いじめられっ子の私が新学期の不安を乗り越えた方法3つ

学校

29歳女性。

実家暮らしの、気ままなクラウドワーカーです。

 

小さいころから、いじめられることが多かった私。

なので、「どうすれば、これ以上いじめがひどくならないか」を常に考えながら、学生生活を送っていました。

そのおかげで、皆が不安になりやすい新学期時期も、自分なりの対処法で、乗り越えられるように。

 

現在は、その反動か、自己啓発本に夢中。

 

 

新学期の不安を克服したエピソード1.クラスの雰囲気を見極め、自分と同レベルの相手を探す

女子学生

 

1学年の生徒数が多い中学校、高校の場合は、新学期にクラス替えが行われることが多いでしょう。

「今まで話したことがないクラスメイトと、また最初から、人間関係を築いていかなければならない」

そんな不安な気持ちを抱いた方も、多いのではないでしょうか?

 

また、1学年の生徒数が少なかったり、学科ごとにクラス編成されている場合は、少し違ってきます。

この場合は、新学期になっても、クラス替えがないことが多いです。

 

そんなときに、悩みの種となりやすいのが、これではないでしょうか?

「また、苦手なクラスメイトと一緒のクラスで、1年間を過ごさなければいけないのか」

 

私は、ずっといじめられ続けてきた人生でしたから、新学期に、いつもこういった不安を抱えていました。

中学生のときは、毎回よく知らない人たちばかりのクラスに、放り込まれた私。

 

「また最初から、クラスでの人間関係を築いていかないといけない」

そんな苦痛に悩んだものです。

 

高校生のころは、1学年の生徒数が少ないせいで、3年間ずっとクラス替えがありませんでした。

「この人たちと、ずっと一緒のクラスなんて、憂鬱」と、新学期への不安感でいっぱいでしたね。

 

そんな私が、実践した方法。

それは、「新学期の登校初日は、クラスの雰囲気を見極めて、自分と同レベルのクラスメイトを探す」というものです。

 

クラスには、見えないヒエラルキーが存在しています。

大体どのクラスでも、ヒエラルキーの頂点は、美人&イケメンの派手グループ。

その下が、派手グループに取り入ろうとする、いきがっているヤンチャグループになります。

 

さらにその下には、派手でも地味でもない、傍観者モブグループがいて……。

最下層が、いじめの対象になりやすいような、容姿や見た目、性格した人のグループです。

 

まずは、自分を客観的に見てください。

もしも、自分が最下層グループに属すると思うならば、「新学期デビュー」はあきらめてくださいね。

 

無理して、ヒエラルキーの頂点グループに入ろうとしてはいけません。

なぜなら、そこへ入っても、頂点グループ内でいじめられるか、ヤンチャグループに目をつけられるだけだからです。

 

最下層グループのなかで、「この子は、自分と同レベルだ」と、思った相手に狙いを絞って、話しかけてください。

そうすれば、相手もあなたに対して、「この人は、自分と同レベルだ」と思います。

そこで仲間意識が生まれて、すぐにクラス内での友だちがつくれるでしょう。

 

「このクラスで、休憩時間を一緒に過ごす友だちをつくれるか」

「お昼ご飯を食べる相手をどうやって見つけるか」

「移動教室や体育の授業、校外学習などで、1人ぼっちにならないか」

 

新学期で不安になりやすいのは、この3つです。

クラスをよく観察していると、あなたの入り込める隙が見えてきます。

その隙を見つけて、話しかけていけば、不安も簡単に乗り越えることができますよ。

 

新学期の不安を克服したエピソード2.トラブルを招かない、万人受けするキャラ設定をつくる

考える女子中学生

 

新学期でいじめを受けやすい、クラスメイトから「こいつは、自分よりも下だ」と、舐められやすい人には特徴があります。

それは、見るからに気弱そうで、話しかけてもちゃんと受け答えができない人。

または、厨二病のような発言やオタク発言、ゲスい下ネタが多い、痛い人です。

 

この2種類の人間は、とくに「下に見ても、許される相手」だと思われやすいですね。

そのせいで、新学期から友だちをつくれず、クラスから浮いてしまう形になります。

なぜ、こう断言できるかというと、私がかつて、そういった人間だったからです。

 

