ミスは他人のせい!うざいお局のエピソード4つ

シニア世代

35歳、1男1女の母、小さな本屋で働いています。

小さなコミュニティには、必ずいるお局と、日夜闘っている私。

 

一度、ものすごい反撃に出たことがありました。

しかし、あまりお局のことばかり考えていると、大好きな庭のお花が枯れてしまう気がして、最近は、右から左に流しています。

 

 

うざいお局のエピソード1.家族構成を知りたがる

シニア世代

 

お局って、顔を見たらわかりますよね。

初勤務の挨拶もそこそこに、こちらを上から下まで、値踏みするような視線を送ってきます。

 

「結婚されてるんですって?」、「お子さんはいるの?」からはじまり……。

「いくつで結婚したの?」、「どこで知り合ったの?」は、序の口といえます。

また、主人の職業まで、根掘り葉掘りと尋ねられました。

 

私の主人は電車の運転士をしており、社名を言うと、一応誰もが知っている企業です。

ですので、ぼやかして「専門職です」と言ったところ、グイグイ食い下がってきました。

「医者? 弁護士? でも、そんなんだったら、働きに出ないよねー! 介護?」と。

 

その後も、なにかと主人の年収を聞きたがる、そのお局。

なので、私はこう答えたのです。

 

「生活費じゃなくて、自分の奨学金くらい、自分で支払いたいので、働いているだけです」

「主人は、関係ありませんよ」と。

 

すると、途端に、風当たりがきつくなりました。

一体、主人の職業や年収を把握して、なにがしたいんでしょうか?

 

うざいお局のエピソード2.噂話は仕事の一環

電話

 

私が勤めているのは、チェーン経営の書店で、なかでも、駅構内にあるキヨスクくらいの、規模の店です。

人員はいつも2名で、お局とあと1人、誰かが入る配置になっています。

 

その日に入荷した荷物の梱包を解き、付録が抜き取られないように紐をかけ、前日の売れ残りと交換して、陳列。

その間に、レジにいらっしゃるお客様対応をするのが、私たちお局以外のスタッフの仕事です。

 

かたや、お局の仕事はというと、お客様から見えないバックヤードに座って、タバコを吸いながら、シフトをつくっています。

また、入荷や売上を本部に連絡、あとは他店舗の店長陣と、内線でひたすらお喋りです。

 

お局も、大変だと思う私。

バイトでありながら、週5フルタイムで勤務しなければなりません。

 

それに、「小さな店だから」という理由で、本来社員がやるような仕事をさせられているのですから。

ただ、お客様から「レジ、1人しかいないの?」と言われているときくらい、ちょっと手を離して、手伝いにきて欲しいものです。

 

一度、それで、大きなクレームに発展したことがあります。

見かねた社長が、他店舗から社員を監視役に置こうとしたのですが、お局はこう言ったのです。

 

「社員さんはいりませんよ。私、社員さんの仕事、全部できるし」

「それに、仕事を減らされると、生活が苦しくなるから」と。

 

「『全部できるし』じゃなくて、『全部やらせる』の間違いでしょ?」

その言葉が、喉もとまであがってきました。

 

それで納得する社長も、社長だと思いますけどね。

 

 

うざいお局のエピソード3.ミスしても他人のせい

シニア世代

 

結局、そうしてみんなが無理をして働いていたら、どこかでミスが生じます。

ある日、たまにしか接客しないお局が、お客様が電話注文した商品を、出版社から取り寄せる手続きを忘れてしまいました。

ほかのスタッフなら、絶対やらないような初歩的なミスです。

 

本部にもクレームが行き、お局は始末書を書く羽目になり、「いい気味だ」と、みんなで笑っていたのも束の間。

次の日出勤すると、全員が目を通す連絡ノートに、私に対する悪口が書き殴られていました。

 

「ミスしたあの日、一緒に入っていたのはあなたでした」

「あなたはゆっくり品出しをし、接客をしていたので、電話に出てくれなかった」

 

「いつも思っていたけど、仕事が遅い」「あなたが電話に出なかったから、私があのクレームのお客様の対応をすることになった」

「私は、あなたと違って忙しいんだから、もっと気を使ってくれないと、店が回らない」

 

「小学生の子どもでも、そんな言い訳しないぞ!?」

そんな内容に呆れ果てた私は、その場でスマホで写真に残し、本部に報告することにしたのです。

 

そのころには私も勤続5年、お局は勤続15年ですが、「もうそろそろ、反撃してもいいだろう」と考えました。

 

うざいお局のエピソード4.上司も叱られたら、泣き落とし

指差す女性

 

A4ノート2ページに渡り、汚い字で書き殴られたお局の主張は、すぐさま社長の目に入ります。

お局と私が一緒のシフトの日に、人事部の社員が訪ねてきたのです。

 

「トラブってるみたいだね。もう限界でしょ? お客様からもクレームがきてるし」

そう言って、社員が例の「お局の主張ノート画像」をお局の前に出した途端。

彼女は一瞬、こちらを睨みつけ、そのあと急に、「私だって、一生懸命やってるんですよ」と、シクシク泣きはじめました。

 

これには、社員も苦笑い。

ですが、優しく諭すようになだめたのです。

 

「あなたが頑張っていることは否定しない。でも実害が出ている」

「こうした強い言葉を公開するのは、パワハラにつながる」と。

 

しかし、お局は「私の15年はなんだったの!?」と、泣き叫びました。

次第に、私もイライラしてきてしまい……。つい口をはさんでしまったのです。

「だって、お局さん、『手伝いますよ』って手を貸しても、『人の仕事を取るな』ってずっと言ってきたじゃないですか」と。

 

結局、小1時間、お局は泣き続けましたが、翌日から、他店舗の社員が入るように。

肝心のお局は、その後、ほかのスタッフと同じように、しばらく働いていました。

ですが、人事異動に伴って、再び社員不在の店に戻り、1年経った今は、また前のように幅を利かせているのです。

 

私のことをさそがし、恨んでいるようで、あれ以来、私の影口を言う日々が続いています。

「旦那さんの稼ぎが悪いから、働いているのに、見栄張ってるのよ」

「無理して、子どもを私学に通わせちゃって」と。

 

まとめ

どんな職場にもいるお局。私の経験上、こう断言できます。

「『異常な好奇心』『噂好き』『ミスを認めない』、この3点が備わったら、もうその人は一生、お局気質だろうな」と。

 

周りの人は、なにも言わないだけでわかっているので、腹は立つけど、相手にしないが吉ですね。