35歳男性。
栃木県内の中学校教諭を経て、現在は東京都内のIT企業に勤務。
中学校の教諭時代に、お見合いツアーに参加して、中国人の妻と国際結婚した。
結婚するまで、妻のスッピン顔を見たことがなく、はじめてスッピンを見たときは仰天。
それ以来、夜の夫婦生活を営むときは、妻の顔を見ないようにしている。
また、現在住んでいる生活圏では、赤の他人から妻の外見について、心ない言葉を言われてしまい、辛い思いをしました。
趣味は、ロードサイクリングと読書と株式投資。
見出し
嫁がブスすぎて辛いこと1.結婚2日目でブスだとわかり落胆した
栃木県の人口5万人程度の田舎町で、中学校の教諭をしているときのこと。
中国へのお見合いツアーに参加して、いまの妻と知り合い、結婚しました。
このため、私は結婚するまで、妻のスッピン顔を見たことはありません。
中国でお見合いをしたときには、妻もそれなりの化粧をしていましたし、当時は結婚相手を確実に見つけることが最優先でした。
このため、お見合いツアーに参加していたときの私の気持ちとしては、外見よりも結婚。
なので、相手がとんでもないブスでないかぎりは、外見にこだわるつもりはなかったのです。
やがて妻が日本へやってきて、結婚式と披露宴を開きました。
結婚式や披露宴では、何度か妻は化粧直しをしていましたが、私は妻の顔を見て、「まあまあ、可愛いじゃないか」と思い込んでいたのです。
そして、妻と初夜を迎えましたが、妻は化粧を落とそうとしませんでした。
ですから、顔にキスする気にはなれず、さらに、顔に汗をかいている妻。
「疲れているのかもしれない」と、そのときは思ったのでした。
そして、2人で栃木県の実家へ行き、2日目の夜がやってきました。
結婚2日目になっても、妻は化粧を落とそうとしませんでしたが、かなり顔が汗ばんでいた状態。
私が「シャワーでも浴びたほうがいいよ」と勧め、妻はシャワーを浴びはじめました。
そして、妻がシャワーを浴びて、いそいそと寝室へ入っていこうとするところを、私は待ち構えて、彼女のスッピン顔をはじめてみたのです。
肌荒れが、ひどくてガッカリしました。
「普段、肌の手入れをしていないのではないか」と思えるほど。
「よくも、お見合いパーティーで、俺をだましてくれたな」と思いましたね。
このときほど、「恐るべし、化粧品」と思ったことはありません。
それ以来、夜の夫婦生活を営むときは、必ず電気を消して、真っ暗にします。
そして、できるだけ妻の顔を見ないようにしているのです。
そうしないと、途中で元気がなくなってしまいます。
いくら私が若ハゲで、ブサイクな顔つきをしているからといって、「結婚相手について、妥協しすぎたのかもしれない」と後悔したのでした。
嫁がブスすぎて辛いこと2.ママ友の子どもから豚と言われる
私たち夫婦の間にも子どもが生まれて、現在、子どもは保育園に通っています。
そのため妻にもママ友ができて、たまに平日の昼間には、おたがいの自宅を訪れて、お茶を飲みながら、会話を楽しんでいるようです。
妻のママ友の子どものなかには、私の子どもよりも年長の子どももいます。
子どもですから、突然、思ったことをそのまま口にしますよね。
正直なのは、子どもの取り柄。
しかし突然、私の妻の顔を指さして、「ブス」と言ったそうなのです。
あるときは、「あっ、豚だ」と言われたことも。
ママ友は「そういうこと言うのはやめなさい」と、自分の子どもを注意してくれたそうですが、妻は傷ついたようで……。
子どものストレートな発言は、普段は神経の太い妻のハートに、突き刺さったようです。
しかし、それが事実なので、言い返しようがありません。
顔つきが豚なのです。
鼻が上を向いていますから、鼻の穴が正面から見えます。
そして、丸顔でふっくらしていますから、「豚と言われても、仕方がない」と思いました。
それにしても、自分の妻が「豚かよ」と思ってしまうと、自分が情けなくなってしまいます。
嫁がブスすぎて辛いこと3.夫婦で並んで街を歩いていて心ない言葉を言われる
休日になると、子どもを連れてスーパーに買い物に出かけたり、公園を散歩したりします。
栃木県で結婚生活を送っているときは、近隣に公園などありませんでしたから、都会暮らしをして、楽しみが増えて喜んでいる妻。
ですから、東京でサラリーマンをするようになってからは、休日には夫婦で外出することも増えてきました。
一方では、栃木県から都会に引っ越してきて、心ない言葉を浴びせられたり、辛辣な態度を取られることが増えてきています。
夫婦で並んで歩いていると、向こう側から歩いてくる若いカップルが、私たち夫婦の顔をチラリと見て、こんなやり取りが行われるのです。
「見た?」と男性の声が聞こえて、「見ちゃった」と女性の声が。
そして、「ぐふふ」と笑い声が聞こえてくるのです。
こんなこともあります。
少し距離の離れた場所から、明らかに私たち家族のことを話している声が聞こえてくるのです。
「あれが親じゃ、どっちに似ても子どもが可哀そうね」と。
さらに、「母親に似ると最悪だな」とも言っています。
まるで、「ブスな女は子どもをつくってはいけない」と言っているように聞こえて、とても辛い思いをした私。
さいわい、妻は日本語を完璧にマスターしていませんでしたので、辛い思いをしたのは私だけでした。
まとめ
妻がブスということは、夫もブサイクということです。
夫である自分がまともな顔つきをしていれば、もっと平均的な容貌の女性が、私と結婚してくれたことでしょう。
妻がブスだと、赤の他人から差別されるのが本当に辛いですし、夜の夫婦生活を送るときは、妻の顔を見ないように努力するしかないのです。