中学生のころは、やたらとクラスメイトにオドオドしていた私。

つい、「相手を怒らせないようにしないといけない」と、敬語を使っていました。

 

それが、「人をいじめたい」という加虐心を持つ、クラスメイトを刺激したんでしょうね。

余計にいじめが悪化して、新学期からぼっち。

 

高校生のころは、「今までの自分を変えよう」なんて勘違いをして、女性なのに一人称は「俺」。

やたらと男っぽい言葉遣いをしている、いわゆる俺女でした。

 

しかも、オタクなうえに腐女子で、それを「かっこいい」と思っていた私。

大きな声で同人誌について語ったり、腐った話しをしていましたね。

 

最初は、仲間だと思っていたクラスメイトが、相手をしてくれていました。

ですが、私がいじめられはじめると、すぐに離れていったのです。

 

「新学期に友だちがすぐできるか」「新学期早々、いじめられたりしないか」

このような不安を乗り越えるためには、「トラブルを招かない、万人受けするキャラ設定」を徹底することをおすすめします。

 

新学期には、痛い子デビューをするのではなく、いじめや仲間外れからは一番ほど遠い、傍観者モブデビューをするのです。

実は、一番目をつけられにくいのが、ヒエラルキーの真ん中辺りにいる傍観者モブ。

クラスの大半が人数を占める分、ここに属していれば、まずぼっちになることは避けられるでしょう。

 

そして、「誰とでも(どのグループの人とも)そこそこ会話ができる」立場でもあります。

また、クラス替えがあったとしても、そのとき築いた関係を新学期に持ち越せるのです。

 

「表立っていじめず、かといって、不必要な正義感でいじめを止めない」

「痛い発言や空気を読まない行動をしない」

「人前で泣いたり、クラスメイトに怯えを見せたり、歯向かってマウンティングをしない」

 

万人受けするキャラ設定とは、こういう人のことをいいます。

簡単にいえば、目立たず、騒がずな人です。

こういう人を目指せば、簡単に新学期の不安を乗り越えて、1年間を平穏に過ごせます。

 

 

新学期の不安を克服したエピソード3.自分のクラス以外に、居場所を見つけておく

バレーボール部

 

「新学期に、クラスのなかで、自分の居場所を見つけられなかったらどうしよう

その不安を乗り越える方法。

それは、自分のクラス以外に、居場所を見つけておくことです。

 

私も、クラス内でいじめられ、辛い気持ちで学生生活を過ごしていました。

ですが、部活やほかのクラスの人との交流、趣味やSNSといった、クラス以外の居場所を見つけていた私。

なので、今まで死なずに、どうにか生き延びています。

 

「クラスのなかで、友だちができなかったら……」、「クラスのなかで、自分1人だけ、のけ者にされたら……」など。

新学期は、クラス内のことで、頭がいっぱいになってしまうでしょう。

しかし、なにも自分の居場所をクラスだけに限定する必要はないのです。

 

学校には、「同学年の別のクラス」、「上級生や下級生」、「部活」という、別の居場所があります。

保健室だってありますから、いざとなったら、保健室登校もできますよね。

それに、学校以外には「塾」、「習いごと」、そして「趣味で繋がったSNS上での友だち」と、至る所に居場所があるのです。

 

たとえば、そこから少しずつ、人の輪を広げていけば、自分のクラスに、居場所をつくるきっかけもできます。

それに、「クラス内」が辛かったとしても、「クラス以外の人」と交流できることで、実質的なぼっちは免れるでしょう。

 

狭い視野を持ってしまうと、ますます新学期が不安になってしまうので、こうした広い視野で、不安を乗り越えてください。

 

まとめ

新学期になると、クラス替えや人間関係についての不安が生じやすいです。

私も、その不安を抱えて、学生生活を送っていました。

ご紹介した不安の乗り越え方を実践すれば、新学期が辛くて、学校へ行くのが怖い気持ちも、解消できるはずです。

 

考え方や生き方を変えてみるだけで、あなたの新学期ライフは、劇的に変化するでしょう。