったことがわかり、私は完全に自身を失くしてしまいました。
まとめ
メールで気持ちを伝えても、友だちに仲介を頼んでもだめ。
積極的に動けばストーカー扱いで、動かなければ遠くへ行かれてしまう。
20代のころの私の恋愛は本当にダメダメでした。
だけど、復縁をなんども試みた経験が、私を大人にしてくれたことも事実です。
復縁に失敗したとしてもあまり落ち込みすぎないでくださいね。