私は姑と良い関係。仲良しエピソード3つ

姑と仲が良い姑

32歳、女性。結婚後は専業主婦。実母のことは好きだが、長く一緒にいると必ず喧嘩になってしまう。

趣味も合わず愚痴ばかりの実母より、義母と一緒の方が穏やかに過ごせていた。

 

キャラグッズの収集も趣味といえるが、飾るセンスがないため押入れに眠らせてしまっている。

 

 

姑との仲良しエピソード1.義実家へ行くとなんでもないことをずっと話していられる

気軽に話せる関係

 

義母は実の母よりも少し年下で、私がイメージする母親世代よりも若者感覚のある人です。

義父は教師のような雰囲気の少し厳しい人なのですが、それだけに義実家へお邪魔して義母だけがいたときは少しほっとしてしまいます。

 

そんな義母は、本を読むのが大好き。

エッセイや小説等だけでなくマンガもよく読みますし、マンガ原作のアニメについても非常に詳しいんです。

 

実は私も読書が趣味で、義母とはなんど会っても話が尽きません。

賞を取った小説の話から、好きな作家の新刊の話、シリーズものの続きの感想など、一緒にいるとすごく楽しい時間を過ごすことができます。

夫との結婚前からなんどか義実家にはお邪魔していて、夫が用事で外出している間にもずっと義母とおしゃべりをしていたことがあったほどです。

 

出産してからは話題の中心が子どものことになってしまい、あまり趣味のことについては話せていません。

だけど、コミュ障気味で未だに義実家のみなさんを前にすると緊張してしまう私にとって、気さくで趣味の合う義母の存在はとってもありがたいものなんです。

 

姑との仲良しエピソード2.偶然おたがいに同じものをプレゼントし合ってしまった

お互いを思いやる2人

 

私と義母の趣味は同じ。好みも似ていて、とくにとあるアニメのキャラクターが二人とも大好きです。

そのキャラクターは猫をモチーフにしたもので、可愛いグッズもたくさん販売されています。

 

文房具等やガチャポンのフィギュアに加えて、人気ブランドとコラボしたワンピースやストールなどのファッションアイテムもあるんです。

物によっては、販売開始からすぐに売り切れてしまうこともあって、私は見つけたら即買いするようにしています。

 

数年前、そのキャラクターの一番くじがはじめて販売されたときのことです。私は発売前から置いてある店舗を調べ、販売開始日にくじを引きにいきました。

全部で20回ほど引いて、義母が好きそうな大きなぬいぐるみとダブってしまったグッズを義実家へ持っていくことにしたんです。

義母がそれを欲しがっていたことは知っていました。

 

ただ、彼女は持病のある人で、ひとりで出歩くことはできません。

だからといって宣言してから義母の分まで買いに行くと気を使わせてしまうこともわかっていたため、こっそり購入することにしたんです。

 

ところが、グッズを大量に持って義実家を訪れると、リビングには既に義母が欲しがっていた大きなぬいぐるみが。

もちろん私が手にしていたものと同じです。義父が義母のためにくじを引きにいったのだそうです。

 

おまけに義母は、「○○ちゃん、はいこれ!」と私が欲しがっていたグッズを差し出してきました。「可愛いって言ってたのこれだったよね?」と。

つまり私たち二人は、まったく同じ考えで動き、おたがいの欲しいグッズを確保し合っていたんです。

 

持ってきたグッズをどうしようか迷っていた私でしたが、そんな母を見て隣にいた夫が爆笑しはじめました。

そこで、おそるおそる手に持っていたぬいぐるみを義母に手渡したんです。2組ずつそろってしまったグッズは、可愛いけれど大量。

それを目の前にして、私も義母と二人で笑い合ってしまいました。

 

でも、義母が私のためにと動いてくれたことはすごく嬉しかったんです。そのあとは、限定グッズが販売されるときは、前もって連絡を取り合うようにしています。

 

 

姑との仲良しエピソード3.夫と喧嘩したとき私の肩を持ってくれる

いつも庇ってくれる姑

 

義両親は二人とも非常に穏やかな性格の人たちで、だからなのか夫も優しくて大抵のことはなんでも受け入れてくれます。

だけど、私の器が小さすぎるのかちょっとしたことで喧嘩をしてしまうことも多いんです。

 

夫は私が怒っているということ自体がすごく嫌なようで、喧嘩になると冷静に話ができず、だんだんと話がこじれてしまいます。

そんなときは夫に実家へ戻ってもらうことがあるのです。

 

私は遠方から嫁いでいるため、喧嘩したからといって新幹線に乗って実家へ帰るわけにもいきません。

だからといって、怒っているときに同じ家で夫の顔を見続けるのも嫌なんです。

 

義両親はきっと、夫が突然帰ってきた理由を察しているんでしょうね。いつもさりげなく話を聞きだしてくれているようです。

そして絶対に、私の方が正しいから「謝れ」と夫に言ってくれます。

 

30代のおっさんだとはいえ、母親にとって息子というのはいつまでも可愛いもののはず。義母だって息子を家から追い出す私に、複雑な気持ちもあると思うんです。

だけどそれでも、私のことをかばってくれる義母のことはとても頼りにしています。

 

まとめ

義理の家族とのお付き合いというのは難しい面が多く、いつもうまくいくときばかりではありません。

考えていることが理解できず、嫌な思いをすることもあります。

 

だけど私は義母に対して好意がありますし、義母の方も私をなにかと気づかってくれていて、それがおたがいに分かっているから、仲良くできたのだろうとは思っていますね。