「ダメ男製造機」の私が男をダメにしてしまう理由3つ!

悩む女性

29歳女性。看護師として大学病院勤務。交際人数は3人であるが交際中に3人とも仕事やバイトを辞めさせている。自分との時間をなによりも大切にして欲しいと願うあまり、交際相手にはプライベートな時間を一切与えないという癖あり。現在の相手とは交際2年目に突入。

 

 

男をダメにしてしまう理由その1.交際を始めたら超束縛生活

鳥かご

 

男性と交際がはじまったその日から束縛生活のはじまりです。

もちろん、彼に束縛されるのではなくわたしが彼を超束縛します。

 

一人暮らしをしていた男性だったのですが、とにかくわたしの家から彼を帰しませんでした。

 

「そろそろ帰るね。」と彼に言われたら、とにかく甘えてさびしがりました。

「もう帰っちゃうの、やだよさびしい、ずっと一緒にいたいのに。」と目を潤ませてお願いするだけ。

 

それが付き合いはじめたばかりの彼女からのお願い、ともなればなおさら彼は断るわけにはいきません。

 

しかし彼も仕事があったり友人との約束があります。

そんなときは、「用事が終わったらまた会いに来てくれる?」と言うのです。

「もちろんだよ」と言ってくれるならそれでいいですが、「今日は家に帰るよ」と断ってくる場合もあります。

 

その場合は、「あなたの好きなものつくって待っていたいの、お料理がんばるから会いにきてほしいな。」と言うだけ。

わたしはこれを言って断られたことはありません。

 

このやりとりをなん日間か続けると、いつの日からか男性は自宅に帰らなくなります。

むしろ、わたしの家が自宅かのように毎日仕事が終わると、手料理を楽しみに帰ってくるようになりました。

 

そして束縛生活に拍車をかけるため、彼が使用する日用品を切らさないようにすべて買いそろえておきました。

例えば、歯ブラシ、コンタクト洗浄液、使い捨てのシェーバー、シェービング剤、整髪料などなど。

このほかにもたくさんありますよね。

 

わたしはそれらすべてを自宅に買いそろえておきました。

彼に「なにかお気に入りのメーカーのものがある?」と聞いて、それを用意しておくようにしました。

 

日用品のほかにも、彼しか食べないスナック菓子や、彼しか飲まないビールなども用意しておきました。

そうすることで、「買っておいてくれた」と思われるだけでなく、自分しか使わないものを自宅に用意してくれる彼女、と印象付けることに成功しました。

 

「頼まなくてもやっておいてくれる、用意しておいてくれる、気配りができる」と思わせると同時に、この子といると楽ができるというふうにも思わせるのです。

 

 

男をダメにしてしまう理由その2.彼のダメなところをとにかくせめる

責める女性

 

彼を甘やかすだけではありませんでした。

彼の性格でよくないところ、例えば、時間にルーズだとか、脱いだものを脱ぎっぱなしにするなどの小さいことです。

これをしつこく、せめ立てました。

 

「どうしてなん回言ってもできないの」、「どうしてこんなにだらしがないの」、「よくそんなんで今まで生きてこられたね」ときつい言葉でまくしたてました。

そのあとに言う言葉がとても重要でした。

 

「あなたみたいなひと、わたし以外の女の人はうまくやっていけないよ」

 

このひと言を言うだけで、「自分にはこの子しかいないんだ、この子を手放したら絶対にだめなんだ」と錯覚させることができます。

彼にこのきつい言葉をいうとシュンとして落ち込むのです。

 

しかし、「君がいてくれて良かった」となんどの表情を浮かべていたのがとても印象的でした。

わたしは、この顔が見たくてなん回もこのやりとりをやっていました。

 

男をダメにしてしまう理由その3.仕事を辞めさせる

退職届

 

わたしは職業柄お給料はとてもよかったのです。

一般職のOLさんの2~3倍くらいのお給料をもらっていたと思います。

 

それを、ダメ男製造のために使いました。

彼に仕事を辞めてもらうのです。

 

ふつう、男性はそう簡単には仕事を辞めません、当たり前です。

しかし、わたしは数ヵ月の時間をかけて、彼が仕事を辞めたくなるように仕向けていました。

 

普段の会話の中で、「わたしは旦那さんには主夫になってもらうのが理想なの。わたしが働いて、旦那さんにはおうちで家事をやってもらいたい。最近はそういうケースが増えてきてるみたいだよね」と話します。

 

はじめは「主夫なんて」と否定的な男性も、繰り返しその話をするうちに「そういうのもありかなぁ」という思考に変わってくるのです。

時間をかけて彼を洗脳し、主夫に対する抵抗がなくなってきたころが仕事を辞めさせるチャンスでした。

 

このころに彼から仕事の愚痴を言われたら、わたしは内心「よっしゃ!とうとうきた!」とガッツポーズです。

 

「仕事がうまくいかない」と相談されたら、「もう辞めちゃえば?わたし二人分の生活費くらい稼いでるし、問題ないと思うよ。そろそろ結婚かな、とも思ってたし、主夫になってもいいんじゃないかな」と伝えます。

 

もちろん彼は驚きますが、主夫への偏見も取り払い、金銭面も問題ない、そして結婚を考えている相手からの要望ともなれば受け入れてくれるんです、不思議ですが。

作戦通り仕事を辞めさせことに成功したわたしは、達成感にみちあふれていました。

 

まとめ

このように、わたしは彼を閉じ込め、彼には「私しかいないのだ」と思い込ませることに必死でした。

そして最終的には仕事を辞めさせ、自分だけでは生きていけない、なにもできないダメ男を作りだしたのです。

 

彼はわたしの希望通りの女に依存する自立心のない男性になってくれ、わたしは大満足です。

 

問題は、わたしが彼に飽きたときですね。

果たしてわたしと別れたら彼はどうなるのか。

今は実行する気はありませんが、そうならないともいえず自分で自分が怖いです。

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