38歳女性。
シングルマザーの身で、実家に居候しています。
居候といっても、1年しか実家を出ていないので私には、ここが生活拠点。
ですが、婿もらいの祖母は自分勝手な人で、一緒の生活は大変です。
私の母親も嫁として入りましたが、大変さは見ていてよくわかります。
姑がいる家は、イヤだと実感している毎日です。
おばあちゃんを嫌いになったエピソード1.おばあちゃんのはな歌
ある日、キッチンにいるおばあちゃんの声が聞こえていました。
私は「なにを話しているのだろう……誰かいるのかなぁ」そのくらいにしか思っていなかった私。
また数分後、キッチンにいったおばあちゃんの声が聞こえるのです。
「なんだろう……」そう思った私は、なんとなく声がするおばあちゃんのほうに耳を傾けました。
「なんだぁ、はな歌を歌ってるだけなんだ。機嫌がいいみたいだね……」
しかし、「あれ、なんとなく、聞いたことのある……」、それは名前だったのです。
おばあちゃんが歌っていた歌は、なんと私に対する歌でした。
よく耳をすまして聞いてみると、「ヤダわぁ、ヤダわぁ、○○子はヤダわぁ、」と聞こえます。
この○○子とは、なんと私の名前だったのです。
私のことを不良孫だと思っている、おばあちゃんですが、「そんなに私が嫌いなんだ」と思いました。
別に、私もおばあちゃんが好きなわけではないので、悲しいなどの気持ちはありませんが、呆れてしまいましたね。
私に聞こえるように歌っているのか、それとも私に聞こえないと思って、キッチンで歌っているのかは、わかりません。
ですが、私のことをイヤだという歌詞には変わりないのです。
ますます、おばあちゃんが嫌いになりました。
おばあちゃんを嫌いになったエピソード2.意地悪
おばあちゃんは、自分のことしか考えない人ですが、「ちょっとやりすぎ」だと思ったできごとがありました。
2階にいた私に、隣の部屋から大きいな物音が聞こえてきました。
「なんだろう……?」と思った私は、隣の部屋をのぞきに。
すると、おばあちゃんが部屋の片づけをしていました。
その数分後、私は2階の階段から1階へ降りようと、階段を降りはじめ、4段くらい降りたときのことです。
すごい音がしたので、ふと階段の上を見あげました。
すると、隣の部屋で片付けをしていたおばあちゃんが、片付けた荷物を階段から投げたのです。
階段を降りていた私は、驚いて慌てて、階段を降りました。
最後の2~3段くらいで、そのおばあちゃんの落とした大きな荷物は、私に当たります。
荷物に押された足もとは、転ぶ寸前でした。
幸い、壁に手をついたので転倒したり、落ちることなく、すみましたが、やりすぎです。
「私が階段を降りているのに、どうして荷物を投げるの?!」と怒って、私は、1階から叫びました。
「あらぁ、いたの? わからなかったぁ~」と、いかにも意地悪で、「嘘ですよ」と言わんばかりの言い方です。
もちろん、私もわざと落としたことは承知しています。
ですが、一歩間違えれば、大けがをしてしまうところでした。
私は、おばあちゃんの人間性を疑います。
「一緒に生活をしている以上、どうにかしなくては……」と思いながらも、なにを言っても、言いわけや聞く耳を持たないので、本当に悩みました。
おばあちゃんを嫌いになったエピソード3.人付き合い
毎日、家にいるおばあちゃん。
そこへ、毎日のように遊びにくるおばあちゃんの友だちがいます。
二人でお茶を飲みながら、数時間も話をするだけなのですが、仲がいいのか、毎日きては楽しそうにおしゃべりをしていました。
ですがある日を境に、その毎日のようにきていた友だちのおばあちゃんが、パタッとこなくなったのです。
「ケンカでもしたのかな? 風邪でもひいたのかな」くらいにしか、思ってもいなかった私。
そのため、あまり気にもとめていませんでした。
そんなある日、別のおばあちゃんがお茶を飲みにきていたときのこと。
隣の部屋にいた私に、会話が聞こえてきました。
おばあちゃんの話の内容なんて、聞きたくもないし、聞くつもりもないです。
ですが、聞こえてきたので、イヤでも耳に入ってきました。
その内容は以前、毎日のようにきていた友だちのことを話している様子。
「ヤダヤダ、犯罪者の人とはつきあいたくない。恐ろしい」と聞こえてきたのです。
気になった私は、自分の母親に聞いてみました。
すると、どうやらその友だちのおばあちゃんの旦那さんが、交通事故をおこしてしまったらしいのです。
そして旦那さんに過失があったかどうかは、わかりませんが、相手が亡くなってしまったようで……。
「旦那さんは、交通刑務所に入ったらしい」と言うことでした。
詳細は、もちろん分かりません。
ですが、交通刑務所、刑務所に入ったということで、犯罪者呼ばわりをしていたのです。
毎日きていたおばあちゃんが、相談をしにきたらしいのですが、うちのおばあちゃんは追い返したようでした。
「本当の友だちなら、話を聞いてあげたり、心配して家に行ってみたりするものではないか」と、私は思うのです。
ですが、私のおばあちゃんは心配するどころか、逆のことをしています。
恐ろしいのはあなたです。おばあちゃん。
「なんて酷い人。人間? この人は悪魔なんじゃないか」と私は思いました。
まとめ
おばあちゃんは、私の実の祖母です。
実の祖母ながら、あまりの非常識と意地悪で本当に困っています。
何度か、話しをしてみましたが、まったく話し合いにならないのです。
それ以来、私も話もしないし、関わらないようにはしていますが、1つ屋根の下で生活しているので、正直大変で仕方ありません。